普通ですみません
初めての方は初めまして、そうでない方は(とても)お久しぶりです、
小規模多機能・クラブ滝子、リーダー奥村です。
徐々に涼しくなってきましたね。
否応なく変わっていく事と、変わらず続いていること、様々ですが…
今回はクラブ滝子の日々の様子を少しではありますが、
紹介させて頂きたく思います。
といっても何も特別な事はありません、あしからず。
買物に行って、その途中わんちゃんに出会ってデレデレしたり―
自宅に帰って、庭の様子をしばし眺めてみたり―
朝食前に朝陽を浴びながら屋上で洗濯物を干してみたり―
買物に行って、その途中わんちゃんに出会ってデレデレし…あれ、デジャビュ?
全然別の日のはずなのですが…
とまあ…ホントに普通ですね、サプライズなど無くて、すみません。
トラブルやそこからの課題など多々ありますが、
認知症があっても、当たり前の「普通の」暮らし、
そのための応援やってますっっ!!
小規模多機能・クラブ滝子 リーダー 奥村善行
♨お風呂②♨
<前回続き>
ゆず風呂からは
「頭皮にある湿疹を治すために・・・」
「髪が長いとなかなか洗いきれないですよね~。」
「試供品のシャンプーを頂いたので、試してみませんか?」
などなどにて、月1、2回なんとか髪を洗えました。
夏場になり汗疹が出来はじめたので、お風呂もクラブで入る機会を設けたい。
(クラブ、娘さんの気持ちで、Aさん自身は思ってはいないでしょう。)
お風呂のアプローチも始めたある時
「着替えが無いから、入らないよ~。」と。
『入っても良いと思える環境』を作るために
早速、娘さんへ連絡をして着換えを準備して頂く依頼をしました。
翌日には、着換えの準備が整いました。
そうしてほぼ毎日様々なアプローチを重ねていく中で
「明日なら入る。」という返答をされるようになりました。
もしかしたら・・・。
「昨日、明日お風呂に入るって言ってましたもんね?」
と声を掛けたところ
「げ~!そう言ったか~?」とニヤニヤしながら浴室へ向かわれます。
きっと、自分がそう言ったのなら仕方ないと思ったのでしょうか。
しかし、まだまだ気が抜けません。
Aさんが好まれる話題(幼少期の頃やご家族のことなど)で時間を運びます。
途中で
「や~めたッ!」となってしまいそうで、私の内心はかなり必死です。
脱衣室まで移動できるか
脱衣室にて、服を脱げるか
髪飾りを外せるか
要所要所に集中して、一つひとつクリアしていきます。
湯船に入られた瞬間は、内心大きくガッツポーズです(笑)
初めて冬至のゆず湯に入られてから、もう少しで2年になろうとしている今も簡単にはいきません。
Aさんは、外出を楽しみにされているので、外出の機会を外さないようにアプローチ。
雨の日はアプローチ。
朝のお迎えの時ひさりげなく「お風呂」という言葉を出してみて反応をみます。
とにもかくにも、
Aさんが納得して気持ちよくお風呂を楽しめるようにがポイント。
今現在、クラブで7~10日に1回お風呂に入られるようになりました。
認知症が進行しても、自宅でのお風呂が継続できるように
認知症が進行し自宅のお風呂に入ることが難しくなった時のことを考えて
両者を踏まえて『今の支援方法』です。
パイナップルと奮闘中のAさん。
とてつもなくアグレッシブです。
「気合いだ!!」
滝子通一丁目福祉施設 副施設長 佐藤恵美子
♨お風呂①♨
秋のお彼岸ですね。皆さまご無沙汰しております。佐藤恵美子です。
「暑さ、寒さも彼岸まで」ということで、これから寒さに向かっていくのですね~。少々名残惜しいのですが、
寒くなるから紅葉が楽しみと考えましょう~。プラス思考でいきましょう~。
さて、小規模多機能・クラブでのお風呂の支援を紹介したいと思います。
Aさんは1人暮らし。
近くに住む娘さんの協力とクラブの利用にて自宅での暮らしが続いています。
利用開始して半年ほどし娘さんより
「毎日、お風呂には入ってはいるけど、髪を洗えていないみたい。」
「クラブで、誘ってみて貰っても良いですか?」
とお話がありました。
今まで、お風呂のことで介護されたことが無いとのこと。
Aさんに、
「たまにクラブで、お風呂どうですか?」
「クラブで髪の毛洗ってみませんか?」と聞くと
「絶対イヤ!!」「お家で入ってるもん。」と即答されました。
なにかしら、手立てはないものか、、、色んなことを聞きます。
「温泉旅行に行ったことありますか?」と職員が聞くと
「あぁいうのキライ。他人が入ったお湯や足マットなんて使えないもん。」
「銭湯も大キライ。」
共用はイヤと察知しました。
普段クラブに通う時も自らマイコップ、マイ箸を準備していらっしゃいます。
クラブは一般の家庭風呂と同じ浴槽があります。
一人の利用者が入ったら掃除し入れ替えているのを普段の会話にちょこちょこ入れていきます。
そうして12月に入り冬至、ゆず風呂!!
