影響
今日の休みは、研修を頼まれていたので午後名古屋へ繰り出しました。
(写真は導入時のアイスブレークの様子です☆)
素敵な方々と共に時間を過ごせて良かったです♪
共に、福祉業界を盛り上げていきましょうね。
研修終了後、結構昔に自分の研修を受けた方から声がかかりました。
「あの時の研修の影響を受けて頑張ってきました」と。
(そんなニュアンスの話でした)
こんなまだまだな自分ですが、他人に、それも能力のある方々に、影響を与える事ができるなんて光栄だなと感激しました。
と同時に、自分の発する「言葉」、ブログ原稿などの「活字」に、責任を持った発言をしないといけないですし、それに伴った行動もしなくてはと思いました。
人は様々な事に「影響」を受け、良くも悪くも変化する生き物です。
変化していける生き物です。
「影響」:物事の力や作用が他のものにまで及ぶこと。また、その結果。
利用者との関係に中でいえば、一見健康で元気な職員の言葉や行動は、相手に大きな影響を与える事があります。
その「影響力」を意識・理解して、障害や要介護の方々に不利益にならないように関わっていく事が、対人援助職として大切なスキルだと思うのです。
相手に影響を与え、相手から影響を受ける
人と人は、響き合わせながら生きていく生き物です
対利用者、入居者だけでなく、様々な方々と影響を及ぼし合いながら生きていきたいですね☆
今日の研修では、最後に頂いたコメントも含め、いい刺激になった素敵な時間でした。
共に、福祉業界、目の前の方々のために尽力していきましょうね。
ありがとうございます。
滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治
「お知らせ」に、雁道二丁目福祉施設の今後の動きをUPしました。
よかったら、ご覧下さいませ。
新規施設 内覧会速報☆
本日、内覧会2日目でした☆
今回の内覧会は、同業者(居宅支援事業所、介護施設等)への案内はほとんどしていません。
ご近所の方々、知り合いの方々向け中心でさせて頂いたのですが、
2日で100名以上のご近所さんに来て頂く事ができました。
大盛況の2日間になって良かったです。
お越し頂いた方々に心よりお礼申し上げます。
12月に開設した後も、どうぞろろしくお願い致します。
近所の方々が声をかけあって、知り合い、友人を呼び込み、
一緒に連れてきて頂いたりする姿を、よくみかける事ができました。
地域の中の繋がりは素晴らしものですね☆
皆さんそのような関係を大切にしていらっしゃるのがよく分かりました。
今日は地域の方々に加え、滝子の施設からも見学へ参加させて頂きました。
今日の目玉は、抹茶・お茶菓子のおもてなしです。
運営推進会議のメンバーの方にご協力頂き、お客様に振舞って頂きました。
昨日は、家族関係の方によるハンドマッサージでした。
本当に色々な方々の協力の基、内覧会が成功できた事に、心より感謝致します。
無事に2日間の内覧会を終え、準備・担当した職員さん達も、「ほっと」している事でしょう。
たくさんの力を寄せ合い
たくさんの関係で寄り合い
素敵な施設にしたいと思います♪
今後とも「雁道二丁目福祉施設」をよろしくお願い致します。
「お知らせ」の方にも、たくさん写真をUPしていますので、興味ある方はご覧下さいませ。
滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治
3日前に動きがとれなくなってしまった自分ですが、
「劇的?」な回復で、今日は入浴介助も始めています。
ご心配してくださった方々にお礼を申し上げます☆
ここで足を止めている暇はないので、気合で乗り切りたいと思います~
体は壊れる
私事ですが、今日現在、写真の通り手押し車を押しての移動をしております。。
昨日の出勤時にくしゃみをしたところ、腰に電気が走りました。
ギックリ腰みたいなものでしょうか。
車通勤ですのでだましだまし出勤したのですが、いざ歩こうとすると痛みで歩けなかったのです。
フェンスにつかまり一休み、電柱につかまりながら二休み。
これほど目の前にある施設が、遠く感じた事はありませんでした。
自分のメンタルも体調も、コントロール・管理できての介護職だと思っていましたが、
まさかくしゃみ1発で、歩行・移動ができなくなるとは。とほほ・・・情けない。
