新年会

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昨日は「波の女」にとっての重要な報告会&新年会がありました。

 

新年会の前に20分程、役員和田より、過去から現在、そしてこれからのことについて話がありました。

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報告会終了後、関係法人の役員さん、税理士さん、クラブ滝子の利用者のご家族、近住民の方々が会場入りされ、新年会がスタートしました。

 

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食べ放題、飲み放題90分勝負!

飲んで騒いでの前半でした。

 

後半は恒例「ビンゴ大会」

時折、波の女絡みのクイズを織り交ぜながら、全員に景品が配られました。

ピンきりですが・・笑

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それでも「1等賞」は利用者家族のところにいきましたし、

2番目、3番目の景品も地域の方の所にいき、とても良かったと思います。

 

最期は一本締めにて新年会終了☆

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ここから、あらたな一歩を踏み出し、いい仕事ができる専門職集団を目指していきたいと思います。

家族や近隣の方と共に行う「新年会」ってなかなか素敵だと思いました。

新年会ではありますが、国民のためにいい仕事をする「信念を持ちなおす会」になればと思います。

改めてですが、今年も「波の女」をよろしくお願い致します。

 

滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治

 

この日は区内の中学生の「体験学習」受け入れに、グループホームの外部評価実施日でもあり、バタバタの1日でした。

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何でいろいろ重なるのでしょうか~

自分のスケジューリングが悪いのか(汗)

2016年01月29日 Category:スタッフ日誌

受験(後)

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(前回の続き)

 

少し流れをつかみ調子が乗ってきたと思えば、???な問題が出たりと、ペースを作れずに進みました。汗

自分にとっては、「障害」の分野が難しかったように思います。

と言いますか、その分野の知識がないんでしょうね。

それでも全体的にまぁまぁできたと自分では感じていますが、実はそうでもないかもしれません。

 

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例えば、問43ですが、布団の衛生についての問いです。

後で聞いたのですが、「掃除機で吸い取る」の②が正解のようですが、自分の答えは・・

 

③の「強く叩く」にしてしまいました。汗

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波の女では、天気が良ければ日光にあてて、ばんばん叩いています。

実践そのままの解答をしてしまいました。笑

お年寄りにとっても自分にとってもいい運動ですし、「やった」という体感もあります。

「叩く」もそれなりに意義はあると思いますが、衛生面では「掃除機」ですか~

社長! 布団掃除機買いましょう~☆

 

まぁそんなこんなで試験は終了しました。

後は2月10日頃に到着する結果を待ちたいと思います。

波の女のスタッフや、全国の皆さんも1人でも多くの合格者が出る事を祈りましょう!

 

あと、この場をかりてお礼をさせて頂きたいと思います。

全国の仲間から応援メールを頂きました。

誠にありがとうございます。

とてもありがたく、勇気を頂けました。

感謝致します。

 

【介護福祉士】

専門的な知識や技術をもち,身体上・精神上の障害があるために日常生活を営むのに支障がある人に対して,入浴,排泄,食事などを含む介護や,介護に関する指導を行なう人。

社会福祉士及び介護福祉士法 (昭和 62年法律 30号) の規定に基づいた資格職。

 

【日本介護福祉士会倫理基準(行動規範)】
(利用者本位、自立支援)
1.介護福祉士は、利用者をいかなる理由においても差別せず、人としての尊厳を大切
 にし、利用者本位であることを意識しながら、心豊かな暮らしと老後が送れるよう介
 護福祉サービスを提供します。
2.介護福祉士は、利用者が自己決定できるように、利用者の状態に合わせた適切な方
 法で情報提供を行います。
3.介護福祉士は、自らの価値観に偏ることなく、利用者の自己決定を尊重します。
4.介護福祉士は、利用者の心身の状況を的確に把握し、根拠に基づいた介護福祉サー
 ビスを提供して、利用者の自立を支援します。

 

介護福祉士ってすごい人々ですね☆

業界を正し、盛り上げていきましょう。

合格したら、先輩方々についていきます~

 

滝子通一丁目福祉施設施設長 井 真治

 

