推進~

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先日、今年度1回目の「運営推進会議」を開催させて頂きました。

 

入居者家族

近隣住民兼地域の保険委員

地域の民生委員

近隣の専門職

行政関係者

にお集まりいただき、約2時間グループホームと小規模多機能からの

報告や相談、助言を頂く有意義な機会となりました。

 

本当の意味で「運営」を「推進」するための大切な集まりです。

今年も2ヶ月に1回、「滝子通一丁目福祉施設」がよりよき運営ができるよう、

ご理解・ご協力頂きたいと思いますのでよろしくお願い致します。

 

 

滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治

 

 

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朝食の準備中、生卵を床に落としてしまいました。

慌ててはダメですね・・

皆さんは最近どんな失敗をされましたかぁ?

 

 

2018年04月30日 Category:スタッフ日誌

背筋ピーン☆

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「波の女」通所部門 ~クラブ雁道より~

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フェイスタオルを4枚つなげて手縫いで制作中。

ちなみに、お隣の方はお手玉を作成。

そのお隣の方は、5月13日15時より開催される「オレンジカフェ・ジェネ」

のチラシの原案を職員と考え中。

 

お迎いの男性お二人は、時々BGMとして歌ってくれる方。

美味しいお店を職員に教えてくれる、元タクシー運転手さん。

 

皆さん各自、お好きな事をして過ごされています。

 

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上の写真、お掃除道具を使って「梁」を掃除中。

 職員と掃除の話をしている時、

「昔は天井も拭いたよ。脚立に乗って拭いてたよ。」

と言われ、デイサービスの梁の上を拭きたい!となり。

でも、脚立に乗る事が得意な職員ではないと聞くと、

「こうしたらいいよ。ほら、何かない?長~い布。」

と言われチクチクと長い布作成はじまりました。

 

そしてできた長-----い布でお掃除♪

「口開けてたらいかんよ~。ゴミが落ちるよ~。」

と言いながら、腕をしっかりあげ 背筋ピーーーン です☆

 

ガンガン雁道クラブ滝子より。

 

 

う~ん。背筋ピーンに至る過程と動作が素敵ですね☆

環境や状況の中で自然と脳と体を使っていく。

とても理にかなってるアプローチです♪

次のUpは30日の予定です~☆

2018年04月27日 Category:スタッフ日誌

笑える

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「ほうれんそう」

と聞いて何を想像されますか?

 

社会人?組織人?だと、

「ほうれん草」

「報連相」

あたりを思い浮かべるのではないかと想像します。

 

自分も、報告・連絡・相談の「報連相」を想起します。

社会人、組織人としての必要なスキルですよね。

 

これは、入社してくる新人さんにも伝えていくところですが、

先日こんな記事をみかけました。

 

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今の社会人に必要な「ほうれんそう」は・・

 

報酬・連休・相思相愛・・

 

笑うしかないです。笑笑笑

ウン。確かにそうかも。

そんな要素も理解していく時代なのかもしれませんね。

 

現在沖縄へ、和田行男と渉外担当の久綱が、学生さん達との面接や講演に行っているのですが、

新「報連相」の要素も理解した話が必要な時代なのかもしれないですね。

 

滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治

2018年04月24日 Category:スタッフ日誌

組織連携

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波の女で運営している通所介護事業所「クラブ雁道」の利用者さんが、

滝子通一丁目福祉施設に遊びにこられました。

 

といいましても、ご自身で進んでこられたのではなく、

クラブ雁道と、滝子通一丁目福祉施設との連携によるものです。

 

この方、滝子通一丁目福祉施設のすぐ近くの方なのですが、

時々、ご自宅近辺にて困った事に遭遇する事があるとの事で、

何か打つ手はないか?との事で始まった連携サポートです。

 

ご存じの通り、通所介護の特性上、あまり利用時以外のサポートは行いにくい

仕組みとなっています。

できる範囲でいろいろサポートを実施しているとはいえ、

朝夕の時間外や定休日等の動きはとれないのは物理的、仕組み的に仕方ない事です。

 

そこを何とかするために、訪問介護といった介護保険におけるサービス等を組み合わせるか、

地域近所の人や仕組みを活用するとう事もありえますが、

まだそこまでは必要ないし、不定期、突発的に困った事がおこる事もありえます。

 

という事で何か打つ手はないかという話が出た時に、

この利用者さんの自宅のすぐ近所にある「滝子通一丁目福祉施設」を絡め、

連携を図る事にしました。

 

