11月11日は何の日?
見出しの質問に対して、どのくらいの割合で正解を答えることができるのだろうか?
うちのスタッフが言ってました。 「11月11日 ポッキーの日だ」と。
がっくし。。。 というより、一般的にはそんなものでしょう。
平成20年より、11月11日は「介護の日」となっています。
「いい日、いい日、毎日、あったか介護ありがとう」を念頭に、「いい日、いい日」にかけた覚えやすく、親しみやすい語呂合わせとしました。とありました。
厚生労働省HPによると、 ”介護について理解と認識を深め、介護従事者、介護サービス利用者及び介護家族を支援するとともに、利用者、家族、介護従事者、それらを取り巻く地域社会における支え合いや交流を促進する観点から、高齢者や障害者等に対する介護に関し、国民への啓発を重点的に実施するための日”として、「11月11日」を「介護の日」と決めました。
そして、「厚生労働省においては、地方公共団体、関係団体、関係する事業者等と連携し、「介護の日」を中心とした介護の意義や重要性についての周知・啓発活動を行っていきたいと考えています。」ともある。
ところが現状は介護スタッフでさえ「ポッキーの日」である。 「国民への啓発」の日ということで、主役は介護従事者ではないので、まぁ100歩譲ってよしとしましょう。
設置後の活動として、関係する事業者等と連携し・・周知・啓発活動を行っていきたいと・・あるので、どんな活動が行われているのかとHPで検索をしてみました。 ところが、愛知県内においてはほとんど該当活動がありませんでした。
なんと淋しいことか。。。
今年は日曜日でしたし、市内のどこかでイベント等が開催されているのなら、入居者さん達と共に乗り込んでやろうと思っていたのに・・
いや、日曜日だったから、関係機関は活動を抑えたのか?
介護に、日曜も祝日も年末年始もゴールデンウィークもお盆も関係ありません!!
やはり他力本願ではなく、介護従事者自らの活動にて啓発していかなければならないのだと感じました。
来年は何かできないか、考えていこうと思います。
ということで、本日の目的地は、2階入居者さんのいきつけだった喫茶店へ変更となり行ってきました。
でも、ここの喫茶店で、「地域社会における支え合いや交流」が行われたので、今日のところは”よし”とします。
マスターや奥さんが店の外まで傘をさし、出迎えや見送りをしてくれましたし、店内の通路や階段で、入居者さん達の介助を何も言わず介助してくれました。
まさしく、目的にある「介護従事者、介護サービス利用者を支援」そのものです。
ありがたいことです。
まぁ、特別な日だからでなく、日々の暮らしの中で互いに助け合う、手を差し伸べ合えるこのような理解者を社会の中にも増やしていきたいですし、「支援してほしい」ばかりでなく、私達も社会に対して参画していかなければなりませんよね。
来年は、他まかせばかりでなく、自分たち自身でもこの日を盛り上げていきたいですね。
「11月11日11時11分11秒だぁ!」と言っていたら、入居者の皆様に笑われました(笑)
Published by 井
「野村さん」 生活の様子 速報!(後半)
前回の続き・・
「ただいま・・」
玄関を上がります。
ご主人と対面です。
「帰りたかったんだよね」「会いたかったんだよね」肩を抱き、感動の場面です。野村さん良かったね。。。
感動の再会もほどほどに、2階へ上がり冬物衣類を選別しました。
ご主人も「これは良く着てましたね~」 本人もどんどん衣類をたたみます。
お湯を沸かしにご主人のみ1階へ降りると時々、「あの人はどこいった?」とご主人を探す素振りもみられます。
そうこうしながら、たっぷりと冬物をケースとカゴに詰め、1階へ降ります。
「トイレ行くわ」自然にトイレへ向かいます。
その後は台所でお茶の準備をご主人と一緒に行います。
お湯が沸く合間をぬって、食卓の上の整理整頓も行います。
そして居間でお茶を一服。。。
ご主人との間で自然と色々な会話が飛び交います。
それにしても、ご主人を見るやさしい目・・・ 夫婦っていいですね!
そしてお茶の後は、ご自身自ら台所で湯呑を洗います。
驚いたのは何の躊躇もせずに、湯沸かし器のスイッチを「カチッ」と入れ、お湯を出しながら湯呑を洗い、終わった後は再びスイッチを押して切っていました。なにもかも、家を出たあの時のままなんでしょうね。
その後、初回からあまりゆっくりしすぎは、ご主人にとってどのように感じられるのか分からなかったのと、いい雰囲気でいい印象を残して次に繋げたいという思いがありましたので「ご飯を食べに戻りましょう」と声をかけ、荷物を持ち玄関を出ます。ここまで約20分の滞在時間です。
ここが自分にとっての正念場! 緊張の瞬間です。
どう反応するのか?
