コロナ禍でも。。
長引くコロナ禍に加え、第4派の到来ともとれる日々ですが、
細心の注意を払いながら、コーヒ飲みに行ったり、
美容院へ行ったり等の活動を続けています。
店の側も配慮されているので、
気を付けながら、コロナ禍とうまく付き合いながら
社会生活も送っていきたいと思います。
滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治
慈しむ
先日、入居者の部屋の中で写真の状態を目にしました。
猫が好きだと思われる入居者M様(昔たくさん飼っていた)
の部屋に、使っていない猫の置物を置いておいて、
どのような反応をされるか見ていたのですが、
くるめた布団の上に写真の状態なっていました。
このような状態になる経緯を見ていないのですが、
想像するに、「慈しむ心」がこうさせたのではないかと思います。
どうでしょうか?
認知症になろうと、他者を思ったり、気をつかったり、
慈しんだりする心はちゃんと残っているものです。
人と人の間で長い時間生きてきた人間として、
脳に不具合が起きようと、人の心はしっかり
残っているという事を忘れないように、気づけるように、
その方と関わり、生きることを応援していかねばと
改めて思った瞬間でした☆
滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治
運転能力評価??
いまさら?ようやく??
ですが、運転する職員さんの能力を確認したり、
助言したりする仕組みを始めています。
施設の外で仕事をする職員さんの状態把握は、
なかなかする機会がなかったのですが、
運転は施設の看板を背負っている訳ですし、
利用者さんが乗っている時もある訳ですので、
交通ルールを守って適切に運転できているか?
という状態確認を時々しておく必要があると思うのです。
結果、確認が終わった職員の皆さんはしっかり運転できているようでした☆
また、施設としての取り組みでご紹介できそうなものが
あればUPさせて頂きたいと思います。
滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治
活動☆
日中は暖かく、過ごしやすい日が増えましたね☆
地域によっては再びコロナウィルスへの罹患数が増えていますし、
ワクチン接種ももう少し時間かかりそうなので、
どんどん活動という訳にはいきませんが、
この季節を逃すのはもったいないですよね。
ホーム内での活動や、対策を講じながら少しずつ
地域へ出向いていきたいと思います。
昨年からの社会参加減少の影響は、
確実に廃用性を進めていたり、
認知症状の進行にも及んでいますが、
まだまだ取り戻せる事もあるはず。
有する能力に応じれるよう、
取り組んでいきたいものですね。
滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治
新年度☆
ブログをご覧の皆さま。
いつもありがとうございます。
新年度が始まりましたね。
昨年と変わらず、コロナ対策をしながらの新年度で、
晴れやかさは少し欠くものの、気持ちは新たに皆さまと
進んでいきたいと思います。
波の女も4月より新しい職員が加わりました。
コロナ禍の中で何ができるかを考えながら、
「生活の応援団」を続けていきたいと思います。
入居者の皆様方とも力を合わせ、
暮らしを続けてまいりたいと思います。
よろしくお願い致します。
滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治
「お花見☆彡」
今回投稿しますのはグループホーム職員の古賀俊樹です。
早いものでもうすぐ4月。
暖かい季節になってきているこの頃ですが
ある日の昼食後に天気がとてもよくお散歩を行いました。
暖かい風に吹かれながらホームの周辺を歩いているとき
近くの公園で桜が咲いていました。
するとグループホーム入居の男性入居者様から
「綺麗な花だなぁ~☆彡」
とにこやかな表情でお花を見ていました。
普段、調理などではお力を発揮して頂いています。
なかなかホームでは笑顔が少ない方ではありますが、
この日は久しぶりに外の空気を吸って、
公園で子供が遊んでる姿を見て
「元気がいいなぁ~可愛いなぁ~」
と笑顔もあり本人様にカメラを向けると
「綺麗に撮ってくれよ!」
と満面の笑みをされていました。
「わざわざありがとう」と言って頂き、
良い関りが出来て嬉しかったです。
コロナウイルス対策を行いながら、
できる範囲で今後も活動を行って行きたいと思います。
グループホーム職員 古賀 俊樹
避難訓練
先日、避難訓練を実施しました。