通所介護利用日の帰りに直接自宅に帰るのではなく、

滝子通一丁目福祉施設を経由して自宅に繰り返し帰る事で、

体感的、記憶的に、滝子の施設も覚えて頂き、

何か困った時に「あそこに相談しにいこう」

と思ってもらえたらいいのでは?というのが狙いです。

 

24時間型施設の特性を利用すれば、少なくとも電話対応はできますし、

ちょっとくらいなら、行く事もできるかもしれません。

 

こんな形で、地域や近隣にみえる、

フォローを必要とされている方を、

組織的のネットワークを活用したサポート体制を構築できたらと思っています~☆

 

滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治

 

次のブログUpは24日(火)の予定です~

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過ごしやすさを通りこし、暑くなったここ数日の名古屋です。

月に☆に夕日に街明かり♪

仕事帰りに見える景色に癒されてます~

みなさの癒しはなんですかぁ~

 

 

 

 

 

 

2018年04月21日 Category:スタッフ日誌

まだまだ

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この業界でよくある?会話。

「認知症状進んだよね」

 

 確かに進行性の病気ですので、症状が固定される訳ではありません。

時間の経過とともに、できないこと、分からないこと、増えていく事が一般的です。

(原因となる認知症の病気の種類によってはこの限りではありません)

時間の経過とともに変化する状態を、

「進んだよね」

とついつい言ってしまう事があります。

私達の仕事いかんによっては、「進めてしまう」といった事もありますが・・

 

いろいろ良くない方へ変化していく中で、

まだまだ残っている「有する能力」への気づきを大切にする事も大切にしたいものです。

 

写真はとったのですが、Upできていないのですが、

代わりにトップの以前の写真をUPしているのですが、

この方も「進みましたよね」とついつい言ってしまう事がある方です。

 

客観的にみて、その側面は事実としてあるのですが、

先日、夕食後、だんだん就寝されていく中でフロアに残っていたこの方。

自ら立ち上がり、席の後ろのカーテンを閉め始められました。

自分の宿泊室に戻った時も、カーテンを閉められていました。

 

そんな姿を見ていると、

感じている事

気付いている事

分かっている事

できる事

が山のようにたくさん残っている事が分かります。

 

暗くなったのを理解し、

自分がいる環境の中で何をすべきかを自ら感じ考え、それを実行する力。

 

認知症の進行という事実は、

他者や環境との「ズレ」の中で、他社側が「一方的」にその方へ評価をしているにすぎません。

その方自身の世界の中では、一生懸命感じ考え、できる事をやりながら、一生懸命

生きようとされているのだと思います。

 

そんな「生きようとする思い」を

引き出すも活かすも諦めさせるのも閉ざしていくのも

私達の仕事いかんにかかっているのだと思います。

 

「進んだよね」

の事実の裏側にある

「まだまだ」

 

そんな事に気づき、認め、共に響き合わせ、

「人が生きる」「人として生きる」を応援する仕事をしていきたいものです。

 

 

滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治

 

撮影する写真が自動的にバックアップされる仕組みはいいのですが、

そのデータをこのブログにUPする技術がない自分です。汗

ネット環境、セキュリティー、やり方・・ついていけません~

 

 

2018年04月19日 Category:スタッフ日誌

「そうだよね」

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ご自宅から来られた利用者さんが厚めのコート?上着を着られていたのですが、

「なかなか脱いで頂けなくてどうしようか?」となっていました。

 

本人の主張としては、「寒いから着ていたいの」

施設側としては、「籠り熱がおこりやすい」「室温は暖かい」「体温測ると37.4」

 

ご本人さんの気持ちを大切にしながら、どうやって脱いで頂くか・・

何回か声をかけてみても、「着ていたい」

 

「外で着る用なので、部屋の中では脱いでいきましょう」

「帰りに外にでる時に着るものないので、脱いでおきましょう」

あれこれ言い回ししてもなかなかうまくいきません

 

では、「流れ」を活用してと・・

トイレに行かれ、席に戻る途中に「上着掛け」のハンガーを目のつくところにセット。

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それが目に入ったところで、自然と当たり前のような雰囲気で、

「上着はこのハンガーにあっけておいてくださいね」

と声をかけると、「かけといたほうがいいかね・・」といいながら、

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服を脱いで、かけて頂きました。

 

「よしっ」

 

一方的に、正しいからといって、必要だからといって、

こちらの主張を無理やり、強引にもっていくのは可能な限り避けたいものです。

 