試験終了後、車にダッシュ~

会場の名古屋ドームを後に、滝子の施設に20分後に到着☆

そのまま16時から夜勤入りとなりました。汗

滝子では開設から3年が過ぎ、試験を受ける職員が多く、試験日に休みが増え、勤務ローテーションが回らなくなるという嬉しい悲鳴が起こっていたのです。

1日の試験で疲れた後の現場入り、それも「夜勤」なので、気が遠くなるところですが・・

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「ごくろう○×△?*%$#」

本当に癒されます。

 

夜中過ぎに雪が降り出したので、積もる前に通路に新聞を引いたり等(雪がやんだら新聞を丸め取り通路確保)、なが~くハードで、充実した1日でした☆

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2016年01月27日 Category:スタッフ日誌

受験 (前)

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日本列島を寒波が包む朝、自宅の小牧市も気が引き締まる寒さと雪が舞い始めていました。

今日は「介護福祉士」の試験日です☆

 

国家資格を持っていない自分にとって、初めての試験です。

と、いいましても、わざわざ勉強せずに(施設内の月1回の勉強会は仲間と共に行いました)、普段の仕事の成果を出す?試される?だけですので、「どんな問題が出るか?」と、楽しみに会場に向かいました。

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自分の会場は、施設からも20分程度の「名古屋ドーム」です。

続々と、受験者が集まってきていました。

 

会場内はこんな感じです。

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ここの会場だけでも、こんなにも大勢の受験者がいるなんて・・

現場経験3年以上(自分は18年・・笑)の方々ですからね。

10年以上も前に受けた、ケアマネの受験の時と比べると、若い方が多い多い。

なんか頑張っている仲間がこんなにもいるなんて・・と感銘を受けました。

 

そしていよいよ試験開始。

「勢いをつけるためにも、最初の問題は確実にクリアできるようにするのが大切だよ」

なんて勉強会の時に皆に偉そうに言ってたっけな。

さてさてどんな問題か・・

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糸賀一雄の「この子らを世の光に」という・・・

 

??????????????

知らない・・・汗

皆さん知ってますか?

 

1問にかけれる平均時間は、90秒ちょっとなのに、この最初の問題を解くのに5分くらいかけてしまいました。笑

知らないなら、文章をよく読み、解答と照らし合わせながら、流れや雰囲気で選ぶしかありません。

合ってるかどうか、答え合わせもしてないので分かりませんが、②にして次に挑みます。

(後で見直すために「?」マークがついています。笑)

 

気を取り直して、第二問・・

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(スマホやPCの方は拡大できますよね?)

「アドボカシー」って何だっけ?

聞いたことありますが、この単語の意味が分からないと、正確に解答できません。汗

聞いたことがあるものの、思い出しても思い出しても、記憶の引き出しは開きません・・

自分の脳の中には単語、発音だけで、その意味までは入っていないようです。

となると、、

またまた、文章をしっかり読解して、問題作成者の意図を5つの解答例から絞りこみます。

どうみてもおかしな解答の1,2,5を除外すると、3と4が残ります。

この二つは、一見どちらも「あり得る」解答です。

「どっちだろう?」またここで2,3分悩みました。

やはり、「アドボカシー」の意味が分からないと、正確に解答できないようです。汗

 

問いは、「Aさんと息子を支援する場合の対応として・・」とありますので、4の「助言」ではなく、3の「働きかけ」かな?とヤマをはり、次へ挑みます。

(ちなみに「アドボカシー」:代弁や権利擁護の意味でもいちられる。権利やニーズを代弁する役割)

 

 

この流れからいくと、「挑む」というより、「一か八か」的な感じになってきていました。笑

いつになったら、「もらい!」的な問題にあたるのやら・・

と思いながら、第3問・・

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「キター!!」

ここからはお得意分野です☆

 

ということで、長くなってきましたので、27日のブログに続きます。笑

 

滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治

2016年01月25日 Category:スタッフ日誌

今一度

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9.11のブログで紹介させて頂いた、ロト6を買いにいく利用者さん

 

利用当初の頃は、生活費がなくならないように、あれこれと、アプローチしていました

あれから4ヶ月が過ぎた今・・・

 