帰らないと言われるのか?
さらっと「また来てくださいね」と自分だけ送り出されてしまうのか?
果たしてどうなるのか? ドキドキ!!
次回へ続く・・・・ となるとクドイので、最後までいきます(笑)
それがあっさりと靴を履き、自分の後について車へ来てくれました。
少し、ご主人も一緒に乗っていこうという素振りはありましたが、窓ガラス越しに大きく手を振る姿を見て「バイバイ~」と笑顔で応えていました。
「ホッ」と一安心と、これからもこのような機会を作るキッカケになるという手ごたえを感じながら、自宅を後にしてホームへ戻りました。
道中「また行こうね」と言うと、自分の手を強く握って「うん。行こうね」と嬉しさの中にも少し寂しい感情を感じながら帰路につきました。
帰った後の野村さんは、いつもより自然な雰囲気で夕食作りに参加されていました。
そんな姿を見て、野村さんにとっていい時間だったと確信しました。
いつまでも、家を感じられる支援を目指していきます。
また行きましょうね。
Published by 井
「野村さん」 生活の様子 速報!(前半)
秋も深まり、朝夕を始め寒さを感じる今日この頃。
野村さんは日々元気に暮らしてみえます。
最近の課題の一つは、衣類が4月に入居されたままですので、長袖の服がほとんどないということです。
本日の午前中の買い物中に、ぼそっと「寒いね・・」と言われました。
こりゃいかんわ!ということで、自宅へ冬服を取りに伺う段取りをしました。
以前も何度か、用事がある度にスタッフだけでご自宅へ伺っていましたが、最近、ふとした場面で涙ぐまれる場面が増えてきたのと、たまに「帰りたいの・・」という言葉を聞くことがありましたので、一度自宅に戻ってみようかと思いました。
ご主人に連絡して、一緒に自宅へ行くことを承諾して頂けましたので、夕方に自宅へ向かいました。
内心、「果たして、一緒に施設へ戻れるだろうか?」「今後のホーム暮らしにどんな影響が出るのだろうか?」等々色々な思いがよぎりましたが、”自宅を忘れない”支援をしていきたいと思いましたので、自宅を離れ7ヶ月たちますが、思い切って一緒に自宅へ戻ることにしました。
車で向かったのですが、自宅まで500mくらいのところから、本人に聞いてみました。
「家はどっち?」
「まっすぐ行って、2つくらいのところを曲がるの」
ドンピシャです!土地勘はしっかり残っています。 「さすが!」
自宅の前を通りかかると、「ここ」と教えて頂けました。
車を降りるとまずはポストの中の郵便物を取り出して、玄関に向かいます。
その動作、しぐさは自然そのものです。
そして玄関へ。どうなるのか!?緊張の瞬間です。
長くなりそうなので、続きます。。。
(後半)のアップは11月5日(月)の夜の予定です★
Published by 井
防災訓練からの
こんにちは。
グループホーム2Fの中尾です。
10月16日は火災の避難訓練でした。
ジリリリリリ…けたたましく鳴り響くベルに皆さん避難訓練だと知ってはいるものの驚いて部屋の外に出てきました。
夜間を想定しての避難訓練だったので夜勤者が一人で避難誘導しました。
日勤だった私はそれを見守っていました。
見守っているだけでしたが、気を付けなければならないことがたくさんあり、勉強になりました。
非難した後は…、
仕出し屋の多志満さんでお食事タイムです(^_^)
バスに乗り込み
到着
席に着き
自分が食べたいものを注文
美味しそう\(^o^)/
帰りは少し遠いけど
歩いて帰りました。
避難して
美味しいもの食べに行って
歩いて帰って
今日は忙しなかったですネ(笑)
こんな日常もあります。
Published by中尾
新しいフロアでの生活
みなさん、お久しぶりです。GH1階職員の山本です。
お気付きになりましたか??10月から2階から1階に異動になりました。
移動してからまだまだ日が浅く、いろんな壁にぶち当たることが多く大変です。
日々奮闘の毎日を繰り返しています。
最初はいろいろと大変だとは思いますが、自分にとっては新しいフロアで、たくさん学ぶことが増えて良い経験だと思っております。
まだまだ自分に不足している所があるかもしれませんが、これからは1階のフロアで頑張っていきたいと思います。
この写真は、1階入居者の人達です。
職員と一緒に生活している光景が思い浮かばれますよね。
自分も負けないように1階入居者の方々と共に楽しい生活をたくさん作り上げて支援していきたいと思います。
山本浩市
Published by 山本
「あらら・・」(後編)
先日のブログ、誤字等あり、分かりにくくなっていました。
すみません。
夜勤明けの入力はダメですね。。。 睡眠は大切です☆