イベント大好きなAさん!
「嬉しい~!」
「こんなにゆずが入っているの?」
「気持ちい~!」
とゆずを両手にもってご満悦です。
1回目があるということは次に繋がる入口が出来ました。
あれから、やく2年がたつ今・・・
後半へ続く・・・
滝子通一丁目福祉施設 副施設長 佐藤恵美子
仕事の出来栄え
「皆さんお元気で、活動的でいいですね」
波の女のブログや、研修会で写真を見て頂いた方からよく聞かれる言葉です。
時には「大変そうに見えませんね」と言われることも。。。
目指しているのは「人として生きる姿」を取り戻すということ。
自分のことを自分でできるように
互いに助け合っていけるように
社会と繋がっていけるように
波の女の方針の基で、そんな「姿」を追い求め、日夜尽力しています。
決して要介護の軽い方に絞っている訳ではありません。
要介護4や5の方もみえます。
緊急度の高い方の受け入れや、他の施設で対応が難しいと断られた方であっても小規模多機能型居宅介護を中心に受け入れをさせて頂いております。
大切にしたいのは、自分の力を使って生きる姿を描き、仕掛け、リードしたり演出したり。
外に出る事も日常的に行っている訳ですのでリスクだらけ。
職員一同「覚悟」を決めて、支援にあたっています。
結果、素敵な場面や姿をピックアップしてお伝えする事が多いのですが、どこの施設と比べても楽な仕事ではあないと感じています。
素敵な姿であったり、楽そうに見えるのであれば「仕事」ができているという事なのだと思います。
職員に生かされる姿を作り出すのが介護の姿ではありません。
自分の力を使って自分の人生を生きる姿を作り出すのが仕事なのだと思います。
今後もどんな状態であったとしても、「豊かな場面」を演出できるよう挑んでいきたいと思います。
滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治
沖縄の琉球大学の学生「久綱君」のアルバイトが本日最終日でした。
夏休みは終わりということで、明日から授業に戻るそうです。
短い間ですが、色々と学び感じて頂けたと思います。
また、遊び?仕事?に来て下さいね。
待ってますよ~
言葉こ変え、意識を変える②
(前回の続き)
「離設」
辞書にも載っていませんし一般に使われていない言葉です。
ご家族の方に「お宅の○○さんが離設されました」と伝えても「はっ?」となることでしょう。
「施設を離れてどこかに行こうとされる」の略語になると思うのですが、そのような概念・表現があること自体がおかしいと気づかなければならないのだと思います。
人は自分の意思を行動に移して生きています。権利を持っています。保障されています。
たとえその意思が、脳が壊れ正しい判断ができない状況の中であったとしてもです。
それは日本国憲法の基で保障されていますし、執行されるべき基本的人権なのです。
でも、外出は危険であるのも事実です。
行方不明、交通事故、住民へ迷惑をかける等々。
ですから、生命の危機やトラブル防止をするために、施設の管理下に置かれ、少ない職員でその方の生命・身体を守るために致し方なく、行動を抑制せざるを得ない状況にあるのだと思います。
ただ、生命・身体を守るために、その方の意思を踏みにじっていいものなのか・・・
その方の意思を尊重する代わりに、生命・身体の危険を容認するのか・・・
これは両立することが難しい課題であると思います。
しかし難しいから安易に外出できないように行動に制限をかけるというのでは、専門職としてお粗末です。
それでは素人と変わらない対応であり、専門職としてどうなのでしょうか。
行動を抑制しなくていい方法を考え続け、あの手この手を尽くしていく姿勢が大切であり、忘れてはならないことだと思うのです。
今はやむなく行動を抑制していても、いつかは・・・
という思いと、そこに挑む姿勢が大切なのではないでしょうか。
不本意ながら認知症という状態になり、自分のことが自分で上手くできなくなって困られ、私たち専門職の前にみえるのです。
困っている方々の手助けをするべき立場にあるのが私たちなのですから。
仮に、施設から出られない、出せない事情があるとすれば、僕らにできること、僕らがすべきことは、「離設」を問題視することではなく、「離設」をしなくてもいい状況を施設内でアプローチできるかどうかということではないでしょうか。
職員が施設にいる意味を感じられるようなアプローチができていない先に「離設」をされ、挙句の果てには「エスケープ」と表現されてしまってはあまりに、ご本人に申し訳ないのではないでしょうか。エスケープとは「逃亡」であり、ほとんど犯罪者扱いですからね。
「離設」・・そのような意識・言葉を使わないようにするのと同時に、ご本人の立場・気持ちを汲んでいく中で、共感力を活かすと共に「そこにいる意味を感じられる」ようにアプローチをあの手この手で行っていくことが大切なのだと思います。
しかし、そのようなアプローチを行った上でも、外へ出ていかれることもあるでしょう。
そうであれば、そこはご本人の気持ちを汲み取り、外出に付き合えるような体制・連携が施設側に必要となるということです。
これもまた、なかなか困難なのですが・・