ロト6を買いに行く姿はありません

そればかりか、「何で自分の金を他人に管理されんといかんのだ?」

と、ご立腹気味になることが増えている日々

 

現状は、通帳・印鑑は権利擁護センター保管

援助員が定期的に生活費をもってきます

そのお金は、ご本人の財布の中がなくなりかけたら、職員から1000円、2000円渡しています

ご本人さんが言われる通り、まさしく「管理」状態

いつも財布の中にはお札が1,2枚しかない暮らし

 

本人側からみて、こんな暮らしが「文化的」な暮らしなのだろうか・・

こんなひもじい思いをするために何十年も働いてきたのだろうか・・

 

間違いなくご本人の暮らしぶりを変えている原因は「認知症」

僕らが戦わないといけないのは「認知症」であり、ご本人を「管理」することが目的ではありません

かといって、暮らしができなくなるのを何もせずに見ている訳にはいかないのも事実です

「本意」と「本位」のせめぎ合いの中、僕らに何ができるのだろうか・・

 

「有する能力に応じて・・」

確かに当初は、ロト6をよく買ってお金が減っていました

でも今の能力、思考、環境を考えると、当時と違う事になるような気がします

現状の応じ方としては、もう一度ご本人の能力を信じ、把握し直してもいいのかも知れません

 

「覚悟」を決めて、ご本人と「認知症」に挑んでみようと思います

僕らが出会い、関わったからには、何とか「悪くない」暮らしを目指してほしいものです

可能な限りの「アセスメント」「予測力」「対応力」「情報交換・共有」「チームプレイ」

僕らにできることを総動員して・・・

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行方の見守りと応援をお願い致します

 

 

滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治

 

さて、明日は「介護福祉士」の受験

悪天候(極寒)と、体調不良(歯痛)の中挑みます

こちらの行方と応援もお願いしますね☆

受験の仲間達、一緒に頑張りましょう!

 

 

 

2016年01月23日 Category:スタッフ日誌

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昨日の朝起きると・・

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「油断した~」汗

「まさかここまで雪が降るとは・・」

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途中の通勤路も、雪国のようで、大渋滞でした。

 

なんとか予定時間に施設に到着すると・・

いたいた「雪国の娘?」笑 です。

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昨年もそうでしたが施設の前だけでなく、近所一帯の雪かきをしている、秋田出身の副施設長 佐藤です。

 

そして送迎の一部を担って頂いた、ご存知「和田行男」も雪かきに参加です。

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まぁ施設として何ができるって訳ではないのですが、「こんな時くらいは近所のためにねっ」てところです。

夕方までにはすっかり解けてしまいましたが、転倒や怪我がなくって本当に良かったです。

あちらこちらの、普段はあまりない近所の方々との交流の機会ともなりましたし、「雪降って地域固まる」といったところでしょうか。

もう1回くらいは、降ってほしいですね☆

 

滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治

 

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フロアの方では、雪と触れ合う機会を作りました☆

食べようとされる方、多いんですよね 汗

2016年01月21日 Category:スタッフ日誌

共に

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「これよかったら使ってみて」

小規模多機能・クラブ滝子の利用者さんをお迎えに行った時に、そのご家族から手渡されました。

これは、その家族の身内の方に使ってということではなく、別の利用者さん用にということでした。

 

クラブ滝子では、月に1回家族が集まり、運営状況を報告・確認したり、次月の予定を確認したり、相談事をしたりと、ざっくばらんに「懇談」をする、その名も「家族懇談会」を開催しています。

その中で、食べこぼしがある利用者さんの報告をさせて頂いたのですが、「その方用に」と用意して下さったのです。

 

波の女では、利用者・入居者のご家族の立ち位置を、要介護のご本人を「応援する側」として、施設と一緒に運営にあたって頂けたらと、契約時にお願いしたり、時折お伝えしています。

 

家族同士で毎月顔を合わせますし、全体の話をしますので、「自分の親」だけの事ではなく、「クラブ滝子」のという全体の視点をも合わせてお持ち頂けているからこそのことだと感じました。

