いざ、熊本大会へ!

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総務省は14日、「敬老の日」に合わせて15日現在の高齢者の人口推計を公表しました。

65歳以上の高齢者人口が3296万人(総人口の25・9%)、75歳以上が1590万人(同12・5%)となり、いずれも過去最高。

「団塊の世代」の1949年生まれが65歳になったのが一因で、4人に1人が高齢者、8人に1人が75歳以上となっています。

 

このまま高齢化は進み、高齢化率40%に向かって進む日本。

当然、認知症という状態にある方も増えると予想でき、現在の800万人から将来は1000万人(軽度認知障害含む)時代も来るのではないかと思います。

 

不本意ながら認知症という状態になった時に、介護のプロがどのようにその方の人権・尊厳を護りながら、人として生きる姿を取り戻せるように支援できるかという実践は、今の目の前の方々への支援の延長線上にあります。

 

そんな中、認知症介護の取り組みを伝え合い、共有・実践できることを目指したグループホームの大会が今月開催され、波の女からも2題発表させて頂きます(演題発表1題、ポスターセッション1題)

 

【第五回日本認知症グループホーム大会(熊本県)】

◆大会テーマ:「認知症でもよかたい!安心しなっせ」
         ~グループホームは地域の支え~
◆期日:平成26年9月26日(金),27日(土)

◆会場:市民会館崇城大学ホール・熊本市国際交流会館

 

波の女からの発表は以下の2題です。

本日は発表に向けての予行練習を行いました。

業界にメッセージを届けさせて頂きたいと思います。

 

演題発表

地域社会生活を取り戻すために

~自由に外へ出られるって素敵だよね~

1階リーダー 舟橋 琢磨

 

ポスターセッション

主体性を導きだすアプローチ

~できる自分を感じれるって素敵~

2階介護職 高嶌 木綿子

 

 

当日、会場に来られる方がありましたら、声をかけて下さいね☆

 

滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治

2014年09月15日 Category:スタッフ日誌

楽しさ大変さ 満載

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前回のブログに続き、昨日の奈良県東大寺ツアーと、本日の岐阜県でのバーベキューの様子をUPさせて頂きますね☆

 

昨日は1,2階の選抜メンバーにて、300kmの旅

他にも入居者さんみえましたが、とりあえず。

 

とんいかく大きくて、皆びっくり!

 

鹿さん、多すぎておっかなびっくり。

 

取り囲まれカツ上げ状態です。

 

もう、わやくちゃ

 

ご存知、せんとくん。

 

本日は、1階入居者と2階、3階小規模の複合メンバーにてBBQ

 

やっぱり男は火起こしですね☆

 

材料の下準備も男性大活躍♪

 

荷物運びもありがとうございます。

 

今日の昼は「夏」でした

 

昨日、今日で一番良かったのはスタッフが一番?楽しんでたことかな

ねっ 舟橋君、喜舎場さん♪

 

 

滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治

 

 

2014年09月11日 Category:スタッフ日誌

「波の女」 改め 「波際の婆さん」

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今週のグループホームは訳あって外出続きです。

1階のリビングがご覧の通り・・・

施工側のミスによる建物の不具合があり、前面改修が8日から12日まで入っているのです。

ご迷惑をおかけして申し訳ございません。

 

当然、場所は使えない、音は出る・・ということで、外へ避難という意味もありますが、そこは機会を有効活用として外出を通じて1,2階の入居者同士の交流を図ろうという目的で日々出ずっぱり中です。

 

昨日は1,2階の13名で知多半島へ海の幸を食べに行き、その後海岸に出ました。

 

波際の婆さん達ですね♪

 

貝殻拾いで必死な皆さんです

 

 本日は1階の選抜メンバーにて、おちょぼ稲荷へ参拝&食事ツアーへお出かけでした。

 

 

明日は、1,2階の選抜メンバーにて奈良の大仏&奈良公園の鹿と戯れに行きます。

報告はまた後日。

 

