行方

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政府が26日、「1億総活躍社会」に関する国民会議を首相官邸で開いたそうです。

その中で、保育・介護分野の人材不足を解消するため、介護士についても「他の産業との賃金格差がなくなるよう処遇改善を行う」と延べ、月額で約1万円引き上げる方針を明らかにしたそうです。

17年度予算案で保育・介護合わせ2000億円程度の財源を確保する見通しだそうな。

勤続年数に応じた賃金体系の構築も目指しているそうな。

国も少しは本腰になってきたようですね☆

 

ありがたい話ですが本当は、「他の産業との”仕事の質”と賃金の格差がなくなるよう処遇改善と”スキルアップ”を行う」として頂きたいところだと思うのです。

 

まだまだだらしない介護業界

 

目の前の方、国民から給料を頂いておきながら、自分本位や、会社・自分の利益優先で動くことにより、利用者の不利益な出来事や事件が、そこらじゅうで行われていると言っても間違いでない現状。

利用者にとって「何が不利益なことなのか」すら気づいていない事もよくあります。

 

利用者や地域のために、介護保険の基本方針に従ってちゃんと仕事をしている事業所に、処遇改善をはずむ仕組みを考えて頂きたいものです。

いかがでしょうか?

 

滝子もまだまだですが、方向性は間違っていないと思います。

仲間とともに頑張りますので、いい仕事をして、いい給料をかせげるようにして下さいませ。

 

 

滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治

 

先ほどまで職員の集まりが近所で行われていました。

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まだまだ良くない労働環境ですが、皆頑張ってくれています。

本当に素敵な職員さんばかりで幸せものですね☆

 

先日、ブログを見て就職しに来てくれた方がみえましたが、

8月に新規事業(デイサービス、居宅支援事業所)開設のために、まだまだ職員募集中です。

すぐの就職でも、先々の就職でも、興味のある方、どしどし連絡下さいませ。

070-6410-8388  施設携帯 担当井まで。

よろしくお願い致します。

 

 

 

2016年04月28日 Category:スタッフ日誌

本日は晴天なり

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朝の出勤途中から気持ちのいい天気を感じながら、情報収集開始。

明日からしばらく曇り続き。

そしてGW突入!

とくりゃ、「今日はお出かけしなくちゃもったいない」と外出企画を出勤途中で思いつきました。

行き先は、いつも送迎中に「あっ飛行機!」「飛んでる!」と言われる方の事が頭をよぎり、

「セントレア(中部国際空港)へ行こう!」となりました。

 

出発時間から逆算すると、昼食準備に時間があまりかけれないので、これもかねてからのリクエストがある、牛丼弁当を購入しに行きました。

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11時半過ぎとはいえ、弁当12個は頼んではいけないですね。

店内パニックになってました。汗

 

 昼食はサクッと済ませ、「行きたい」と意思表示できる方と「楽しめそう」な方で出発、高速を走ります。

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空港は広い!

移動距離もかなりあり、スカイデッキに辿り着くまでに疲れ果ててしまいそうなので、

「動く歩道」を活用し空港内を移動しました。

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飛行機は昼間でも結構います。

次から次へ飛行機が移動、飛び立っていきます。

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そしてスターバックスで、コーヒーを購入しラウンジで飲みました。

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空港見学にスタバでコーヒー

ご本人さん達の表情を見ていると、「来て良かった」と思える機会でした。

 

 

滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治

 

そぉいえば、牛丼弁当を食べる時に「割り箸」を使うのですが・・

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こちらは、廃用性に伴う、「筋力低下」で割れず・・

 

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こちらは認知症に伴う「失行」にて割れず・・

なんとかせねばという危機感を感じる一瞬でした

 

 

 

2016年04月26日 Category:スタッフ日誌

使命

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知らない高齢者の方が自分の方に向かってきて、同じテーブルに座られようとしました。

「何か自分に話したい事があるのかな?」

と思い、その方の動きを見ていました・・

 

