緊急対応☆
昨日19時過ぎ、安否確認を兼ねて訪問したスタッフより、家の中の状況(環境面)が良くないと報告を受けました。
家族に連絡して確認したところ、対処するにはもう少し時間がかかるとの事。
この環境面というのは、事業所としては介入しにくい事です。
(わかりにくくてすみません。個人の事情なのでこんな表現しかできませんが・・)
その晩だけの事ではありませんが、とりあえず今晩どうするか・・
一人だと不安が募ります。
転倒による骨折や怪我のリスク
火事の危険性
その他、予測しない事
「さて、どうするか・・」
そんな時に、小規模多機能型居宅介護としてどう動くか。
家族に相談した上で
「今日、今から迎えに行き、クラブ滝子に泊りましょう」
といった選択枝をとる事になりました。
20時にはクラブへ到着し、ご本人、家族、事業者として
とりあえず昨日を凌ぐ事ができました。
予算の関係もあり連泊は控えたいところなので、今晩からは
アイディアと工夫で、乗り切りる段取りをしています。
どうでしょう?
小規模多機能は自宅の暮らし、ご本人を支えるために、
できる事はなんでもやる!
という意気込みで今後も仕事をしていきたいと思います~☆
滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治
あの手この手
朝食の食べが進まない方がみえました。
声かけしても進まず・・
時々は口に運ばせて頂くも難しく・・
粘ってもだめなら諦める!
では芸がないので、手を変えることに。
この日は、たまたま行ける体制だったので近所の喫茶店へ行ってみました。
すると・・
パンを食べ、珈琲を飲み、ゆでタマゴをペロリと☆
(パンのみみは、意図的に残されていましたが)
人は環境が変わると、スイッチが入ったり、対応力がアップしたり、
その環境に影響を受ける生き物ですよね。
環境を変え
タイミングを変え
形状、見た目を変え
アプローチする職員を変え
違う品物に替え
食べたい!って思えるものを買い
頭の中で描いている固定観念を変え・・
あの手この手で、ご本人の心と体に諦めずにアプローチし続けていきたいものですね。
滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治
学び
本日は東京の ㈱大起エンゼルヘルプより、理学療法士(PT)の田中義行さんが滝子に来られました☆
TV、講演会や研修、本、等で大活躍中の田中さんです。
波の女のサポーターとしてずっと関わって頂き、本当にありがたい事です。
まず前半は、現場の利用者・入居者さんへの介助方法をレクチャーして頂けました。
ちょっとした現状把握でズバッと問題を見つけ、ベスト、ベターな改善アプローチを導き出されています。
今現在のコツだけでなく、先の事も考えた上で、「今はこうした方が先につながる」といったあたりは、
さすが「プロフェッショナル」です☆
職員間で介助方法がバラバラになり、スタッフもご本人も困る事が起こっているので、
統一する大切な機会としたいと思います。
そして夕方と夜間に2回戦で研修会を行って頂きました☆
座学に実技もあり、「へぇ~」「本当だ!!」等、目からウロコの有意義な時間でした。
いや~ 贅沢ですね~♪
田中さんに学び、利用者さんに還したいものです☆
滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治
意地悪も仕事のうち?