それにしても、大人数の移動はなかなか大変です。

人数が多いと、注文のやり取りが大変で頭がこんがらがっています。

 

車の乗り降りにトイレ誘導等、時間がかかりますね~

 

帰りには施設長自らレンタカーをこすってしまうという失態付。

明日は往復300km超えの旅行。 気合を入れねば・・・

 

滝子通一丁目福祉施設 施設長 井真治

 

 

 

 

2014年09月09日 Category:スタッフ日誌

夜勤の醍醐味

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前回に続き夜勤ネタです。

 

夜勤は2日分(16時間)の仕事を一気に行うタイプが主流であり、その時間の大半は1人仕事となります。

(グループホーム、小規模多機能型居宅介護など、1フロアが少人数の場合。各フロアごとに夜勤者がいます)

通常、遅番と呼ばれるスタッフが20時か21時に上がると、そこからが1人舞台。

 

昼間の仕事と異なり、自分の裁量、力量、度量、配慮によりその夜のケア・支援の組み立ては変わります。

入居者・利用者とその日出勤のスタッフとの日ごろの信頼関係が出てくる場面でもあります。

 

「今日は○○さんか。だったら・・・」

入居者・利用者さんは、人的環境であるスタッフをよく見ていますから。

この日は21時30分でもまだ生活行為を主体的に行われていました。

「夜なべ仕事ですね」と伝えたら笑ってみえました。

 

 

1人舞台ということで、色々なチャレンジができます。

前日や前回の夜勤のデータを記録から読み取り、夜間の組み立てを考えます。

今日はこのタイミングでトイレ誘導してみようか・・

今日の声かけはこうしてみようか・・・

朝の仕掛けや組み立てはこうしてみようか・・・

 

 夜勤は、1人だけの空間・時間の中で「性格が出やすい」ことになります。

「車に乗ると癖や性格が出る」と同じような感覚でしょうか。

自分のやりたいようにできる。ということです。

ですので、仕事をする「姿勢」がとても大切であり、自分との戦いの場であると言えるのではないでしょうか。

 

朝、出勤して居室、フロア、入居者・利用者の様子を見ると、夜勤のスタッフがどういう仕事をしているか良く分かります。

 

夜間帯を通じて入居者・利用者の安心安全を守るのに加え、良質な睡眠の確保と、朝を迎えた時に一日の始まりを丁寧に組み立てていくことが大切ですが、スタッフが色々と工夫をすることで流れを作れますので、そこが1人仕事としてとても面白いところだと感じています。

夜勤を重ねる中で進歩、変化を目指していきたいものですね。

 

滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治

 

夜勤朝を中に朝を迎えると、季節の移り変わりが分かります。

今日感じたのは、涼しさ、薄暗さ、蝉の鳴き声から、鈴虫の声へ変わった事かな。

「秋」ですね。

2014年09月07日 Category:スタッフ日誌

持っている男

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「今日は何もありませんでした!」

満面の笑みで夜勤明けを迎えたこの男。

こんな達成感を味わうなんてそうあるものではないでしょう。

波乱万丈な夜勤が毎回続いていました。

 

この男が夜勤に入ると、毎回何かが起ります。

入居者の不眠、転倒事故、トラブル、依存的行動、体調悪化、毎回特変ありだらけの夜勤。

原因不明の報知器作動なんていうこともありました。

 

決して不真面目な訳ではありません。

いや、一生懸命やらなくてはという「使命感」が何かを呼び込んでいると思うのです。

「このスタッフの時なら、ならなんとかしてくれる」

そんな目に見えない期待感、仕組みにより事が勃発しているのでしょう。

あとは、今回も何か起きるという先入観でしょうか。笑

 

何も起らないのが、違和感を感じてしまう程です。

 

目に見えない力は不思議なものです。

何かを持っているのでしょう。きっと。

なかなかユニークなスタッフさんが波の女にはたくさんいます。

 

「ブログに上げてください」とリクエストがあったので紹介させて頂きました。

別にひいきしている訳ではありませんので、機会があったら別のスタッフの出来事もさせて頂きますね☆

「お疲れ様でした」

次の夜勤は今回何も起らなかったツケで大きな何かが起るかもね・・ふふふ

 

滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治

 

20:30 ビールで乾杯!