本当にありがたいことですし、力強くもあります。

 

今後も「家族と共に」運営にあたりたいですね。

そしてこの業界に情報発信する側にも共にあれるとありがたいのですが・・笑

 

滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治

 

 

 

その他にも色々なお願いや、独特の考え方を持っていますが、それはまた機会がある時にでも。

2016年01月19日 Category:スタッフ日誌

原点

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人は生まれた瞬間から本能的に「欲求」行動を開始します。

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「生きるため」に栄養を取り込み始めます

図2

 

取り込んだ栄養・水分を体内で使った後は排泄されます

図3

 

清潔保持が健康の維持に大切だったりします

図4

 

健やかな睡眠は、脳や体のコンディションを整えます

図5

 

人は、人と交わり「人」になっていきます

図6

 

このように「命」が産まれ、育まれ、そこから何十年もの月日と、様々な経験を経て「人」は「人」になり今に至ります。

 

「人」として生まれ、「人」として命をとじるために必要なこと・・

 

人生の最後のステージで、生まれた瞬間から満たされてきた「生理的欲求」や、「人と人との関わり」を、最後の最後まで丁寧に満たしていくことーー

 

それが「人を大切にする」ということではないでしょうか。

そしてそれは僕たちの仕事にとても大切なことだと思うのです。

皆で確認し合い、語り合っていきたいですね。

 

滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治

 

2016年01月17日 Category:スタッフ日誌

どんど焼き

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「どんど焼き」

小正月(1月15日)の行事で、正月の松飾りやしめなわなどを持ち寄り、積み上げて燃やすという、お正月の火祭り行事です。

 

皆さんの地域のあちらこちらでも行われていると思います。

滝子の施設の近所の神社では14日に開催されましたので、1,2,3階から利用者・入居者さんが持っていきました。

 

地域の方々も大勢集まられていました。

皆さん、椅子を譲って頂けたり、お茶を振舞って頂いたり、たくさん声をかけて頂きました。

大変ありがたいことです。

 

このような地域の行事、恒例の行事に参加させて頂き、利用者・入居者さんも色々と感じることがあるでしょうし、施設スタッフとしましても、「共にある」「地域の一員」として存在できていることの、ありがたさをかみ締める機会となりました。

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今年はこの地域に居宅やデイサービスを開設する準備を進めています。

(関連記事は「お知らせ」の記事をご覧下さい)

地域のために「介護面」で役にたつことは当然のこととして、介護以外でもっと幅を広げた交流や、展開ができたらと思います。

 

「してもらうばかり」「施しを受ける」ばかりでは、「地域と共に」なんて言える立場ではないと思います。

施設が地域ために何ができるか・・

そんな事を職員全員が感じ・考えることができる組織を目指したいものです。

 

滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治

2016年01月15日 Category:スタッフ日誌

「介護離職ゼロ」のその後

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9月25日、27日の波の女ブログ、10月23日の和田行男のけあサポブログで取り上げられている、「介護離職ゼロ」の件です。

 

地域包括ケアを推進しながらも、「施設に入れて仕事を続けよう!」という箱もの政策の増強路線を総理が言い続けているのは皆さんご存知のことだと思います。

 

特養整備だけでは追いつかないということで、急にサービス付高齢者住宅の補助金の額をかなり増額(年度末まで)したりしながら、あの手この手で入居者受入数を増やす路線もとられているようです。

 

でも、現実は結構厳しいものです。

実際は、全国で2012~14年度に整備された介護施設の定員数が計画の7割どまりだったことが、読売新聞の調査で分かったばかりです。建設費高騰や介護の人手不足が主な原因だとか。

ごもっともな話です。

 

それでも補助金がらみで、経営感覚がある一般企業の、サービス高齢者住宅の参入はすばらく増えるかも知れませんね。

その結果懸念されるのは、

「介護の質」はどうなるのか?

「人材確保」「人材育成」はどうなるのか?