さて、昨日の続きです。
河村君の返答は、「一緒にホコリも取れると思って」ということでした。
「ナルホド! よう考えたね~ でも50点!」と言ってしまいました。
70点でも良かったんですけどね(笑)
その後に、僕が考えるアプローチの考えを伝えました。
「目的が、スタッフ目線、スタッフ本意にならないようにしようね」と。
今回で言えば、ホコリをとりたいというスタッフ側の意思 が中心になっていてはいけないのかな・・・と。
そのような意思を基にアプローチしていると、主体がスタッフ側になり、違和感を感じるのかな・・・と。
あと、普通に考えてあまりあり得ない状況、不自然な状況を作ると、これも違和感を感じることになるのかな・・・と。
覚えていない・分からないだろうと、相手を見下しているような態度や、仕掛けは周りから見ると「おやっ?」となると思います。
今回は少しスタッフ主体っぽいので、違和感を感じたのだと思います。
「こんなところに、こんなごみがでるなんて・・・」
逆に、同じような仕掛け・アプローチをする場合でも、目的がしっかりしていればそれはOKだし、違和感を感じにくいのではと思います。
その目的とは、介護保険の基本方針の「有する能力に応じ自立した日常生活を送れるよう・・」という視点を軸に添え、掃除をするという「思考」と「身体」の能力を活用し、共有スペースの廊下を綺麗にするという生活行為を大切にしたい・今後もし続けられるようにする、という目的や思いでアプローチするのであれば、おのずと関わる態度に真剣身が出るし、その結果として「ありがとう!綺麗になりました。」と労いの言葉や態度も加わり、自分の暮らしていく環境を、自分の有する能力で維持していくという生活の主体者としての姿を演出・支援できたとうことになるのだと思うのです。
・指示するスタッフ、指示される入居者さんという構図にならないように。主体はどちらか?を意識する。
・専門職として、〇〇という目的のために〇〇しているということを理解し、他者に説明できるスキルを持つ。
・自分自身の暮らしをベースに思い浮かべ、一般的にありえる状況を作り出す。
こんなことが意識できていればいいのではないかと思います。
河村君。基本的におもしろいアプローチでしたよ。さすがです!
今日の昼ごはんの支援はばっちり★でしたから。
あとは、主体者はどちらで、何のためにやっているということが明確になっていればよりいい支援になっていくと思います。
一緒に色々アプローチしていきましょう☆
しばらくしてから別の入居者さんがこんなことを言いながら掃除してました。
「この廊下を往復するのもいい運動ね♪」
すかさず「すっごい綺麗になっていますよ~。ありがとうございます」と伝えると、
「いえいえ。自分のためですから」
ごもっとも。。。
Published by 井
「あらら・・」(前篇)
廊下に散らばったゴミを見た入居者さんの一言。
「あらら・・・」
10分くらい時間を巻き戻して説明します。
そこには1階スタッフで頑張っている河村くんが、事務所で新聞広告をビリビリ破っている姿があります。
そしてその広告を廊下に巻き散らしだしています。
その後、入居者さんに掃除の声かけをしました。
そして掃除が始まりました。
どんどんと掃き掃除が進みます。
ゴミが集まります。
それで終わりかと思ったのですが、河村君はご本人に分からないように、集まったゴミの一部を回収しました。
そして再び入居者さんの視界に入らないように留意しながら廊下にゴミを巻き散らかしています。
「あちらにもゴミが落ちていますよ」との声かけで終わりかけていた掃き掃除が続きます。
たまたま、そんな関わりを見ていたのですが、少し違和感を感じました。
確かに認知症の基本症状である「記憶障害」の特性を活用しての”技”であると思うのですが・・
でも、違和感を感じたのです。
その理由を本人に聞いて確かめてみることにしました。
まずは本人の思い、考えを聞く。
「さっきの掃除のやり方をした目的は?」
かえってきた答えは・・・
明日?に続きます。たぶん。(笑)
Published by 井
いつまでたっても
お久しぶりです、小林です。
最近急激に寒くなってきました。
風邪はひいていませんか?
街では長そでを着ている姿をよく見かけるようになりました。
もう長そでの季節ですね~^^
しかし、我が滝子の入居者さんたちは、まだまだ半袖の方がたくさん!
お元気ですね!動くとあったかくなりますもんね!
先日…入居当初からずっと髪を伸ばしていたSさんが先日髪を切りました。
髪を切って一段と素敵になったので、小林のお家からコテを持ってきて髪の毛を少しいじってみました!