すると介助者の奥様が走ってきて、

「そこは違うよ。車に行ってて」

「すみませんでした(自分に対して)」

おじいちゃんは座るのをやめて、1人歩き始めました。

 

写真の方ですが、左手は拘縮しており左足も動きが悪そうです。

健側の右手右足を頼りに、杖をしっかりついて一歩一歩ゆっくり歩かれています。

 

売店で食べ物を購入中の奥様が介助者でしょう。

商品の受け渡し待ち、支払い行為が残っているようで、おじいちゃんが気になってはいますが動けない様子。

 

おじいちゃんはゆっくり移動しています。

その先には、30センチ下がる段差が目の前に迫っています。

さぁ どうしたものか・・

 

 

 

もちろん介護者ですから「有する能力に応じ」ですよね。

まずは「どんな有する能力があるか」行動から把握し、その結果から「どう応じるか」ですね。

 

認知症があるかどうかは分かりませんが、見当識や判断力の障害はありそうです。

自分が身内は他者か区別がついていたかは?ですから。

体の能力は、左半身麻痺。

介助者の奥様は、売店で支払い中で、その場を動けない様子。

目的地(車)は分かっているのかもしれませんが、スロープでなく、あえて段差方向へ移動中。

 

まず、動きがとりにくい介護者の奥様へ声をかけます。

(いつも段差を1人で安全に超えているのであれば、手伝いはよけいなお世話かも知れませんので)

「ご主人段差降りれますか? よかっったらお手伝いしますよ」

 

「時々転ぶんですよ・・」

「では、行ってきますね。介護職ですからご安心を」

(介護職は街の中にたくさんいるし、他人に頼れる社会ですからね・・というメッセージを込めて)

 

 

駆け寄り、段差の介助を行い、車まで一緒に行き、乗り込みシートベルトを装着し。

「さようなら~」

 

今後も増え続ける介護職員さん。

現在でも200万人は超えていると思います。

 

仕事を通じて得た、知識・技術・感性を社会の中に還元しなくては、もったいないと思います。

いや、社会の中で活用していく事が介護職としての使命なのではないでしょうか。

僕らの存在意義・仕事ぶりを社会へ示す時です。

 

オレンジリングもしかりですが、国民全体の助け合い風土ができあがあるまで、介護職の「印」なるものが一般国民から分かる仕組みができるといいと思うのですがいかがでしょうか?

そして介護職は、自分の存在意義を仕事・社会の中で意識して行動できるといいと思うのです。

 

介護の倫理観は、社会・他者と関係の中で学び、育まれていくもの素敵だと思うのです。

周りの様子に関心を寄せながら、必要に応じ自分の力を寄せていきましょう。

 

滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治

 

 

 

 

2016年04月24日 Category:スタッフ日誌

バックアップ

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今日の夜中2時

 

夜勤者から連絡が入り、緊急出動の機会が月に1、2回ある時があります。

1時半に現場から連絡があり、救急車を呼ぶ程でないにしても、受診しておく必要がある事態が起きました。

自宅から施設まで片道30km弱。

高速で施設へ急ぎます。

 

受診の結果、その時点では異常なしとの事で一安心。

で、後は帰るだけ・・

とはならないのです。

 

夜間の緊急対応の後の仕事は、夜間の施設内の状態確認の機会です。

時間は夜中3時台

 

1階夜勤者の廣島さん・・

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全体を見渡すポジションで記録作成

 

2階後藤リーダー

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こそっとドアを開けたのに、その音を察知して確認行動をしています

 

3階宮松さん・・

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も、年配組かつ、この日は体調良くないというのに頑張っています。

 

このようない毎日、年間365夜を護る夜勤者のおかげがあり、昼間の利用者・入居者の姿があるのです。

感謝、感謝ですね☆

僕が夜勤者のためににできるのは、不安や負担軽減のために、いかなる時でも電話に出れる体勢を保つことかな。

 

自分だけではありませんが、夜勤者のバックアップをしっかり行うのは、施設の役職者の役割のひとつです。

 

 

滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治

 

ちなみに、帰り道にも気を配ります。

「夜中にフラフラしている方はいないかな?」

「助けが必要そうな方はいないかな?」

そんな事を考えながら走っていると・・

単独事故を起こして間もない、反対側を向いている車を発見!

