「また何処かで」

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記憶に残っていることがあります。

入居して半年頃、その日は天気が良く近くの公園に紫陽花が咲いていました。

「今日は天気が良く、近くの公園に紫陽花が咲いていますよ。

よかったら散歩に行きませんか?」と声をかけてみました。

 

外出する機会が少なかったのですが、

その時は渋々公園まで散歩に行かれていました。

近くの公園で子供が元気に遊んでいます。

その様子をみて「元気が良いなぁ~、可愛いなぁ~」

とにこやかにされていました。

その流れで「綺麗な花が咲いていますよ、良かったら、

記念に一枚写真撮りましょうか?」と訪ねると、

満面の笑みをされていました☆彡

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この方、先日看取りによりお亡くなりになりました。

入居して約2年。

最初はなかなか環境に馴染めない時もありましが、

この外出時の笑顔が、今でもとても印象に残っています。

 

それからは少しずつ環境には慣れてこられ、

調理ではお力を頂きました、

習字もとても達筆でしたね。

2

 

寂しいですが人生の最後のステージに今回関わることが出来て

とても光栄でした。

今までお世話になりました。

ありがとうございました。

ご冥福をお祈り致します。

 

グループホーム職員 古賀 俊樹

2021年10月17日 Category:スタッフ日誌

素敵☆

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素敵な場面に遭遇☆

 

自分の席からあまり移動されないI様

職員の声かけがあって始めて、トイレや浴室や自室へ移動するくらいで、

自分の意思を行動にあまり移す機会が減っています。

 

たまたま自分の席へ戻る途中、職員の連れ子を目撃されました。

畳の事務所へスリッパを脱ぎ入られ、

腰を落とし、子供へ優しく声をかけられていました。

 

その場の見当識がしっかりあり、

状況判断ができ、

体の機能を発揮し、

適切な判断対応をされていました。

 

この一コマだけを見ると、

認知症による不具合を感じさせない、

しっかりとした言動をされていたと思います。

 

自分はもっと有する能力の把握と、

発揮の機会を導き出さなければと考えさせられた、

豊かな場面でした☆

 

滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治

2021年10月11日 Category:スタッフ日誌

学び

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職員の食事介助では、なかなか口を開けて頂けなかった方が、

隣の入居者さんが口へ運ぶと食べられた図です。

 

現場では入居者同士の介助を推奨してはいませんが、

たまたま状況を把握され、「有する能力の発揮」と、

「互いに助け合って」という人としての当たり前の行動を

行われようとされていたため、

状況や飲み込み具合を確認させて頂きながら進めました。

 

職員の介助と

隣の方の手助け

 

何が違うのでしょうか。

ここからも学ぶ事、活かす事はありそうですね☆

 

滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治

 

2021年10月06日 Category:スタッフ日誌

対局☆

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利用者、入居者さんとの関係性を構築するために、

相手の好きな事、得意な事などを一緒に行う事はよくありますよね♪

 

今回は「将棋」です。

ちょっと仕事をサボって、対局させて頂きました。

まぁまぁいい勝負になるのでは?

と自分なりに予測して挑んだところです。

 

ギャラリーも来られ、いい時間を過ごせたのではないでしょうか。

他のスタッフさんに少し負荷をかけてしまったかもですが。。。

20分くらいの対局でしたけど、これを機に

関係性が深まるといいなぁと思います☆

 

滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治

 

ん?結果!?

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終盤戦ですが、手前が自分です。

分かる人が見れば一目瞭然☆

2021年10月01日 Category:スタッフ日誌

上半期終了

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あっという間に9月も後半。

事業者にとって年度の半期が終わろうとしています。

 

という事で、防災訓練も年に2回以上と決められていまので、

やらねばと実施したところです。

 

通報訓練も兼ねていますので、消防署の担当者ともやりとりを行いました。

 

施設の住所

火元の場所や状況

避難誘導状況

対象人数

到着時の誘導確認

 などの確認を行いました。

 

避難対象の入居者さん達は、非常ベルもなんのその。

聞こえにくい方、ベルの理解ができない方、眠い方等

様々な状況で、けたたましく鳴っていても反応なしの

方々が非常に多かったです。

 

つまり非常時に判断、行動がとれないという事は、

「逃げ遅れる」という事であり、そのためにも

私たちがしっかり状況判断しながら、

適切に避難誘導を行う必要がある訳です。

 

消防署の紹介で「図上訓練」という方法もあるそうで、

施設の図面を基に、火事が起こった際に職員がどう行動するのか、

図面の上のコマを動かしながら消防署職員とシュミレーションを行う

という訓練もあるので、実施してみて下さいとの事。

防火担当としてはそちらの訓練もやっておかねばと思いました。

 

今後も継続的に訓練を行っていきたいと思います。

 

滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治

 

 

2021年09月25日 Category:スタッフ日誌

継続は力なり

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デイサービスでの研修風景☆

 

あっという間に年度上半期が終わろうとしています。

半期ごとに締めたり、チェックする事があったりしますが、

年に2回以上行う必要のある研修の、前期分の締めにあたる今月、

「身体拘束、虐待防止研修」を個別や集合で実施中です。

 

