倒れている!?
ちょっと前のこと。
長い廊下に何か見え・・・・ますか!?
近づくと・・
座禅を組んで瞑想!?してみえる
入居者さんの姿が。
最初は「意識なくなってんでは!?」
と思える程のたたずまいでしたので、
注視してみると、呼吸は普通にしてみえるので
「まぁ、そんな事もあるか」
という事で、座布団をさりげなく置いときました。
ちょっとすると。。。
ちゃんと座布団使ってみえました。笑
廊下のここだけ窓があり、
お日様が差し込んでいる場所です。
ただし今はほぼ「夏」
冬ならぽかぽかで気持ちいいのだと思いますが、
今はさすがに暑いのでは!?と思えます。
更にちょっとすると、なんか姿勢が変わっていました。
見えますか?
こんどは横たわってみえました。
当然「枕」を置いておいたら、
それも使ってみえました。
この後、「お茶」を添えておいたのは、
言うまでもありません。
みなさんにとっては「住んでいる場所」ですからね。
なんだってありです☆
当然、後から入ってきた職員は
「倒れてる?」
皆、驚いていました。笑
滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治
あなたはどっち派?
グループホーム1階職員の高井さんが、入居者さんに聞いてます。
「ぎょうざのタレに、ラー油入れますか?」
これ、結構人によりけりですよね。
あなたはラー油入れる派? いれない派?
ちょっとした事ですが、
意外と個人の好き嫌いの分かれるところです。
それを丁寧に聞いていく事は、
「その人」を大切にしていく上での基本ですよね。
手間はそんなにかからなくても、
相手を尊重したり、主体性を導き出す上で、
相手の意思を確認し続ける事、
それをできる限り実行できるようにしていきたいものです。
滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治
いいね!
日頃の様子から
緑内障の関係で目がほとんど見えないのに
きっちり掃除をされるI様
話しをされる事はなく、寝ている事が多いのですが、
外のお日様や風を感じ、目を細めたりされるY様
ご自分の世界があり、こちらのペースに乗って頂くのは難しいのですが、
時々素敵な笑顔と会話が成り立つM様
怒りっぽいところがあるのですが、
玄関の花に霧吹きで水分をかけていたI様
皆さんたくましく暮らしてみえます。
皆さん「いいね!」
滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治
あっ! 最後の写真の水分というのは、
玄関に置いてある、手指消毒用の霧吹きです。
この後、花はどうなるのやら・・
0歳から100歳超え
生後11ケ月になる息子が立ち上がり、歩き出しました。
「歩く」「移動できる」という事は、
「意思」を「行動」に移す、とても大切で素敵な事ですよね。
この人が早期に獲得するとても基本で大切な能力・機能を
可能な限り使い続けられるようにしたいものです。
できるだけ、可能な限り、最後まで「歩く」「歩けるように」
歩けなくなっても、自助具や車いすを利用してでも、
意思を行動に移す事を応援し続けていきたいものです。
滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治
100年間歩き続けるって、どんなですか?
本当にすごいとしか言いようがないですね。
尊敬~★
意思:自分の考えや思い
行動:目的に向かい動くこと
忘れてた
用事があり、家族へ電話した時のこと。
「お母様ですが、最近は○○で××で・・」
「何か気になる事ありますか?」
と用事に絡めて状況報告をさせて頂きました。
「最近、おふくろの事忘れてしまう事多くて(笑)」
と返答。
滝子通一丁目福祉施設でもきっとどこの施設でも、
「家族と共に」「家族と連携して」
というスタンスはあると思います。
でも、今回のコメントのように、
忘れる=お任せする
信頼する
自分達(家族)の暮らしを送る
といった、家族側の実際の思いも大切なのだと思うのです。
身内の方が「要介護」や「認知症」になっていく事。
それと向かい合いながら暮らしていく事。
それは時にはとても大変な事でしょう。
国の公的保険として、国民全体で支えましょうと
始まった介護保険制度。
施設利用料を支払い、
施設運営にも協力する。
(行事参加、ボラ、面会等)
これが正解ともいえないのではないでしょうか。
(もちろん積極的な家族側からの関わりは大歓迎です!)
公的保険を利用し、利用料を支払い、
あとは家族は家族の暮らしを取り戻していく。
時には忘れてもいいのでは?
あとは、僕等に任せてください。
(任せてもらえるよう頑張らなければですが)
家族の数だけ、施設との関係の在り方があります。
忘れてもらえるようにがんばろっと☆
滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治
九州豪雨による被災者の方々
介護関係者の方々。
心配しております。
心からお見舞い申し上げます。
「嬉しい出来事!」
グループホーム職員の古賀俊樹です。
7月に入りましたね。
でもまだまだ梅雨真っ最中。
それでも晴れると32℃前後と暑くなります。
人々の移動が解除になり、少しずつ日常生活に戻りつつあるこの頃です。
今回は二人の入居者様に絞って
書かせて頂きたいと思います。
まず、花の手入れが上手なK様。
調理では炒め物や盛り付けなど行ってくださり、
床をホウキで掃いて下さり、暮らしの中でお力を発揮して頂いています。
最近梅雨でなかなか外出が少ないこの時期ですが、
久しぶりの晴天で昼食後k様に
「今日は一日中天気が良いので
お散歩しながらお花屋さんに行きませんか?」
と尋ねてみました。
すると「行きましょう!」となり身支度をして出発。
久しぶりの晴天でもあり気持ちの良い気候で
道中は外の空気や風を楽しみながらのんびりと歩きました。
15分ぐらいで花屋に到着し、選んで下さいました。
「沢山の花でいっぱいで綺麗だね」
いい表情です。
お花の匂いを感じ「来てよかった!」と笑顔もありました。
お会計をして少しお花を見ながらホームに戻る途中に
和菓子屋さんをみつけました。
最近食事量が少ないY様の顔が頭に浮かびました。
この頃食事量が以前より少なく、何が食べたいのか
レシピ本を見ながら訪ねてみたのを思い出しました。
「これ美味しそうだね~」とお肉やお魚など見ていましたが
「何か甘い物が食べたいなぁ~そうだなぁ~
さっぱりして冷たい物あんこが食べたい!」と話していました。
そのことを思い出して和菓子屋さんに少し寄り道をしました。
夏限定の冷たい冷やし饅頭が売っていたのでそれを買ってホームへ戻りました。
帰宅後、買ってきたお花をK様が花瓶に入れている姿を見てY様から
「綺麗な花だなぁ~」と言ってくださり、
その流れで「お花屋さんの帰りに和菓子屋さんに寄って
冷たいお饅頭買ってきました。もうすぐ3時になりますので
おやつにでもどうですか?」と尋ねる
「本当?食べる」とにこやか表情で冷やし饅頭を食べられていました。
全部食べられるのか不安もありましたが冷たくて食べやすいのもあり
綺麗に全部食べられ「美味しかった、ありがとう!」と言って頂きました。
いい支援が出来たのではないかと嬉しかったです。
また、他の入居者様からも綺麗なお花を見ながら食べる
久しぶりのスイーツでもあり「美味しかった!」との声が聞こえてきました。
今後も入居者様の気持ちを尊重しながら支援していきたいと思っています。
グループホーム職員 古賀 俊樹