くしゃみにまでは配慮できませんでした。
ちなみに腰痛が激しいと、これほどに生活がままならなくなるとは・・
自分の上半身の体重を支えきれないので、何かにつかまったりして、体重を分散しないと動けないのです。
常に前や後ろ、何かに体重を預ける格好になっています。
そしてスムーズに動けないので、昔のロボットみたいにカクカクの動きになっています。
立てない
つかまるものがないと移動できない
階段の昇降ができない
普通乗用車だと乗り降りしにくい
物が拾えない
靴下はけない
咳できない
笑えない
横になりにくい
向きを変えにくい
睡眠が集中してとれない
起きにくい
風呂入れない
トイレ行っても
ズボン下ろしにくい
パンツ下ろしにくい
おかげでチビりそうになる・・
大の方が出ようものなら、拭けない・・
後ろのタンクの流水レバーに手が届かない・・
体を「ねじる」とか「反る」とか、普段の暮らしの中では意識しなくても簡単にできていた事が、
腰を痛めると、体重をかけれない、重心を移動できない、体を曲げる事ができないので
ほとんどの生活行為ができなくなるのだと痛感しました!
いやぁ~、体幹とか重心とかの勉強になっています。
頭では分かっているつもりでしたが、いざ体験するとリアルにその大変さが分かったので、
その点は、今後の仕事に活かせるかなぁ~と思ってたりしています。
という訳で今の移動方法は、施設で使っていなかった、簡易式の押し車。
一人では歩けなくても、この自助具があれば、平面の移動はある程度スムーズにできます。
押し車、万歳!!
皆さんも、気を付けて。
でも、仲間達が理解、協力してくれるおかげで、大助かりしています。
ありがとうございます☆
滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治
いよいよ新しい施設の内覧会が明日、あさってに開催されます☆
詳しくは、同HP「お知らせ」をご覧ください♪
秋
介護職はOFFモードの時に休養、充電、リフレッシュ大切です!
女神湖、蓼科あたりの秋の風景をどうぞ☆
(3週間程前の写真なので、現在のこの地域の紅葉は終わっていますヨ)
運よく雲海に出会えました。雲の下は佐久市あたりです。
リード
只今夜勤中です。
20時30分くらいの時点で、照明をダウンライトに切り替え、雰囲気を寝る準備に向けて調整していきます。
この後は静かな音楽に切り替え、トーンを落としていきます。
寝る時間も消灯も特に決めていません。
利用者さんのペース・リズムを尊重したいと思っています。
しかし、全てという訳にはいかないのも事実です。
介護のプロとしては、寝る時だけの意志尊重のみを考えている訳にはいかないからです。
朝の目覚め具合も考慮し、早く寝る必要性のある方もおみえになります。
そのような方には、こちらから早目に横になるアプローチをさせて頂く事もあります。
ご本人のペースに任せておくと、22時になっても、23時になっても起きている可能性のある方がみえますからね。
結果、朝起きれないという所へ繋がってしまいがちです。
でも朝がくれば起床介助から朝食へと生活は流れていきます。
そうなると朝食も、午前中もグダグダになってしまう事になります。
そういった場合は、ご本人さんの24時間のサイクルの中でバランスを考え、生活リズムの再構築をアプローチする必要があるのだと思います・・・基本は。
基本というのは、例外はあるという事です。
そして今目の前で例外が・・
ほとんどの方が寝られた後は、ダウンライトから通常照明に戻します。
その後で、テレビを真剣に見ている利用者さんがみえます。
うなずいたり、何やら言葉を発っしたり、時に手拍子も・・
温かいお茶を自ら注ぎながら・・
途中でダウンライトに切り替えてみたものの、そんな雰囲気は気にもならないようです。
こりゃリードしきれないな・・笑
かつて和田行男も出た「プロフェッショナル」の番組に意気投合中です。
普段なかなか見られない集中力と、素敵な姿です。
これは、ご本人さんのペースを尊重すべきシーンです。
でもそんな時や事ってありますよね。
相手は人ですし、日によって違う過ごし方をする時もあるものですよね。
そんな時は次の日の中で調整すればいいだけです。
明日の朝はゆっくり寝て頂き、遅目の朝食をとって頂けばだけです☆
はい。明日の朝は寝坊決定です~☆