夕方の5時半過ぎにある利用者さんのお宅に訪問したら、夕食が用意できていませんでした。
「きっとこのまま帰ったら、夕食なしで終わってしまうな」
と予測し、夕食の調達に一緒に出掛けることに。
送迎の帰りに寄ったので、そのまま車でコンビニに向かっていた時、
「あ~車は楽でいいわ」
そう利用者さんが車中で話されました。
意地悪?な井さんは、この言葉を聞いて、コンビニでの弁当調達を変更。
昔から行きなれている喫茶店へ案内し、夕食をそこで食べて頂くことにしました。
当然ここからは歩いて自宅へ戻って頂くのが目的です。
約500メートル
ご本人にとっては、歩きなれた地域です。
という事で、喫茶店のマスターにお願いして、自分は施設へ戻りました。
ところが、喫茶店から「帰ったよ」と電話を頂いたのは19時頃でした。
明るいうちに家に帰りつくと想定していたのに、外は暗くなっていました。汗
夜、暗いときに自宅に帰りつけるかの情報は持ち合わせていなかったので、
そのままほかっておく事もできず、姿を探しました。
すると、施設の前を通過してご自宅方面へ。
まだ自宅まで400メートルはあります。
自分で仕掛けた事の責任として無事に帰りつけるところまでは見届けないと・・
さすがに暗くなってると、何が起こるかわかりません。
という事で、ご本人の様子を確認しながら尾行しました。
速足で迷う事なく、自宅まで一直線に帰られました。
よかったよかった。
もう少し明るいうちに帰れるように、タイミングを調整しないといけないと反省~
ま、これからは日が長くなれば、このようなアプローチもしやすくなるかな。
地域での暮らしを継続するには、いろいろなアプローチができるようになりたいものですね。
tだ、暗い道のお年寄りを尾行するのは、怪しすぎて緊張です(汗)
他の通行人の目が気になる気になる。笑
滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治
波の女の会社人でありますが、何か今後のHPの新展開に使えないかと、
今さらではありますが、「個人的」にツイッターを始めてみましたが、使い方、つぶやき方がさっぱりデス。
誰かどうすればいいのか教えて~ つぶやくというよりかは、ほざいてますが。笑
将来、会社のHPに使えないかなぁ~
目の前から・・
先日、この記事を見かけました。
以前にもブログでコメントした事があったと思いますが、
「50年後の日本の推計人口」です。
まぁ、自分は相当な高い確率で死んでると思いますが・・笑
このブログを読まれている方の中には、まだまだ高齢者まっただ中の方々もいるはずです。
現在供がいらっしゃる方にとっては、その大切な子供が高齢者の仲間入りをしているでしょう。
人生の後半のステージも、大切な時期ですよね。
その時期が日本にとって、経済的にも認知症や要介護の方にとっても非常に厳しい時期である事は間違いないでしょう。
「その時・時期」
を自分らしく生きる・生きてほしいと思うからこそ、
「今 目の前の仕事をしっかりやること」
が、僕らの仕事だと思っています。
「今」がちゃんとできないで、「先」へは繋がらないのではと思うのですが、どうなんでしょうね?
「今」から、認知症になっても「人として生きる姿」を追求しておけば、将来に繋がるかと・・
その姿とは「自分のことは自分で」「互いに助け合い」「社会と繋がって」生きる姿であり、「尊厳」にも配慮されている状態の事です。
「目の前の方々」は「将来の自分」でもあります。
まだまだ遠い道のりではありますが、一歩一歩丁寧に進んでいきたいですね。
それも、この業界皆と一緒に。
共に進みましょう~☆
滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治
少数ですが、連日花見に出かけています。
いよいよ散り始めましたね~
見方、見え方を変えねば~
最近のインターネットニュースでこんな記事を見かけました。
人気のない職業ベスト~
まぁ、えらい言い分ですな。泣
でも、利用者さんがそのような状態になっている事への理解や、
そうならないようにするための先回り、工夫をするのが介護の仕事なのに、
後始末的な悪循環の働き方にしている職場の方針、上司に課題があるのかもしれませんね。
自分のところの職員も、こんなつらい思いやモチベーションが下がらないように、
工夫にねぎらい、たたえ合っていけるように仕事をせねばと痛感させられました。
こんな番組も見かけました!
生放送番組で、「認知症になっても安心して暮らせる社会 実現できる?/実現できない?」
という質問に、視聴者がその場で答えたものです。
「実現できない」が61.1% !!
プロの介護職や地域を支える専門職が、認知症の方への支援が上手くできていないという評価なのか・・
いやいや結構、現場も地域も頑張っています!
国をあげて給料もどんどん上がってきています。
そんな姿がなかなかというか、ほとんど取り上げられず、先のニュースみたいなものばかりあげられていては、
最前線で奮闘している職員のモチベーションが下がってしまいますよ。泣
メディアの力は世間、世論への影響力が大きいだけに、偏った情報伝達にならぬよう、
いやこんな時代だからこそ、頑張っているところの姿をもっともっと取り上げてほしいものです。
もちろん現場も社会・地域に対して、認知症の方々が頑張って生きている姿を
もっともっと見えるように工夫・努力せねばなりません。
そのために、皆でこの時代を切り開いていきたいですね☆
滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治
「波の女」発進!!