今日の夜勤もこれからですね。

頑張れ高嶌さん。

 

 

 

 

 

2014年09月05日 Category:スタッフ日誌

まだまだだなぁ

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ある朝の居室内の風景・・・

 

いつもではなく、たまにのことでありますが何があったのでしょう(スタッフ側に)。

色々な事が起りますので、とりあえず理由を聞きます。

今回は、特に理由なしということで、職員さんの怠慢でした。

 

自分の力だけで、朝を整えるのは難しい方がたくさんいらっしゃります。

可能な限り、ご自身の力で整えて頂けるように声かけします。

それも難しければ、一緒に行います。

それもできなければ、代行させて頂きます。

 

生活支援を謳っている波の女ですから、朝の組み立てをちゃんとやりたいものですね。

「布団をたたむ」「カーテンを開ける」「着替えをする」「洗面をし髪を整える」くらいは毎朝ちゃんと支援できないとですね。

 

開設して2年6ヶ月に入った9月。

基本的なことを大切に組み立てていかないとですね。

 

滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治

 

2014年09月03日 Category:スタッフ日誌

再会

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本日は、以前働いていた職員さんが、転職先の職員さんを連れて施設見学にみえました。

 

覚えている入居者さんもみえ、とても喜ばれていました。

元気そうにしている元職員を見れるのは、嬉しいものです。

他の巣立っていった職員さん達も元気にしているといいなと思います。

 

いよいよ明日から9月。

お盆過ぎから猛暑がなくなり、過ごしやすくなった東海地方。

今年の夏は早々に終わってしまったのか?

夏の好きは自分は、このまま過ぎ去っていくのが寂しくも感じています。

 

「自分で夏は終わりだって思ったら、その時が終わりなんじゃないかな。」

 

そんなドラマのセリフがありますが、(知ってますか?笑)その通りだと思います。

ということで、自分の中の夏は終わっていないので、「夏」探しに出ました。

 

「夏はやっぱ、海だねっ!」という事で海へ

海の家から見える風景が好きですね~

店内には誰もいませんが・・

 

そして「氷」でしょ~ということで、そこのお店の名物の「氷パフェ」

おいしいですよ~

 

場所は変わり、クライマックスが近い郡上踊り

 

でも、踊りよりも、屋台でしょ~

 

僕の中で夏はまだ終わっていません。

残暑に期待したいものです。

 

滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治

 

 

 

2014年08月31日 Category:スタッフ日誌

「もうすぐ死にます」

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コミュニケーションを図るのが除々に難しくなってきているある方が、失禁時の衣類を替えさせて頂いている時につぶやかれました。

 

どこの施設でも時折聞かれる言葉。

時間とともに、色々なことが分からなくなってきている暮らしの中で私たちは何ができるのか。

何をすべきか。

 

「お迎えに来てほしいわ」

「もう死んでもいいわ」

 

このような言葉は、こう置き換えれるのではないでしょうか。

「こんな暮らし(状況)なら死んだほうがマシです・・・」

 

そう「こんな暮らし(状況)」を演出、支援しているのは私たち介護職です。

反省と努力をせねばなりません。

 

あれもこれも分からない・・

排泄もちゃんとできない・・

自分はどうなっていくのか・・

 

本来であればあってはならないことです。

「他人が自分のおしもの世話」をするなんて・・

それも「異性」によって・・

 

「トイレ」や「お風呂」は聖域です。

人として、最も「尊厳」に配慮されるべき場所です。

でも、そこに関わらないといけないのが「介護」の仕事なのです。

 