なるべく本人の気持ちを汲みながらとなると、

「そうだよね」

といった納得のできる状況や環境や声かけが必要で、

その気持ちや動きを引っ張り出せてこその、介護かなと。

 

今回はいつもの到着後の「流れ」を再演出して、さりげなく目的を達成しました。

いつもいつもうまくいくとは限りませんが、あれこれやり続けていきたいと思います~

 

滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治

 

うまくいったと思いきや・・

そのまま10分程置いておいたものですから、

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ハンガーにかけてあった服を再び着込んで座られていました。汗笑

ちゃんちゃん♪

 

2018年04月15日 Category:スタッフ日誌

喪失

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私事ではありますが、先日「歯」を抜きました。

50歳目前にして、初めて永久歯を失う事となりました。

自分にとっては、その不安というか喪失感といいますか、結構なものがあります。

 

今もぽっかり一部分が空いている違和感にはなかなかなれません。

人は歳を重ねる先に、獲得もしていきますが、失うものも増えてきます。

失うものが、自分自身の何かだと、結構へこみますね。

 

こればかりは、失ってみないと、その痛み、辛さ、不安はなかなかわからないものだと思います。

年齢もそうですが、自分の体の不調や失っていくものが出てくると、

「あ~ 衰えたな」

と実感、痛感せざるを得ません。

 

人はそうやって「死」に一歩一歩、日々近づいているんですよね。

そんな喪失感を数えきれないほど、山のように抱えて生きている、目の前の

利用者さん達を見ていると、なんとたくましい事。

 

喪失を抱えて生きる

 

これからも、いろいろなものを失っていく先に、

この仕事に通じるもの、活かせるものがあると信じ、

いろんなものを失う事に対する共感力Upにつなげていきたいと思います~☆

 

滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治

 

 

福島出張直前の抜歯でしたので、夜の交流会等でお酒が

飲めなかったのが残念~泣

というほど飲める訳ではないのですけどね。

 

 

 

 

 

抽象的ではありますが、大切な人や物を失うと喪失感を持つことが多いと思います。

 

 

2018年04月12日 Category:スタッフ日誌

脱出計画

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少しお久しぶりです。

今回のブログで福島県への出張の様子をお伝えしようと思っていたのですが、

写真が取り込めなかったので、準備でき次第UPさせて頂きたいと思います。

 

話は変わり、本日、玄関の入り口横に上着と靴が置いてありました。

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自転車置き場ですので、出勤してきた職員さんのなんらかの意図があってのことかな?

と想像し、その場を離れ、30分後。

 

このフロアのベランダを歩いている入居者さんの姿を見かけました。

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それはそれで、探し物やぶらぶらしているのかと思ったのですが、

「ここから出れる?」

と話されたのを聞いて、先ほどの上着と靴と結びつきました。

「脱出計画だ!!」

 

よく見ると、窓も空いていました。

グループホームから出ようと、靴や服を投げだしたものの、

自分がその高さの窓から出れなかったのでしょう。

 

いや~脱出計画って素敵ですよね。

「ここが嫌!」という雰囲気はご本人からは感じられませんでしたが、

脱出計画を練っている雰囲気って、なんだか

ワクワク感? 目的感?

あっていい表情だなと思いました。

 

その気持ちに応える事ができたらと、フロアスタッフに伝達しましたが、

応える体制や状況が整わなかったのが少し残念です。

しかし、その行動力はステキですよね~☆

 

これからもその気持ち、能力を失わないようにしていきたいものです。

 

滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治

 

 

 

2018年04月10日 Category:スタッフ日誌

業務の向こう側

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自宅近所のスーパーで買い物をしようと店内を進んでいると・・

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「おっと!陳列中ですね」

 

「では、違う通路へと・・・」

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「こっちもですか!」

 

あちこちで通行止めです。

こちらは、買い物カートを押しつつ、幼児もつれているので、

存在感といいますか、移動の際の「音」や「気配」はそこそこあると思います。

 

それで近づいても、お客に対する配慮や声かけなど一切なく、黙々と陳列を続けています。

「やれやれ」

でも、自分達だって同じような事をしているのかもしれませんよね。

 

個人として与えられた、やるべき事柄に集中しているのはわかりますが、

それだけでは本末転倒になってしまいます。

「何のために陳列しているのか」

「誰のため、もしくは誰に買ってもらうのかという事をイメージできているのか」

並べるだけだったら、小学生でもできるかもしれません。

 

