家族とともに

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先日、クラブ滝子利用者の家族による

施設内年末!?大掃除を行いました。

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ふだんあまりできないところを家族に・・

ということではなく、

家族も施設の運営者側という立場で、

施設内、スタッフ、利用者の情報を持っていて

頂けたらという視点で、点検を兼ねながら

行って頂きました。

ありがとうございます☆

 

施設の人の出入りの多さから、

あっという間に汚れやほこりがつきますが、

年末に向け、職員も利用者も、皆で掃除の機会を増やして

いきたいと思います。

 

滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治

 

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みんないつも一緒に頑張ってますよ☆

 

 

2018年11月29日 Category:スタッフ日誌

法令順守

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秋が深まってきましたね。

 

さて、先日の話ですが、

利用者宅に訪問サービスを提供し、スタッフが戻ってみると・・

施設車両に「駐車禁止違反」のシールは貼られていました。

スタッフは「????」「どうしよ!」

きっと、混乱と焦りと不安に襲われたことでしょう。

 

事前に警察で駐車許可証を取得していますので、

「出していたのになぜ??」となったことでしょう。

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ご存じな方もいるとは思いますが、

道路交通法の方が優先なので、

ダメなところはダメという事です。

そんな事は自分も承知している「つもり」だったので、

ここならOKという駐車場所を、スタッフにも伝達していたところです。

 

ところが、「駐車場の出入り口から3メートル以内」

という状況に該当したという事で、結果「駐車違反」という事になってしまいました。

失敗失敗。失態失態。

スタッフにも、事業所にも申しわけない事しました。

 

自分の中の道路交通法の理解が足りてなかったが為に

おこった今回の出来事。

 

介護だけでなく、その他関係法律、ルールをちゃんと

理解しておかないとですね。

 

滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治

 

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免許更新時に過去に違反があったので、(汗)

講習を2時間受けて免許更新となりました。

その最中に起こってた今回の出来事。

ちゃんとちゃんとね。

でも、免許更新のたびに老けていく自分の顔写真を見るのは

切ない・・

 

2018年11月26日 Category:スタッフ日誌

「笑い話」

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特養へ行く事になったAさん。
海外勤務の息子さんが帰国し、クラブ滝子へ挨拶に来られた昨日の話。

「ここ何年か、本人が一番大変な状態にある時に、

こちらを利用していろいろやってもらえたので助かりました。

仕事をやめて介護する人の話も聞くなかで、

こちらにお願いして自分は海外へ逃亡してたようなものです。

そんな話をして向こうで笑ってしてましたよ。笑」


僕らにとってとても嬉しい言葉です。


本人とその家族が暮らしを取り戻す。
仕事がある身内も仕事に没頭できる。
それを支えれたという事は、ぼくら専門職が関わった甲斐があるというもの。

簡単には語りきれない、あれもこれもあった家族と、

小規模多機能クラブ滝子との長き連携と戦い。
一旦区切りです。

寂しくはありますが、チームみんなで頑張ってきた訳ですので、

皆で讃えあいながら送り出したいと思います。



Aさん、特養でも大暴れしてくださいね。



「向こうでギブアップされたら、また戻ってきて下さい」
と家族にお伝えしましたら、
「よろしくお願いします」との事。笑

こんな事もあんな事もありましたが、
「笑い話」として語り継がれて行くであろう、

素敵なAさんと家族と僕らの物語が一つ積みあがりました。

ありがとうございます☆



滝子通一丁目福祉施設   施設長   井 真治

2018年11月22日 Category:スタッフ日誌

こだわり

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小規模ご利用中の、Aさんのテーブルまわりです。

 

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自分のこだわり

自分の空間

自分の場所

気が付いたら、いろいろな仕掛けがしてありました。

 

いろいろな場面や関係性の幅を広げるために、

席の固定をしない方針ではありますが、

固定的になっている場合もあります。

 

自分の存在を、関係性や環境の中で感じるってとても大切ですよね☆

このまま保留がいいのか、検討は必要ですが、

毎日通う先に、自分なりのセッティングがあるっていいなって思いました。

 

滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治

 

2018年11月19日 Category:スタッフ日誌

掃除

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「汚くて死にはしないが・・・」

掃除をしなくたって生きていける。

汚くたって死にはしない。

だから、婆さんたちが掃除をしようという気持ちにまで

職員がもっていくのは難しい。

食うために必要な調理・買物のようにはいかないのだ。

 

掃除は生きていくために必要不可欠なことではないが、

その分だけ行う機会が少なく、

「やらなくなるとやれなくなる」ことにつながりやすいことを

しっておくべきだ。

 

と「大逆移転の痴呆ケア」和田行男著 P31にも記されているとおりで、

現場においてなかなか「掃除」に気持ちと動きを持っていくのは難しいです。

 

