めでたい☆
昼間は気持ちいい気候になってきましたね。
今週は誕生日週間でした☆
「誕生日はいいつですか?」
「失礼ですが何歳ですか?」
とお聞きしても、記憶の障害や、日時の見当が
つけにくい状態になられている方々ですので、
無粋な質問ですが、おめでたいといいますか、
美味しい物を買いに行ったり、食べてたりできる
素敵な機会ですので、大事な日にしたいと思っています。
1週間に二人おみえでしたので、ケーキばかりはどうか
という事で、後半の方は和菓子にさせて頂きましたが、
何歳になっても美味しい物は大好きな皆様です。
ぺろりと食べられていました♪
おめでとうございます☆
滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治
先日、事務所にいる社長に、
ホワイトボードにメモしてある入居者氏名4名分が、
どなただったか自分の記憶が不確かだったので、
内線で聞いてみました。
「●●さんと、××さんと、■■さんと、
もう一人どなたと書いてありますか?」
「誰だと思います?」
「▲さん?」
「違いますね~笑」
「※さん?」
「正解~」
脳トレか・・・
手続き記憶☆
20日か21日頃のブログ更新忘れてました。
すみません。汗
なんか日々慌ただしく過ぎていきますね。
更新したつもりでいて、さぁ今回分と開いてみたら・・・
16日分で止まっていまました。
一瞬 ??
体力もそうですが、だんだん記憶や注意力が落ちているのを
自覚する日々です。
さて、そんな延長線上にいらっしゃる利用者、入居者さんですが、
日々生活行為を通じ、有する能力を発揮して頂いております。
例えばこの方
病気により目がほとほとんど見えていなくても、
時々しか行わなくても
「米研ぎお願いできますか?」
の依頼にすかさず応じ、
水の出しとめされますし、
米をこぼすことなく丁寧に完璧に研がれます。
認知症という状態になると、
新しい事の記憶や適応が難しくなっていく事が
多いのですが、(できない訳ではありません)
何十年も行ってきた、身体が覚えている記憶(手続き記憶)
はしっかり残っている事が多く、
グループホームでは皆さんが獲得されている、
生活行為の引き出しや活用を行いながら、
日々過ごして頂いております。
掃除、洗濯、買い物、料理、片づけ・・・
たくさん残っている生活行為能力を
みなさんの宝物として
能力発揮して頂きたいですね☆
滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治
一気に涼しくなりましたね。
落ち葉も増えてきました。
忘れていなければ次の更新は10月1日あたりで。。
学び続けよう☆
昨日は研修会を実施しました。
テーマは「身体拘束と虐待防止」
年に最低2回は実施を行っています。
このテーマは1回研修で学べばOKというものでなく、
定期的に学び直し、考え続けなければいけないものです。
研修の中で、虐待が起きる背景を考えて見ました。
〇精神的な余裕ない
〇自分の体調不良時
〇自分は悪気がない
〇昔の介護感のまま(知識がない)
〇孤独感、孤立感、認められていない感 こんなに頑張っているのに・・
〇自分の思い通りにならない人に対して
〇ストレス過多
〇吐き出す場所・人がない
等々現実もあれば想像の範疇もあればですが、意見を出してもらいました。
次に「虐待を防ぐアプローチはどんな事が必要なのか」
について意見交換しました。
〇勉強会の定期的な実施
〇孤立しないさせない
〇「いらっ」を一緒にひも解く考える
〇職員間のコミュニケーションを密にする
〇会議等の中で共有、一緒に考える場を作る
〇一息いれる(チームワーク)
〇信頼関係作り
〇業務の見直し(負荷、不具合の解消)
〇ケアの見直し
等々の意見を基に、自分達に何ができるか
を振り返り、考えました。
現場にとっては、永遠のテーマであり、
とても大切な事です。
今後も定期的に皆で学び、考えていきたいと思います。
滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治
「維持」って難しい~
社会全体がコロナ禍になり、
半年が過ぎ、陽性者の数もへりつつある
今日この頃ですが、治療法や予防方法が
確立されない限り、高齢者施設は、
元通りといかないのが辛いところです。
生活支援を軸とする波の女の施設
(デイサービス、小規模多機能、グループホーム)
において、感染症対策とはいえ、社会とのつながりを
制限しなくてはならないのは、結構つらいことです。
毎日買い物等で歩いていた方の外出頻度が減り、
その影響で持久力低下、歩行能力の低下が
みられている方も多いように思います。
「行かなくちゃ」という思いで
1日に何回も外へ出られる方もみえるのですが、
それだけでは維持が難しいようで、
少し不安定になってきていたり、
歩くのがしんどくなって、
ホームへ戻ってくる事もしばしば。
今は暑いものあると思うのですが。
少しづつ涼しくなってきているので、
これからもう少し歩けるといいですね☆
午前も午後も、夕食後だって、
その思いに添っていけたらと思っています。
たくさん歩きましょうね☆
たりなければ、階段を上り下りするという手も
ありますよ(笑)
滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治
☆驚きの日々☆彡
夜間帯は1時間毎に各部屋を訪れて、
安否確認をしたり、必要な関りをしていますが、
時々、「?」な事に出くわします。
最近ですと、部屋の入り口からご本人の所在が
確認できない事がありました。
「みえないなぁ。」
「死角になる左側の押し入れの前かな?」
と思い入らせて頂くと・・・
足をブラブラ・・・
また別の日、別の方ですが、
また部屋にみえません。
おやおや?
探してみると・・
そこですか・・汗
みなさんそれぞれ、有する能力に応じて、
私たちの予測を超える動きを
見せて頂く事が結構あります。
人の能力ってすごいなぁ。。
何が起こってもおかしくない状態ですもんね。
「そりゃそうだ!」を大切にしながら、
予測力、対応力も高めていかねばですね。
滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治
「お昼の出来事!」
グループホーム職員の古賀俊樹です。
最近の名古屋市。
日中でも晴天だと35℃以上続く暑い日。
熱中症には気を付けないといけないこの頃です。
先日の昼食後のことです.食後もあり皆様眠たい時間帯です。
本来ならコーヒー飲む時間帯ですが、少し活動の時間を増やすため
入居者に掃除のお声掛けを行いました。
テーブルを移動して皆様で生活行為を始めようと段取りしました。
この時にⅯ様がリビングではなく居室にて休んでいました。
ご自分の世界があり、なかなかこちらのペースに乗って頂くのが難しい方です。
どのようにアプローチをすればいいのか考えてみました。
まず、居室に行きⅯ様にお声掛けをします。
「コーヒー淹れますので来て頂いてもいいでしょうか?」
と訪ねてみました。
するとリビングの方に来られ、他の入居者様が掃除をしている姿を見て
「Ⅿさん掃除お力頂いてもいでしょうか」と訪ねてみました。
すると少し時間を置き・・・
「私もやるわ~貸して~」
とホウキを持ちリビングの床を掃いて頂きました。
いい表情されています。
テーブルや椅子を移動して、隅々までホウキで掃いて下さり、
時折にこやかな表情をされていました。
掃除が終了して皆様でテーブルを移動するときも、
Ⅿ様も率先してお力を頂きました。
表情見ていると少しお疲れの用でしたが、
心地よい疲れだったのではないかなと思います。
その後、皆様でコーヒーを頂きました。
いつも飲んでいるコーヒーでしたがゴクゴクと飲まれていました。
他の入居者様も喉が渇いていたのかすぐにコーヒーが無くなり
「美味しかった!」との笑顔もあり、
途中、懐メロを流して歌ってみえる方もいました。
そんな最近のお昼の出来事です。
グループホーム職員 古賀 俊樹