大きな怪我はなく良かったですが、救急車来るまで、側にいて声をかけさせて頂きました。

「人は誰かのために、自分にできる何かをすべき生き物」だと思うのです。

そうだと思いませんか!?

 

 

2016年04月22日 Category:スタッフ日誌

あれもこれも

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本日、今年度1回目の運営推進会議がありました。

 

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半田市や岐阜県の郡上から、有識者の方々をお招きして、内容の充実化を目指しています。

 

今回の内容は、

事業収入・支出に関する事や、職員への処遇など、経営面に関する事

震災支援や備えについて

職員の退職や採用等を含む、人事の動き

入退居や入退院の状況報告

スライドを使用したグループホームと、小規模多機能の日ごろの活動の様子

介護事故報告

相談・助言を頂きたい案件の提示(小規模利用者)

サービス評価の総括報告(小規模多機能)

家族懇談会からの報告事項(小規模多機能)

などなどです。

 

それに加え、見学ではなく「事業所内点検」を参加メンバーに行って頂きました。

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関係者の方はご察しの通り、この内容では予定の2時間では終了する訳もありません。

「運営を推進」するために、どうしてもあれもこれも「入れなくては!」と思ってしまっています。

結果、盛り盛りの内容になってしまいます。笑

 

今後も運営を推進するために、できることは何でもしたいと考えています。

皆様の中でも、良いアイディアがある方は情報を頂きたいと思います。

よろしくお願い致します。

 

滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治

 

 

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会議の中でも案内しましたが、会社から支給されている社用車の中には常に、

水タンク20ℓ、アルミシート、毛布、軍手、懐中電灯、救急セットなどを常備しています。

あと足りないのは非常食とお金ですね!笑

 

 

 

 

 

 

 

2016年04月20日 Category:スタッフ日誌

育成風土

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昨日、今日、久しぶりに風邪が悪化しています。

 

頭痛、倦怠感、悪寒、発熱といっても38度台ですが。

そんな昨日の夜、定時で帰れず3階の就寝介助の仕事がプラスされ、グダグダながら仕事をしていると・・

(そんな状況での動きは「仕事」とは言わないかも知れませんね。ルーティンワークですね)

 

自分が体調悪いという情報を知って、2階から「応援に行きましょうか?」と連絡が入りました。

2階は2階でやるべき仕事があるはずです。

 

固定的に仕事を決めず、優先順位に基づいて、フロアの縛りを越え、臨機応変に、主体的に、

応援を申し出てくれて本当に嬉しかったし、ありがたく思いました。

 

滝子にもいいセンスを持った介護職、豊かな人間性を持った職員が増えてきていると実感した瞬間でした。

職員が育つ、チームが育つという実感・体感を感じるアンテナをもっとたてて、そこに感謝できる自分でいたいと思います。

 

「ありがとう」

「助かった」

「嬉しかった」

 

そんな「プラスのストローク(ふれあい)」を通じ、職員達の主体性や成長の土台ができる職場風土を構築していくのが、自分の仕事です。

 

でも、歳をとると回復が遅れるものですね。泣

本日は5時起きで7時出勤でしたが、とうとう昼で動きばかりか思考回路もストップ。

 

体調管理できての介護職です。

しっかり休んで速攻回復復帰せねばですね。

 

滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治

 

 

 

 

2016年04月18日 Category:スタッフ日誌

何ができるか

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(*本日朝6時30分の書き込みです)

 

九州地方で、時間がたつ度に被害の情報が広がっています。

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東海地方では揺れていないので、何も気づかず朝までぐっすり休んでしまいましたが、