そんな日もあってもいいのだと思います。
人の暮らしですからね。
滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治
添え言葉
昨日はよく晴れ、暖かかった、「介護の日」だった名古屋です。
「いい日、いい日、毎日、あったか介護ありがとう」にちなんだ「介護の日」です。
まだまだ「ポッキーの日」に負けているようですが・・・笑
介護の日にちなんで、各地でイベント・催しが開催される中、名古屋では虐待がニュースにあがっていました。
滝子から車で20分くらいの所ですね。
いつまでたっても、なくならないこの手のニュース。
切なくなりますし、入居者さんには申し訳ないですし・・
しかし決して他人事ではありませんよね。
常に危機感を持ち、自分を、組織を、律っしていかねばなりません。
この日だけに、気が引き締まる思いでニュースを見ていたのと、改めて「虐待を考える会」を開催せねばと思いました。
話は変わり夜勤入りの昨日、小規模多機能クラブ・滝子副責任者の和田健二さんより電話やメールで連絡がきました。
どちらにも、「出勤前にすみません」と必ず「添え言葉」から始まっていました。
他の職員も、
「今、少々よろしいでしょうか?」
「 お忙しいところすみません」」
等々相手の立場を考慮した声かけができているのは、とても素敵な事ですよね。
当たり前の事かもしれませんが相手の状況に合わせて、または配慮して「添える言葉」を互いに遣いあうのがチームの中では大切だと思いますし、そのような組織風土は虐待予防にも通じるのだと思います。
職員同士は互いに敬い、尊重し合える関係を目指して、「添え言葉」を大切にしていきたいですね☆
滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治
距離感
今週は「実習生」のオンパレード週間でした☆
「実習生」といってもいろいろで、
同業者の「認知症介護実践リーダー研修」
学生さんの「介護福祉士養成カリキュラム」
の一環としての実習生が5名来ています。
「実習」となると、皆さん積極的に
「関わりに行こう」
「コミュニケーションをたくさん」
と、利用者・入居者さんの傍に寄って行く場面を多く見かけました。
料理を作る場面であろうと、買い物をする場面であろうと、雑談をする場面でもです。
「実習中」という自分達の役割や存在価値と、利用者・入居者さんの有する能力の情報が足りなければ、傍に寄るのは当たり前ですよね。
そこでお話しさせて頂いたのが「距離感」について。
「有する能力に応じる」のが私達の仕事です。
場面にもよりますが、
能力がある方には「距離をとり」
能力が衰えている方には「距離を縮める」
のが仕事の仕方の基本だと思います。
お店で食材探しができる、支払いができる方には「離れて見守る」
できない方には横付き「一緒に探し」「支払い補助する」
安定して歩ける方には「少し離れる」
不安定の方には「横にぴったりくっつく」
料理をする能力があれば「お任せする」
なければ「横について一緒にやる」
自分達で話をしているのであれば「その場から離れる」「聞いているだけ」
話が滞っているのであれば「話題を振りまく」
等々の場面や状態によって、自分の立ち位置や介入する距離を
「離したり」
「縮めたり」
を臨機応変に行えるようになれるといいですよね☆
「距離感」を場面場面で意識して関わっていきたいものです。
「心」は共に寄り添いながら。
滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治
12月1日開設を目指して、急ピッチで準備を進めています☆
来週、19、20日には「内覧会」「見学会」をさせて頂きます。
買い物帰りに、トイレを借りに入居者さんと寄ってみました。
近所の方々(奥の窓の方)も気になって覗かれていましたので、ご案内させて頂きました。
お楽しみに♪
生活に彩を
毎日、同じような行為や時間が流れる「日常生活」は僕らも入居者も同じようなものかもしれません。
そんな暮らしの中に「彩(いろどり)」があるといいのではないかと思います
なんらかのイベントや予定など、様々な種類の出来事が、日常生活に彩を与える事はよくある事です。
普段の休日を始め、誕生日や記念日、旅行、イベントなど。