声かけはだれでもできるが、巻き込む「風」を起こすには、

その場を形成するエネルギーを必要とします。

 

写真は、クラブ滝子のスタッフが、皆を巻き込んで掃除をしている

シーンですが、なかなか楽しそうで、豊かな時間にも見受けられました。

 

夜に職員がもくもくと毎日掃除をしていますが、

利用者がいる時間に、利用者を巻き込んで、

脳と体を使い、関係性やその場の空気感を作れるのは「技」でもあります。

 

このような場のつくり方や留意点を、スタッフ会議で

検討してみるものいいですね。

 

滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治

 

 

 

2018年11月15日 Category:スタッフ日誌

カフェ日和

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朝からスッキリ晴れた秋晴れだった昨日は11月11日。

全国的には介護の日でしたね☆

波の女では、オレンジカフェ・ジェネの開催日でありました。

 

今回のミニ講演は

「関節の痛み・肩コリの本当の原因について」

という話を、理学療法士 中村和人さんを

横浜からお呼びして、話して頂きました。

中村さんは、社会福祉法人エンゼル福祉会の組織内で働く傍ら、

地域に向けた介護者教室で話をしたり、関係書籍に原稿をあげたりと大活躍中です。

 

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前半は、へぇ。フムフム。なるほど。

とためになる話をして頂きました。

 

お話のあとは、もっと聞きたい!という参加者からひっぱりだこでしたね♪

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ありがとうございました☆

 

後半はいついものスタイルで、

グループホーム入居中の認知症という状態にある利用者さんが、

ウェイター役を務めるカフェ・交流、相談会を行いました。

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とうぜん間違いはところどころで起こるものの、

参加者も、入居者さんも、楽しくも有意義な時間、

交流の場になっていたと思います。

 

次回は平成31年1月に行います。

どんな内容になるかお楽しみに☆

 

滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治

 

2018年11月12日 Category:スタッフ日誌

「ごもっとも」

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朝、皆さんが到着され、新聞を読んでいた時の利用者さん同士の会話。

 

介護施設で起きた「暴言」の記事でした。

内容は、施設の看護士が90代の入居者さんに向かって「死ね。」と言った。

と言う記事でした。

 

真面目なお顔で、とっても優しい声で話してみえました。

「なんで、わざわざこんな事、言うんだろうなあ。

時期がきたら皆、死ぬのになあ。こんな事、わからんかったのかなあ。」

「誰か、この看護師さんに教えてやらんかったんだろうか。こんな事で棒に振って。」

近くで聞いていた私には、こんな言葉を人に向かって言ってしまった

看護師さんの事を人として心配しているように聞こえました。

 

人生の先輩方は、本当に何でも解決する方法をご存じです。

 

誰か、気が付かせてあげる人が近くにいれば。

聴いてあげる人がいれば。

 

この、利用者さんたちのように、穏やかな声で一言声を掛けてあげる人が誰かいれば。

一呼吸つく事が出来る環境があれば。

 

もしかしたら、何か変わる事が出来たのかもしれません。

 同じような仕事をする私たちにとって、何かヒントを下さったような気がします。

 

 

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今日は皆さん、力仕事です。

 

2

大きな段ボールが来たので、皆で小さくゴミに。

 

3

最後はきれいにゴミ袋へ。

 

毎日、当たり前のように生活していますが、日常生活動作って沢山ありますね。

 

クラブ雁道 デイサービス  日置 紀子

2018年11月09日 Category:スタッフ日誌

「覚悟」

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手前の男性、鈴木さん。

認知症という状態にありながらも、

日々生活行為を大切に暮らしてみえました。

 

9月末、肺炎で入院。

2週間程の時点で面会に行くと・・

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水分・栄養は点滴のみ

排泄はパット交換のみ

褥瘡リスク高くなり、体の向きを右に左に。

やせ細り、細々と力のない声で話されます。

「もうこのままでいいです・・」

日々弱っているようでした。

 

家族と様々なリスクについて確認して出た結論

「滝子に戻しましょう!」

互いに「覚悟」が決まりました。

 

「病院や療養型を行ったり来たりした方がいい」

という主治医に「退院」を迫りました。

入院してちょうど1ケ月たった10月末

クラブ滝子へ戻ってきた鈴木さん。

 

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現在は、ほぼ入院前の姿を取り戻しつつあります。

 

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鈴木さん語ります。

「あの時はもうだめだと思いましたよ」

 

「覚悟」を決め、「挑んだ」甲斐があるというものです。

人は可能性に溢れているのですね。

まだまだこれから。

共に人生を切り開いていきたいです。

鈴木さん。一緒にがんばりましょうね☆

 

滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治

 

次回の記事UPは8日ごろを予定しています。

少し間隔が開きすみませんでした。

今後ともよろしくお願い致します。

 

2018年11月05日 Category:スタッフ日誌