自分達にできる事は、さりげない介助をさせて頂く事くらいです。

それに加え、「こんな自分が、あなたの大切な尊厳の領域に踏み込む事を許して下さい」という謙虚な思いや姿勢が必要なのだと思います。

もちろん失敗しないように、先回りをするアプローチが必要ですが。

 

苦しいでしょうに・・

辛いでしょうに・・

 

あなたが自分の力を使って生きる事を、最後まで諦めずに応援していきたいと願っています。

尽力させて頂きたいと思っています。

必ず訪れる最後のその時まで。

 

滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治

2014年08月29日 Category:スタッフ日誌

男同士

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「生活の場であるグループホームにおいて、男性へのアプローチは難しくないですか?」

時々聞かれることがあります。

 

「生活」というものは、自分の力を使って自分が生きていく事であります。

当然「食」の獲得から始まり、調理や片付けが朝昼晩続き、そこに掃除や洗濯がくっつき・・・

と生活の基盤が、生活行為そのものでまわっていくものです。

 

入居者の男女比率でみると、1対8か2対8と女性が多い傾向にあるのではないでしょうか。

生活行為能力は基本的に女性が高く、そこに少数の男性がいても何も「やれない」「やらない」ということになりがちです。

と話を聞くことがあります。

 

本当にそうなのでしょうか?

 

して差し上げるケア、職員のお手伝いをお願いするというアプローチですと、そうなりがちなのかも知れませんが、入居者が主体となり、全体の空気感が「自分達のことは自分達で」という雰囲気の中では結構男性も生活行為をされる場面が多いように感じます。

男性が1人の時は、なかなか難しいなと感じる場面もありました。

それが2人、3人と増えてくると、場の雰囲気に合わせ、結構やる場面が増えてきています。

 

人はその場の雰囲気や空気に合わせる、適応しようとする生き物なのでしょう。

「やったことないからやらない」ではなく、「やってみよう」「やれる」「やれた」という自分の力を使って生きるという能力を発揮されるのではないかと思います。

それには相乗効果がでる、2人や3人と複数の男性がいた方がいいのだと感じています。

調理の下ごしらえをしたり・・

 

 洗濯ものを干したり、たたんだり・・・

 

 自分の食事を調理したり・・・

 

食べたものを片付けたり・・・

 

花に水をやったり・・

 

食材を選んだり・・・

 

日用品を買ったり・・・

 

縫い物をしたり・・・

 

掃除をしたり・・・

 

男性同士でも連携プレイができます。

 

男性も捨てたものではありませんね。

 

滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治

今日なんて、部屋にこもり密談をされていました(笑)

男性同士も素敵ですね☆

 

 

 

 

 

 

 

2014年08月27日 Category:スタッフ日誌

表情 その2

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「嫌だなぁ」「困ったなぁ」といった状況に面した時に、プラスの関わりを返すのはなかなか厳しい事です。

ですので、「困った」と捉えない自分作りをしていくという事が大切なのではないでしょうか。

 

捉え方を変える・・・それをするには認知症の事を学ぶ事が必要になります。

「困った」ではなく「そりゃそうだよね」と捉えることができたらなかなかのものですよね。

 

自分の思いは「表情」に表れてしまうものです。

 

図のように、相手の表情に影響を受けるのが人の常です。

認知症という状態においてもこの機能は結構残っているものです。

 

 

 

このレーダーチャート図から分かるのは、誰の顔(職員Aとか息子等々)なのか認知する能力が衰えも、表情、視線、ジェスチャーなどを把握する能力は結構残っているということです。

 

色々な事が分かりにくくなっていきがちな中で、自分を守り、生き抜くために必要な能力。

それは「誰」なのかということよりも、「自分の味方」なのかどうなのかを見抜く力。

それは相手の表情から察することができるということです。

 

接する時のご自分の表情はいかがでしょうか?

常に意識していきたいものです。

 

滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治

今日はスタッフミーティングでした。

意見を交換し、学び続ける事は大切です。

「大丈夫認知症」を読むのは赤ん坊でもできますよ(笑)

 

2014年08月25日 Category:スタッフ日誌