最初から出さない・出れない・諦めているという意識・方針があるとすれば、そこは専門職としてどうなのか?と自問自答していくことが大切なのではないでしょうか。
「私、困っているの。助けて、力になって」とお金を支払って私達の前にいらっしゃるのですから、そこは諦めずになんとか挑む姿勢を持ち続けていきたいものですね。
滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治
今日もお出かけされるのですね・・
でも、そのような意思を持ち続けられる事は素敵ですね☆
階段の上り下りの機会も増えていいことです。
言葉を変え、意識を変える①
ある月刊誌を出している組織から原稿の依頼が来ています。
依頼のテーマは「無断離設(離園)」の対応についてです。
(「断りもなく施設を離れてどこかに行こうとされる」の略語)
この表現を聞いて違和感を感じることができるでしょうか?
最初にこのテーマで考えていかなければならないのは、入居者・利用者側の問題ではなく、私たち介護業界側の問題であると捉えることが必要なのだと思います。
最初は入りたくて入った訳でない施設。使いたくって使っている訳でない施設。
ご本人の意思とは関係なく身内や事業所が主導し、そのような状況に追いやられているご本人の立場・気持ちを汲んでいくところが大切なのだと思います。
「その人らしさを大切に」等の、目の前の困っている方に手を差し伸べ、寄り添い、力にならせて頂きますといったニュアンスの素敵な施設理念を掲げながら、このような表現をしていていいのか?ということです。
まず「無断」という表現、意味について考えてみましょう。
辞書によると、「断る(許可を得る)必要がある場合に断らずに行うこと」とあります。
認知症という状態にあり、施設を利用・入居されている方の内、どのくらいの方が「許可を得る必要がある」と分かっていて、その理解の基で「断らずに」出て行っているのか?ということです。
記憶の障害があり、正しい理解や判断が難しくなっていく状態にある方が、施設側の意図と異なる事をしても当然であり「そりゃそうだよね」と捉える事が大切なのではないでしょうか。
正しいニュアンスとしては、「勝手(相談しないで自分の考えで行うこと)」の方が近いのかも知れません。
どちらにしても言われた当人には聞こえの良くない表現ですね。
不本意ながら認知症という状態になられ、困られている方々に対する表現・意識を変えていかねばなりませんね。
いかがでしょうか?
(続く)
滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治
いつでも出入り自由な空気感に加え、毎日出かけてみてはいかがでしょうか。
人は抑制すると、よけいその思いが強くなるものではないでしょうか。
写真は脱走計画をボソボソされている場面ですが・・(笑)
いざ、熊本大会へ!
総務省は14日、「敬老の日」に合わせて15日現在の高齢者の人口推計を公表しました。
65歳以上の高齢者人口が3296万人(総人口の25・9%)、75歳以上が1590万人(同12・5%)となり、いずれも過去最高。
「団塊の世代」の1949年生まれが65歳になったのが一因で、4人に1人が高齢者、8人に1人が75歳以上となっています。
このまま高齢化は進み、高齢化率40%に向かって進む日本。
当然、認知症という状態にある方も増えると予想でき、現在の800万人から将来は1000万人(軽度認知障害含む)時代も来るのではないかと思います。
不本意ながら認知症という状態になった時に、介護のプロがどのようにその方の人権・尊厳を護りながら、人として生きる姿を取り戻せるように支援できるかという実践は、今の目の前の方々への支援の延長線上にあります。
そんな中、認知症介護の取り組みを伝え合い、共有・実践できることを目指したグループホームの大会が今月開催され、波の女からも2題発表させて頂きます(演題発表1題、ポスターセッション1題)
【第五回日本認知症グループホーム大会(熊本県)】
◆大会テーマ:「認知症でもよかたい!安心しなっせ」
~グループホームは地域の支え~
◆期日:平成26年9月26日(金),27日(土)
◆会場:市民会館崇城大学ホール・熊本市国際交流会館
波の女からの発表は以下の2題です。
本日は発表に向けての予行練習を行いました。
業界にメッセージを届けさせて頂きたいと思います。
■演題発表
地域社会生活を取り戻すために
~自由に外へ出られるって素敵だよね~
1階リーダー 舟橋 琢磨
■ポスターセッション
主体性を導きだすアプローチ
~できる自分を感じれるって素敵~
2階介護職 高嶌 木綿子
当日、会場に来られる方がありましたら、声をかけて下さいね☆
滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治
楽しさ大変さ 満載
前回のブログに続き、昨日の奈良県東大寺ツアーと、本日の岐阜県でのバーベキューの様子をUPさせて頂きますね☆
昨日は1,2階の選抜メンバーにて、300kmの旅
他にも入居者さんみえましたが、とりあえず。
とんいかく大きくて、皆びっくり!