その日が来るのが待ち遠しくなったり、その日の事を考えるとワクワクドキドキしたり、気持ちが明るくなったりする日ってありますよね☆
認知症という状態により、日時時間の感覚や記憶の保持が難しい方々にとっても、そんな日があるといいですね。
という事で、「今年のなばなの里のイルミネーションはいついきましょうか?」
と話題の提供や資料を渡してみました。
「先々の楽しみ」
その事に、良い影響救をもらえる事もきっとあるのではないかと想像しています。
生活を豊かにする一つの要素。
有効活用したいものです。
滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治
買い物の帰りにポツポツ雨が・・
ご近所さんの洗濯物が出ていたので、取り込みながら呼び鈴を鳴らし、お知らせしました。
日常生活の中の声の掛け合いって大切ですもんね☆
と、ホームに戻ると、他人の世話を焼ている場合でないくらいの洗濯物が干されていました。汗
急げ~ 笑
ユーモア
病気により脳が壊れると認知症という状態になる事があります。
そうなると、とんちんかんな言動が増えていくのが一般的です。
皆さんは、食パンはどのように食べますか? どこから食べますか?
人それぞれ様々ですが、施設の中ではこのような食べ方がありました。
真ん中をほじくりだし・・
真ん中をくり抜いて・・
最後にみみを食べられました。
これは認知症だから、変わった食べ方・・というより、個性、ユーモアといった捉え方の方が正しいかもしれませんね。笑
間違っても、「そんな食べ方しないでくださいね!」とはならないように。
どんな形でも、自分で食べれるって素敵ですね。
滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治
「見られている」を意識
昨夜の夜勤中。
夜間帯に入り、Aさんコール対応1回目。
「パットを替えて下さい(ベッド上で)」
それから1時間後の2回目のコール対応。
「パットを替えて下さい」
それから30分くらい後び3回目のコール対応。
「パットを替えて下さい」と言われるのを予想して、対応しようと心構えていたところ・・・
「トイレに連れて行って下さい」
「!?」
いつもと違うパターンだなと思いつつ、その変化の意図を探ろうと質問してみました。
「もしよかったら教えて下さい。先ほどまではパットを替えて下さいと言われていましたが、なぜ今回はトイレなのですか?」
「さっきそんな事言いましたっけ?」
「言ってませんでしかっけ?失礼しました」とごまかしつつ、ご本人にとっての事実を受け入れて会話を合わせました。
その介助中に、自分の顔を一瞬見たので、何かと思った時に、
「昼は裸眼ですか?」と逆質問を受けました。
夜間はコンタクトを外し、眼鏡で仕事をしています。
そうです。
昼と夜の自分の状態の違いを記憶し、理解されていたのです。
パット替えの質問から、短期記憶障害がある事は想像がつきます。
しかし、だからと言って、常にその状態にある訳ではないのが逆質問から分かります。
繰り返しの淡々とした生活行為や、たいしたことない場面の記憶は、記憶されない、思いだせない事が多くなるのが一般的です。
でも、そんな暮らしの中で、自分をケアする職員の情報、状態の把握は、利用者にとってはとても意味のある大切な情報なのだと思います。
「私達職員は見られているのです」
「観察されているのです」
「時に職員を試したりして職員の能力や愛称を見極めようとしているのです」
それは当然の事なのです。
それは要介護や認知症という状態を抱え、生きていく上で必要な情報だからです。
それは、きっと思考というより、生き抜くための本能がそうさせているのだと想像できます。
私達の表情、言葉、ふるまい。
常に見られている事を理解、想像しながら、仕事にあたらねばと思い起こさせて頂いた場面でした。
「見られている」を意識できてこその、介護職。
肝に銘じて仕事中は気を抜かず、場面や相手に応じて様々な役者を演じられる自分でいなくてはと思いました。
相手の言動から学び続け、変化し続けられる自分でいたいものです。
滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治


















