毎度毎度ですが、訓練の際の非常ベルの反応が
ほとんどないのが実際です。
・音が聞こえにくい
・音が聞こえてもその音が何の音か覚えていない
・音が聞こえてもその音が何の音なのか理解できない
・音が聞こえてもその時にどうするか判断できない
等々の状態により、何事もなく過ごされている可能性があります。
それは逃げ遅れる可能性があるという事です。
非常時は職員がしっかり命を守る行動をせねばですね。
意思疎通の難しい方は階段を下りるのに
10分以上かかる方みえました。汗
まだまだ課題はたくさんありますね。
滝子通いち一丁目福祉施設 施設長 井 真治
有する能力に応じた調理
調理は複雑な作業です。
何が食べたいか何を作るか考える・想起する
どんな材料を使うか判断する
何人分作るか判断し覚えておく
調理器具や道具を選ぶ
完成までの段取りを考え、覚えておく
味をイメージし、調味料を使い分ける
火に何分かけるか覚えておく
人数分に盛り付ける
全体の流れをイメージし、時間を管理する
どれもこれも、記憶の障がい、見当や判断力の低下がある
認知症という状態にある方が調理をするのは難しい事もあります。
しかし、料理の工程を分解し、
それぞれの有する能力にあわせた役割を持ってもらう事で、
完成させる事ができます。
立って作業できる方
目がみえにくくても、ちぎる・混ぜる、かき混ぜるはできます
立てないけど、切る・火にかける、味をみる事ができる方
単純作業ながらきちっとできる方には取り分けや片付け
手元が不確かな方にはプラスチック製品の片づけ
個々の特性、有する能力に応じ
調理・片付けを分担する事で、
皆で作り上げる食事になるのだと思います。
一つひとつのパズルを組み合わせるのは職員の役割ですが、
皆で作り上げる事を応援するのは
なかなか醍醐味のある仕事なのではないでしょうか。
「自分の力を使って生きる」を今後も応援していきたいと思います。
滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治
「誕生日☆」
グループホーム入居中のk様。
日々調理や洗濯などお力を発揮して頂いています。
そんなk様。先日お誕生日を迎えられました。
昼食後 に「お誕生日おめでとうございます!」
と皆さんで盛大には出来ない環境ではありますが、お祝いを行いました。
本人様に「ケーキと和菓子どちらが食べたいですか?」とお訪ねしました。
すると「ケーキも良いけどたまには和菓子あんこが食べたいなぁ~」
とのことでコロナウイルスの関係で職員単独で買い物に出かけました。
帰宅後、15時。
ちょうどおやつの時間ということなので
皆様でスイーツを頂きました。
甘い物は別腹なのか、皆様綺麗に全部食べられていました。
k様からも「美味しいね~ありがとう☆彡」
とにこやかな表情をされていました。
最後に夕食後お風呂から出られた後に
お花が大好きなので、記念に一枚写真を取らせて頂きました☆彡
「k様お誕生日おめでとうございます!
これからも素敵な笑顔でいろいろお力を貸してくださいね!
お誕生日おめでとうございます。
これからもよろしくお願い致しますね☆彡」
グループホーム職員 古賀 俊樹
保険がつかえない?
僕らは「介護保険」のお仕事です。
社会全体の「保険」の種類としては、
死亡やケガに関する「保険」
医療や介護の「保険」
貯蓄のための「保険」
損害保障のための「保険」
雇用や所得の「保険」
などなど
生活の中で、強制でも任意でも
結構多くの「保険」にお金を払って暮らしています。
改めて「保険」を調べると・・
将来起こるかもしれない危険に対し、保険料を加入者が公平に分担し、
万一の事故に対して備える相互扶助の精神から生まれた助け合いの制度です。
との事。
暮らしや体に起こった不具合に
「備える」ためのもので、
実際に不具合が起こった時に
保険を使い、補う事ができるものだと思います。
加齢や病気等で体や脳に不具合が起こり、
介護が必要になった時に使える、
国民全体の保険システムである
「介護保険」でいけば、
「使う」「使える」のが当然ですよね。
なのに、
「認知症の症状がひどいので利用お断り」
という話を時々聞く事があります。
保険に加入しているのに保険を使えない??
そんな事にならないように、
介護保険の事業者としては、
保険の意味と役割を意識した
仕事や発言をしないといけないですよね。
保険を使って暮らしの取戻しや、
不具合への補いをさせて頂きながら、
「生きる」を支えていきたいですね。
滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治