与えられた事や、やるべき事を淡々とこなすだけが仕事ではありません。

「自分がこうしたい、こうやらなくちゃ」

といった事ではなく、

「自分がこれをする事は、誰や何にとって必要だったり大切だったりするのか」

「自分が今やっている事が、何のためで、どこに繋がっているのか」

「それをしている自分の姿は、まわりの人から見てどう見えているのか」

「対象となる方にとって、自分の今やっている事が活きているのか」等々

 

そんな、「目の前の業務の向こう側の仕事」まで視野を広げたり、

「やっている事の目的」を理解したり、

それをしている「周りの環境へも気を配る事」が必要なのだと思います。

 

これは介護も一緒です。

「自分のやりたい介護」

「やってあげたい思い」

ではなく、

目の前の1回1回の介護や関わりが、

将来や先を見据えて、能力低下につながらないようにしているだろうか

相手の心理にどう影響していくのだろうか

周りからみて、どのような仕事をしているように見えているのか

等々、先々や周りへの繋がり広がりを意識して仕事をしていかなければならないと思うのです。

 

「相手」や「周りの人」にとってどうなのか?

を忘れないように、置き去りにならないように、していきたいですね。

 

 

滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治

 

金曜日から福島県へ移動します。

東日本大震災による、福島原子力発電所の事故があった町に入らせて頂く事になりました。

波の女も属する「おせっかいねっと(災害支援法人ネットワーク)」の活動の一環です。

その関係で次のブログUpは10日か11日頃になると思います。

しっかり学び感じとって、何かできる事がないか考えてきます~☆

 

 

2018年04月04日 Category:スタッフ日誌

☆新年度☆

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新年度になりました。

今年度もよろしくお願い致します。

 

「年」と「年度」と、年に2回気持ちや環境を改めたり、新しいこ事が始まる機会がある日本です。

イギリス、カナダ、インド等も日本と一緒の4月~3月の区切りがある国だそうですが、

他の国では全く違うようです。

 

さて、新年度始まりましたが、

原点の確認をするいい機会だと思います。

 

自分達の軸はどこにあるのか

どこを目指すべきか

 

介護保険の理念にしても

施設理念や方針でもいいのですが、

個人、チームとして目指すもの、進む方向を再確認するいいタイミングですよね。

 

という事で、目指すものに合わせて、

私達の大切な視点の確認を、新年度冒頭にしておきたいと思います。

 

和田行男・作

私はすべてを失ったわけではありません
どんなことでも まず問いかけてみてください
何でも まず私の意思を確認してみください
食べる 食べない 行く 行かない 暑い 暑くない?
どうしたのって 聞いてみてください
訳のわからないことを言うかもしれまあせんが 私は病気です
痴呆状態にあるのです 進行性の難病といってもいいでしょう
察してください ようく見てください

私はすべてを失ったわけではありません
まだまだ若いものに負けないこともたくさんあります あると思います
でも 若い頃と同じようにはできないでしょう
あせらせないで じっと見ていてください
見ていて 少しだけ手を貸してください
人間の機能や能力は使わないと使えなくなると 若い頃に聞きました
生きるためにたたかう力はまだまだ・・・・・

私はすべてを失ったわけではありません
外だって自由に出たがるでしょう 雲や星が好きです
外に自由に出られるようにしていてくれさえすれば 自分ででかけます
でもきっと目的地には着けないでしょう 戻れなくなるでしょう
そっとついてきてくれると嬉しいです
とまどったり 不安げになったら そっと傍に来て
どうしたのって声をかけてください
きっとあなたのことが天使様に見えるでしょう

私のことを笑ってくれていいですよ
きっとおかしなことを言ったり おかしな恰好をすることでしょう
でもお願いです 陰で笑ったり 自分一人だけで 仲間同士だけで笑わないで
私にも笑っている訳を教えてください
きっと私も笑いの仲間に入り いっしょにおかしむでしょう
だって おかしいことはおかしいと 私にもわかるから

私はすべてを失ったわけではありません
私のことを痴呆老人なんて呼ばないでください
私の名前は 和田サンです
私のことをわがままなんて言わないでください
私はあなたと同じ人間です
ただ 痴呆という難しい状態になっただけです
私の努力では 止められないんです

 

 

相手の立場で感じ考える事ができる自分でい続けたいと思います。

今年度も、波の女をよろしくお願い致します!

 

滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治

 

次のブログUpは4日の予定です☆

 

 

2018年04月01日 Category:スタッフ日誌