もちろん「介護職の処遇改善」の更なる改善も気になるところですが。

 

ところが、巷にでるニュースはこんなのばかり・・

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4の字固めって・・

 

厚生労働省は12日、介護人材の確保に向け、介護事業所の業務負担の軽減策を話し合う有識者検討委員会の初会合を開いたそうです。
事業所が作成する業務文書の量を半分に減らすことや、介護ロボットを活用するなど介護に集中できるようにする考えで、「1億総活躍社会」のプランに反映させるとのこと。

 

これまた、何を言っているのだろうか?・・

 

とまぁ、現実からかけ離れた、実現不可なことばかり言い出す国の施策に?を感じつつも、逆にある一定の意義を感じるようになってきました。

 

絵空ごとばかりを掲げ、言い放てば言い放つほど、「世論」や「関係者」が「?」「そんなばかな!」と感じ考え意見を噴出される事が増えたように感じるのです。

「今」は国民全体に現実を知ってもらうのにいいタイミングなのだと思います。

そして近所、地域にある施設やサービス事業所の介護の雰囲気、職員の表情や動き、利用者や入居者の姿などに今まで以上に興味関心をもってもらえたら素敵ですね。

そうすれば「数が増えればいい」ということだけでは終わらなくなるのだと思います。

 

まだまだこれからが正念場ですね。

現場感覚を大切にしながら、情報発信し合えたらと思います。

皆でこの局面を切り開いていきましょう!!

 

滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治

 

 

2016年01月13日 Category:スタッフ日誌

「迷い」につけこむ(後)

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(前回の続き)

一緒に付き添っていてもらちがあきません。

少し離れ、後ろからついていく形に切り替えたのですが、自宅とは逆の方面へ進みだされるので途中で車を取りに行き、車で後追いする形にさせて頂きました。

膝が痛いのもありますが・・(笑)

 

1人歩きの中で、気持ちが切り替わるのを待ちます。

そしてここは「忘れる力」に期待ですね。笑

 

20分ほど間を置き、再アタックです。

「すみません、助けてください。道に迷って・・」

 と自分の立ち位置を変え、下に出て話しかけてみると、とりあえず話は聞いてくれました。

だいぶ気分は落ち着いてきているようです。

しかし、家の方向へ誘導させて頂こうとすると、うまくいきません。

 

また少し間を置き、作戦の建て直しです。

「違うスタッフを呼び出すか・・」

あれこれ、アプローチの方法を考えながら付いていきました。

 

途中で停車していると、横を同じような境遇にある方が通り過ぎていきます。

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一生懸命話をしながらなんとか誘導しようとする介護職員らしき人と、高齢者の姿です。

ついでに声かけ頼んじゃおうかと思ったりしましたが。笑

 

そうこうしていると、交差点でキョロキョロする姿が目立ち始めました。

「しめた!」

この瞬間を待っていたのです。

 

間を詰めながら、次の交差点でキョロキョロしている時に、横にすべりこみ声をかけます。

「○○さん、お待たせしました。ご自宅まで送らせて頂きます!」

すると、「お~ ありがとう!」と言われ、すんなり乗車して頂けました。

 

ご自宅に到着すると、晴れやかな顔をされており、笑顔で手を振って頂くことができました。

 

こちらの思惑でなんとかしたい!

なんとかしなくちゃ!

と職員本位でアプローチしているうちは、なんともならず悪循環にはまる事が多いものです。

相手のペースに合わせながら、悪循環からのシーンチェンジを試み、ここ一番のタイミングを見極め、切り込んでみるといいのではと思います。

 

今回は、「忘れる力」に助けられました。

覚えていたら、病院に連れて行って嫌なことをするヤツが現れた!となるでしょう。

 

そして、「困っている時」「迷っている時」にピンポイントで手助けしてくれる人は、当人にとってはとてもありがたい存在に見えるのでは?と思うのです。

そんなことが「たまたまうまくいった」事例だったと思います。

 

都度、考え続け、学び続け、アプローチし続けるのが僕らの仕事かな・・と。

 

 

 

滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治

 

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ちなみに、こそっと後追いにつかった社用車はこの車です。

目立ちすぎ!笑

ちょっと向いていないかもですね。

2016年01月11日 Category:スタッフ日誌