一生懸命鏡とにらめっこしながら髪の毛をくるくるしています
最初は『熱!熱!』と言いながら苦戦していましたが、3、4回もやれば慣れた手つきでくるくる巻いていました。
『これいくらぐらいするの?』
「安売りで1000円でしたよ」
『そんなに安いの!?どこで買えるの?電気屋さん?』
『そんなに安いならパーマかけるより良いわ。私も1本買お!』
そんな会話をしながら…素敵に変身!
女性はいくつになっても女子ですね^^
おしゃれをしている姿は輝いて見えます。
Published by 小林
小規模多機能・クラブ滝子~とある日~
こんにちは、久しぶりにブログを書かせて頂きます、3階小規模多機能・クラブ滝子の竹内です。
前回のブログは準備室の頃だったので、半年前でした。(もう半年!?)
小規模多機能・クラブ滝子が発進して、日々あたふた、日々苦悩、日々笑いです。
なかなかクラブの活動状況をブログにアップ出来ていないので、これからは細目に!したいです(笑)
つい先日、堀田の津賀田神社のお祭りに皆さんで行ってまいりました。
朝、送迎中にお神輿があるのを目にしたスタッフが「お神輿!」と声に出すと、地元であるIさんが『今日と明日とお祭りだよ。』と教えてくれました。
そうならば行くしかないと早々とお昼の準備を始め、いつもならばまだのんびり昼食後の余韻に浸っている午後1:30にいざ出発。
バスに乗り、堀田駅前で降りたはいいが、神社はどこ!?
どうやって行けばいいの!?
なんてノープラン(笑)
ここで地元のIさんの出番でした。
「そこを曲がって、まっすぐ行けば神社の正面」
素晴らしい道案内でした。
途中の道ではお神輿の2台も遭遇。
「大きいねぇ~何だろうね、これ」
迫力満点の被り物?に皆さん、足を止めて見入ってました。
30分の上り坂を休憩しながら昇り、なんとか到着した津賀田神社。
沢山の出店に、皆さん坂を昇ってきた疲れも忘れ「すごいねぇ!」
さて、ここからは、お参りか、休憩か…
やっぱり食欲の秋でしょうか?
チョコバナナに、リング焼き、ミニカステラと…皆さん、お昼は抜いてきましたっけ?
職「食べるものも食べたし、さぁ、お参りしますか」
利「(階段)昇るの面倒やで、ここからでええわ」
ちょろっと木の間から見える参拝所に向かって手を合わせる皆さんでした。
皆さん、3時間の長旅お疲れ様でした。
「今日はよく寝れそうやわ~」
いい事ですね^^
突然のお出かけも日常生活★
昨日の出勤時、とある女性(高齢者)に出会った。
「すみません、道を教えてほしいのですが・・迷子になっちゃって・・味岡駅はどっちの方ですか?」
「味岡駅は・・・」
やりとりをするうちに、距離的、理解力的に少しばかり不安を感じる。
「送りますよ。乗って下さい」
ということで駅に向かう。
車中の会話で最終目的地は駅ではなく、駅の近くの接骨院に行きたいとのこと。
あっちやら、こっちやらと探すうちに目的地に到着。
単なる方向音痴か?見当識が弱くなってきたのか?
まぁ、他人に聞くという行為ができるし、明るくお話し好きそうなので、今日のところは大丈夫かということで、送り届けて出勤。
気を付けてねぇ~
その日の夕方、食材の買い物に出かけている時に、入居者さんからぼそっと、
「今日は10月15日ですよね。今日は御器所八幡社のお祭りなのよ」
そんな一言が聞かれた。
さっそくお祭り情報を検索。情報収集。
施設から1㎞くらいと近く、夜9時くらいまで屋台もでて賑やかにやっているとのこと。
これだったら、その方の思いを叶えられる+他の入居者さん達も楽しめるゾと、早速企画スタート。
スタッフ体制の確認。場所や動きをシュミレーション。物品の用意。
夕ご飯が終了し、出発準備が整いそうなのが20時。
本来であれば歩きで行きたいところですが、夜道をゆっくり行っていては夜祭が終わってしまう。
仕方なく、車で行くことに。
1階の入居者さん9名の内、2名は行かないとのことなので、希望者7名でGO!
神社のお祭りなので、まず皆で参拝。
その後はもちろん・・・どの屋台で何買って食べようかな♪
こんな、入居者さんの持っている地域情報を即活用するフットワークの良さも滝子通一丁目福祉施設の良さかな★
それにしても皆さんの目の輝きは、懐かしそうでもあり、楽しそうでもあり、それぞれの思いをはせながら夜のお出かけを楽しまれているようでした。
明日、2階さんはカラオケ♪だって★
1階からも乱入しちゃえ~(笑)
Published by 井