起きてニュースをみると、昨夜から今朝にかけての地震関係の情報が交錯していました。

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昨日、震度6程度の余震の発生確率は20%程度と発表されていましたが、

昨夜、またもや震度6強の大規模余震が発生。

阪神大震災と同規模で、15日に発生していた地震は今回の本地震の予兆だったと言われています。

 

熊本市民病院が倒壊の危険性があるとか、高齢者施設66人が孤立とか、九州内高速道路前面通行止め、ダムが決壊の恐れ、電気ガス等のライフラインが何万も止まり、首相の現地入りが中止となり、自衛隊の出動が2万5千人人程度予定されているなど、被害の状況が刻々と伝えられえいます。

このブログをうっている最中にも、緊急地震速報が出て大分県で震度5弱が発生するという危機迫る状態が続いています。

 

その伝えられている情報以上に、関係地域の方々の苦しみや不安は大きいものだと想像します。

大規模な災害や地震の経験がない自分にとっては体感的なものではなく、想像の範囲でしかできないのが心苦しく思います。

 

波の女は、全国の仲間の介護関係者との間で、災害支援法人ネットワーク「おせっかいネット」という支えあいの仕組みに参加しています。

このネットワークの一員として、または一国民として、現地に対し「何ができるのか」、また自分の暮らしや職場において「何を備えるべきなのか」を考え・行動していきたいと思います。

 

明日にかけ天気が荒れるのも心配です。

更に大きな地震が続き、別の地域へも広がる可能性がある今回の広域災害。

被害に遭われた方々に心よりお見舞い申し上げます。

そして、支援の「思い」と「活動」を続けたいと思います。

 

滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治

2016年04月16日 Category:スタッフ日誌

引き締め

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そういえば・・

 

今月(4月より)より、自治体が事前通告なく介護事業者を実地指導できるようになっているそうです。

少し前に話題になった、入居者の転落死事件を受けた措置だということです。

利用者、家族、関係者等からの通報や苦情があった場合は、抜き打ちで実施できましたが、

日常的な虐待防止への対応を調べる実地指導は、事前に文書で知らせる事が望ましいとなっていました。

 

事前に通知が来てからの実地指導だと、証拠隠滅してしまう可能性があるとのことで、今回のガイドライン改正になったそうです。

 

「悪い事」「やってはいけない事」を含め、「虐待」などは、

良くない事と、全ての事業所が分かっているのだと思います。

ただ、わかっちゃいるけど・・

発生する、止められない、中には気づかないといった事態が繰り返し発生している訳です。

 

管理体制や、勉強の機会、伝達の機会を設け、虐待防止の手立てを打つのは事業所の使命です。

しかし、現場最前線で働く一人ひとりの職員がその瞬間、瞬間で対応している訳ですので、

最終的には、現場の職員が「思わず」「ふと」「いらっとして」「いっぱいいっぱいで」等々

「魔がさした」という事や、もしくは「誰もみていないから」といったことで起こることが多いのだと思います。

これを防ぐのは結構難しいのかもしれません。

 

もともと、そういった空気感があるところや、先輩達がやっているから「いけないこと」という感覚が麻痺してしまっているところもあるかもしれません。

 

何が「いけないこと」なのか・・

価値観、常識、倫理観、モラル等々、線引きになる基準は色々ありますが、

力のある者が、抵抗できない者に対し、「そりゃむごいでしょ」という事をするのは、

「虐待」ですよね。

 

親は子に虐待をする事はありますが、

子は親に虐待をする事はできませんよね。

単純に、「力加減」や「立場」が上なのが親ですから。

 

「力加減」でいけば、要介護状態になり、介護施設を利用している方は、一般的に職員より力はありません。

ですので、職員が利用者に不利益な事や、「そりゃむごいでしょ」といった事をする事はすべて「虐待」ですよね。

 

そしてそれは、なかなか外から見ることはできません。

施設全体が密室化しているようなものですから。

 