鹿さん、多すぎておっかなびっくり。
取り囲まれカツ上げ状態です。
もう、わやくちゃ
ご存知、せんとくん。
本日は、1階入居者と2階、3階小規模の複合メンバーにてBBQ
やっぱり男は火起こしですね☆
材料の下準備も男性大活躍♪
荷物運びもありがとうございます。
今日の昼は「夏」でした
昨日、今日で一番良かったのはスタッフが一番?楽しんでたことかな
ねっ 舟橋君、喜舎場さん♪
滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治
「波の女」 改め 「波際の婆さん」
今週のグループホームは訳あって外出続きです。
1階のリビングがご覧の通り・・・
施工側のミスによる建物の不具合があり、前面改修が8日から12日まで入っているのです。
ご迷惑をおかけして申し訳ございません。
当然、場所は使えない、音は出る・・ということで、外へ避難という意味もありますが、そこは機会を有効活用として外出を通じて1,2階の入居者同士の交流を図ろうという目的で日々出ずっぱり中です。
昨日は1,2階の13名で知多半島へ海の幸を食べに行き、その後海岸に出ました。
波際の婆さん達ですね♪
貝殻拾いで必死な皆さんです
本日は1階の選抜メンバーにて、おちょぼ稲荷へ参拝&食事ツアーへお出かけでした。
明日は、1,2階の選抜メンバーにて奈良の大仏&奈良公園の鹿と戯れに行きます。
報告はまた後日。
それにしても、大人数の移動はなかなか大変です。
人数が多いと、注文のやり取りが大変で頭がこんがらがっています。
車の乗り降りにトイレ誘導等、時間がかかりますね~
帰りには施設長自らレンタカーをこすってしまうという失態付。
明日は往復300km超えの旅行。 気合を入れねば・・・
滝子通一丁目福祉施設 施設長 井真治
夜勤の醍醐味
前回に続き夜勤ネタです。
夜勤は2日分(16時間)の仕事を一気に行うタイプが主流であり、その時間の大半は1人仕事となります。
(グループホーム、小規模多機能型居宅介護など、1フロアが少人数の場合。各フロアごとに夜勤者がいます)
通常、遅番と呼ばれるスタッフが20時か21時に上がると、そこからが1人舞台。
昼間の仕事と異なり、自分の裁量、力量、度量、配慮によりその夜のケア・支援の組み立ては変わります。
入居者・利用者とその日出勤のスタッフとの日ごろの信頼関係が出てくる場面でもあります。
「今日は○○さんか。だったら・・・」
入居者・利用者さんは、人的環境であるスタッフをよく見ていますから。
この日は21時30分でもまだ生活行為を主体的に行われていました。
「夜なべ仕事ですね」と伝えたら笑ってみえました。
1人舞台ということで、色々なチャレンジができます。
前日や前回の夜勤のデータを記録から読み取り、夜間の組み立てを考えます。
今日はこのタイミングでトイレ誘導してみようか・・
今日の声かけはこうしてみようか・・・
朝の仕掛けや組み立てはこうしてみようか・・・
夜勤は、1人だけの空間・時間の中で「性格が出やすい」ことになります。
「車に乗ると癖や性格が出る」と同じような感覚でしょうか。
自分のやりたいようにできる。ということです。
ですので、仕事をする「姿勢」がとても大切であり、自分との戦いの場であると言えるのではないでしょうか。
朝、出勤して居室、フロア、入居者・利用者の様子を見ると、夜勤のスタッフがどういう仕事をしているか良く分かります。
夜間帯を通じて入居者・利用者の安心安全を守るのに加え、良質な睡眠の確保と、朝を迎えた時に一日の始まりを丁寧に組み立てていくことが大切ですが、スタッフが色々と工夫をすることで流れを作れますので、そこが1人仕事としてとても面白いところだと感じています。
夜勤を重ねる中で進歩、変化を目指していきたいものですね。
滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治
夜勤朝を中に朝を迎えると、季節の移り変わりが分かります。
今日感じたのは、涼しさ、薄暗さ、蝉の鳴き声から、鈴虫の声へ変わった事かな。
「秋」ですね。