日々現場で介護する私たちにとって、

決して他人事ではないこのテーマ。

明日は我が身。

 

そうならないよう、継続継続で行い続ける必要のある研修ですね。

法律、概念、定義に加え、高齢者心理の理解、

悪循環の流れ、自分のコンディション、職場風土、

学びの場などなど。

 

様々な視点で考え続けねばならないですね。

毎回リセット、できればスキルアップしていけたらと思います。

 

滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治

 

 

 

 

 

 

 

 

2021年09月18日 Category:スタッフ日誌

朝の風景☆

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起床後、朝食前の風景です。

 

夜間に洗濯処理したものを皆でたたんだり仕分けしたりと、

朝起きたてからやる事は結構あります。

 

グループホームは共同生活ですので、

個人の洗濯物、共用の洗濯物があるのですが、

その量が結構あります。

 

タオル等の種類は結構あり、

手拭き用、清拭用、洗身タオル、バスタオル、

食器拭き、台拭き、洗面所用、個人タオル、その他。

掃除用もいろいろな所用のそれぞれの雑巾、

それに個々の上下衣類や下着、、、

 

一つひとつに名前等書いてあるのですが、

たたむ、種類ごとに分ける、それぞれの収納場所へしまう。

それを皆で作業すると、ざわざわとなります。

 

「これ誰の?」「あなた持っていって」

「ここに書いてあるわよ」「部屋へ持っていかなきゃ」

 

それが終わったら、朝食準備にかかります。

朝一でにぎやかな社交場となったり、行き違いから喧嘩が始まったり。

そんな朝の始まりの一コマです☆

 

滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治

 

 

2021年09月13日 Category:スタッフ日誌

朝のひとコマ☆

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朝食づくりのひとコマ。

 

あれこれ対応があり、朝食準備が遅れていたこの朝。

食材だけ用意して声かけだけして、

ちょいと次の介助に行ったり、あれこれしているうちに、

出しておいた食材を人数分セットし、テーブルまで配られていました。

あとは調整したり、足りない分を出すだけ。

 

素晴らしい☆

 

普段から動いて頂いているからこそ、

自分で考え、自分で動く事ができるのだと思います。

 

いやぁ このフロアの職員も、

いい仕事を積み上げているのがよくわかるひとコマでした☆

 

滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治

 

2021年09月07日 Category:スタッフ日誌

「この頃の出来事☆彡」

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グループホームの職員の古賀俊樹です

あっという間に9月ですね。

 

少し前にグループホームでお誕生日を迎えられた方がいました。

前日に「何か食べたいものありますか?」と訪ねてみました。

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いろいろなジャンルのメニュー表を見て頂き

「そうだな・・・どうせなら鰻でも食べたいなぁ~」とのことでした。

「それじゃ明日の昼に皆様で頂きましょう☆彡」

と伝えると「嬉しいなぁ~ありがとう!」

とにこやかな表情されていました。

 

そして次の日の昼食に入居者様で出前の鰻を頂きました☆彡

皆で盛大に出来ない環境ではありますが、

それでも久しぶりの出前に笑みもあり、

あっという間に皆様で美味しく頂きました☆

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昼食後に綺麗なお花と一緒に写真を撮らせて頂きました☆彡

「お誕生日おめでとうございます!今後もまたよろしくお願い致しますね☆彡」

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またこの日は昼から習字を行いました。

習字がとても上手な方います。

久しぶりに習字を行いましたが

とても達筆な字を書かれていました。

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綺麗な字ですよね☆彡

他の入居者様から「上手だね~」と達筆ぶりに驚かれていました。

「記念に一枚写真を撮りましょうか?」と訪ねると

照れくさい表情されていましたが、

少しは気分転換出来たのではないかなと思います。

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そんなこの頃の出来事です☆彡

 

グループホーム職員 古賀 俊樹

2021年09月01日 Category:スタッフ日誌

「主体者」「主体場」

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本来人は主体的に生きる生きものだと思います。

ところが、認知症や要介護状態になると、

生きるための生活行為を行う機会を奪われ、

安心安全の名のもと、管理されて生きる事が増えていきます。

 

そうならないように、少しでも生活の主体者を継続できるように

応援していくのが、私たちの仕事なのだと思いますが、

それを現場で実践となると、どんな場面にいきつくのでしょうか。

 

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生きるために必要な「食」にまつわる行為が

生活の要の一つになるのだと思うのですが、

「食」の場面で主体性を発揮している場面は、

写真のような場所だと思うのです。

(台所や調理場がフロアにある場合)

 

「自分たちが食べる食事をなるべく自分たちで」

となると、それを実行する場所が台所や調理台となり、

そこで調理や片づけを行う姿が「主体的に生きる姿」の

一つになると思うのです。

 

場所と行為が合致すると、

なんか分かりやすくないですか??

 

今後も主体的に生きる姿を

どこでどんな行為と掛け合わせながら引き出せるか

工夫していけたらと思います。

 

滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治

 

2021年08月22日 Category:スタッフ日誌