ちなみに滝子の施設は、外(一般公道)からリビングが丸見えの「見せる介護」現場ですので、

その点は少しいいかと思っています。

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それでも夜は職員1人で、さすがにカーテンも閉めていますので、やはり密室化状態な訳です。

誰かが見ているからちゃんとやる。

見ていないなら手抜き・良くない事をする。

ではダメな訳ですよね。

 

見られていても

見られていなくても

同じ姿勢で仕事をする

 

これができていないし、できるように職員を育てる風土が組織に足りないから、

介護の世界はまだまだ「だらしない」業界なのだと思います。

 

滝子だって、過去には声のかけかたが

「そりゃむごいのでは?」

「そんな言い方は申し訳ないのでは?」

といった、虐待まがいな事がありました。

 

そのたび個人面談を行い、早めに修正し、だらしない芽をつむ作業をしてきたように思います。

事業所だけの努力だけで防げないのであれば、家族の目、近所の目、関係者の目がいつでも施設の中に入る環境を構築する必要があるのかもしれません。

 

地域密着サービスの、2ヶ月に1回の運営推進会議だけでは足りませんよね。

行政から抜き打ち指導が入る以前に、地域の目を入れ、開かれた施設を目指し、職員の意識を変える職場風土の構築を心がけたいものですね。

 

業界の中で、意見交換や情報交換を活発化し、だらしない介護業界を脱皮したいですね。

 

 

滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治

 

 

 

 

2016年04月14日 Category:スタッフ日誌

「その日その時」

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今月96歳になられるKさん。

クラブに毎日通われています。

利用開始より本日まで、1400回近く通われています。

とてもお洒落で、おちゃめな方です。

短期記憶障害がけっこうありますが、そんなのなんのその。

「それがどうしたの?」

と言わんばかりに、元気に明るく過ごしてみえます。

 

 

本日、お見送りを受けた時にふと思いました。

「あと何回、この方にお会いできるのだろう?」

 

100歳を超える可能性は十分あります。

それでもいつかは、お亡くなりになってしまわれます。

悲しいものです。

誠に恐縮ながら勝手に100歳くらいでと仮定すると、あと1461日。

 

自分とこの方と出会える機会は既に半分程過ぎてしまっています・・・

 

もうそんなに時間は残されていません。

「悔いのない関わりができた」

と思えるように、1日1日、1回1回の出会いに感謝しながら、

いつか訪れるその日、その時までしっかり関わっていきたいものです。

 

1460回 日が昇り

1460回 日は沈み

Kさんは99歳年の人生を終えます

 

そして1461回目の朝

元気なKさんの姿に出会えたら素敵ですね

 

自分を見送って頂けるKさんの姿をみながら、

そんな事をふと想像した瞬間でした。

 

 

滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治

2016年04月12日 Category:スタッフ日誌

共に

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昨日は、小規模多機能・クラブ滝子の月1回の「家族懇談会」がありました。

 

会社全体の動き

写真を使っての、ここ1ヶ月の近況報告

職員状況報告(入社、退職、移動等の人事関係や研修予定)

事故報告

今月、来月の予定

質問と自由懇談

 

という内容で行っております。

 

ありのままの事業所の様子や課題をお伝えしながら、時に励まして頂いたり、時に助言を頂けたりしています。

目的としては、家族同士の顔つなぎや連携を強化することで、決められた枠のサービス調整を家族同士が互いの事情を加味しながら、

 助け合えたら素敵だなと思っています。

 

「互助会」といったニュアンスでしょうか。

 

そして、事業所側の立場で運営を推進する、仲間になって頂けたら素敵ですね。

要介護という状態にある方々の暮らしの質をアップするための、パートナーといったものでしょうか。

「共に」という感覚を勝手ながら感じています。

 

押し付けにならないように配慮しながら、もっともっと運営に対する発言力を家族側が持っていけたらいいですね。

家族あってのサービス事業所ですから。

この集まりを大切にしていきたいと思います。

 

 

滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治

 

2016年04月10日 Category:スタッフ日誌