桜がどんどん開き始めた昨日、利用者さんは花見へ☆
クラブ滝子アイドル高嶌と利用者の皆様☆
そして夜には、「波の女」グループ総出の懇親会を行いました。
グループといっても、滝子通一丁目福祉施設(小規模多機能、グループホーム)、雁道二丁目福祉施設(地域密着デイ)、波の薬局の3ヶ所ですが。笑
懇親会の内容は目白押しでしたよ♪
まず、職員代表の宮松さんの誕生日と重なったので、お祝い☆
「高齢者」ではなく、「光齢者」と書いてあります。
新入職員挨拶・歓迎☆
大阪から来てくれた田熊さんの写真がない~泣 失礼失礼汗
薬局部門の職員紹介☆
滝子のオープンより勤続5年表彰☆
代表加藤と、役員和田の挨拶☆
一本締め~☆
二次会は関係者のお店「スナックのらん」で☆
29年度、「波の女」発進しました~☆
今年もよろしくお願い致します。
滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治
おまけ♪
まだまだ
いよいよ介護保険が使える歳になりました。(一号被保険者)
お久しぶりです。
小規模多機能の宮松です。
和田さんには後期高齢者になっても波の女で働いて下さいと言っていただきましたが、
さすがに体力の衰えを感じています(泣)
この原稿を夜勤明けに酒を飲みながら書いていますが、膝は痛い肩は痛いと大変です。
でも辛くはないんです。
世の為人のためと思って介護の世界に入り、介護があるべき姿を真面目に考えている施設、経営者、同僚たちに会えて今すごく充実しているからです。
職員代表にも立候補してしまいました。
若い人がやるべきだとも思いましたが、労働者として、長く生きてきた者として、働く人たちの立場に立った介護業界のあり方を考えてみたいと思ったからです。
年金を満額(といっても少ないお金ですが)もらえるようになりますが、モチベーションが続く限り、波の女で稼がせて頂きます。
波の女の利用者になるまで?笑
更に利用者になっても経験を活かして稼げれば最高ですね。
あっはっはぁー?!?!
今後とも宜しくお願いしまーす。
小規模多機能クラブ・滝子 宮松
☆新年度☆
新年度を迎えた昨日の滝子の施設の様子をどうぞ☆
まずは入社式。
ちっちゃい施設なので、今年度の新入職員は3名
学卒2名の中途採用1名です。
まずは社長挨拶、そして辞令交付
そして役員和田行男から、入社時の心構えについて
その後は施設内に挨拶周りをし、本社、関係機関の紹介と挨拶のために外へ。
そうこうしている内に昼になったので、波の女が開設の時からお世話になっているお好み焼き屋さんへ
昼からはデイサービスへ
そして街の案内と、地域のお世話になっている所へ挨拶
地域の店の方々は、温かく声をかけて下さりました。
中には「職員さん足りないなら、客に声かけとくからね!!」とありがたい言葉も(泣)
地域案内・挨拶を終え施設へ戻った後は”NHKプロフェッショナル「和田行男」の仕事の流儀”
を見て仕事の方向性を確認しました。
あとは基礎研修として「新入職員の心構え」「虐待・身体拘束」等の入り口の入り口を行い初日は終了~
初日はといいますか、明日からは現場でOJTで、入社導入研修は後日という事になっています☆
新しい風が現場に入りましたし、29年度をしっかりと整えていきたいと思います。
滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治
☆遠出☆其の二
3月29日のブログにもありました通り、全体行事として浜名湖へと外出しました。
昼食後、浜名湖遊覧船に乗られた方の様子を写真にてどうぞ。
訳あって船に乗車できなかった方もいたのが心残りですが、波の揺れを感じ、風を感じ、音を感じ、景色に見惚れる皆様の様子を見ることができました。
(僕自身、揺れを感じすぎて若干船酔いしてましたが。。。)
日常生活を支援することが仕事のベースとなっている我々ですが、このような非日常を味わうことができる日常を支援する機会をこれからも行っていきたいものです。
グループホーム滝子通一丁目 後藤欣大