活躍中☆
↑↑ 特定技能ビザで働いてくれているスタッフが
朝の調理支援をしている姿です。
最初は指導付き、添い付きの見習い夜勤から始め、
11月からは一人夜勤へ挑んでもらっています。
もちろんサポート体制はできるだけ手厚くしています。
現在は起床や朝の組み立ては必要に応じてアドバイスできるように
早朝より待機していますし、夜間帯は下の階の職員がすぐに
駆けつけてくれる体制や、ラインや電話にて夜間中いつでも
相談できるようにもしています。
ありがたい事に頑張ってもらえています♪♪
一生懸命の姿勢が素敵ですね。
今回の朝は、週に1回しかない起床時の薬の
服薬方法もしっかりクリア☆
気を付けていかないといけないのは、僕ら側の伝えるスキルです。
課題の一つとして、「言葉を丁寧に伝える」事があります。
例えば、「はなこ」「はるこ」さんは間違える可能性があります。
この違いを明確にしておかないと、薬を間違える事にも繋がります。
話す、書く、確認するを丁寧にして、
「伝えた」が「伝わった」になるように丁寧に伝えていきたいですね。
今後の活躍に期待大です☆
滝子通一町目福祉施設 施設長 井 真治
伝えるばかりでなく、本人さんを「知る」事も大切ですので、
会議の中で本人さんの「国」の事を紹介する時間も設けています☆
関連記事は「けあサポ 和田行男」12/6にもアップされています。
「コロナで止まっていても応援体制は抜かりなく」
合わせてご覧ください。
コロナで止まっていても応援体制は抜かりなく|和田行男の婆さんとともに|専門職応援|介護・福祉の応援サイト けあサポ (caresapo.jp)
時代の移ろい
先日、行方不明の方を出してしまいました。
2時間を過ぎた頃、地域住民より連絡頂き、
無事に保護させて頂く事ができました。
皆さまにはご心配、迷惑をおかけして
誠に申し訳ございませんでした。
夕方の送迎途中の事で、車いすの方を自宅内へ
送り届けている間に自ら車を降り、
どこかへ行かれてしまったとの事。
発見の経緯は、本人が持っている手提げの中に入っている、
施設の連絡帳をみて、発見者の地域住民の方が
電話をしてくれたそうです。
施設からのお迎えまで一緒にいてくれて、
本当に感謝しかありません。
ちなみに地域住民とはいうものの、
施設周辺の方ではなく、馴染みのない
施設へのご協力でした。
行方不明の関係で、警察へも捜索依頼を
行ったのですが、親切丁寧迅速に対応して頂けました。
その現場へもパトカーが来てくれ、3名4名で」付近を
くまなく捜索してくれたり、「ドラレコのデータに
写っていませんか?」等々、捜索にとても前向きに動いて
頂けて心強かったです。
12、3年前だったでしょうか。
以前働いていた施設で行方不明が起こった時に警察署で
「ボケた年寄りは塀や鍵で出さないようにしてくれないと!」
とよく怒られたものです。
時代は間違いなく、認知症に寛容になって
きているのが不謹慎ではありますが、
ありがたく思えました。
再発防止でしっかりやりたいと思います。
滝子通一町目福祉施設 施設長 井 真治
サイン
あっという間に12月。
雰囲気、心理的に、気ぜわしくなってくるのは
私だけでしょうか。。
ただでさえおっちょこちょいの自分ですが、
焦ると色々ミスをしがちですので、
気を付けていきたいと思います☆
11月の中旬くらいの事ですが、
言動が大きく変化した利用者さんがみえました。
もちろん認知症という状態からくるもので、
理解力、判断力のズレ、ものとられ妄想、
作られた記憶もあれば、記憶障害もあります。
覚えておいてほしい事は忘れ、
忘れてほしい事は覚えたままという、
よくあるあるの状態ですね。泣
職員に対しての言動ならまだしも、
(少しありましたが)
主に他利用者さんへ矛先が向いているので、
常に関係性の調整や先回り、後フォローで
1週間ちょっとがバタバタ明け暮れました。
12月現在ほとんどなくなりましたが。
ある程度しっかりされている部分も多い方なので、
マイペースで過ごして頂いている方でした。
今思うと任せっきりで、感謝や労い、コミュニケーションが
足りてなかったように反省しています。
突然、結構強く他利用者さんへ絡みだされ、
言いがかりをつけたり、大きな声で叫んだり、
叩こうとされたり等々、職員は必ず急ぎで間に入り、
関係性の調整を行わないといけない状況が、
日夜と通じて繰り返されました。
この事をきっかけに、職員全体でコミュニケーションの
質や量を増やし、その方への意識を高め、
医療や家族との連携を図り、職員皆で
あれやこれやと対応を続けました。
そうしたら、ゼロとまではいきませんが、
ほとんどなくなりました。
ちょっと拍子抜けするくらいに。
再び起きる事は必ずあると思いますが。。。
その方にとっては、積み重なるストレスや不安が常にあり、
ある時その我慢できる限界点を超えてしまったのではないかと、
想像します。
そして「私を見てよ」「私はここにいる」という「サイン」を
出されたのではとも想像しているところです。
人は自分の存在を認めてもらいたい生きものだと思うのですが、
それが足りない時、何か目立つ事をして注目を浴びたいと心理が
働いてもおかしくないように思います。
まぁ、正確な事は誰にも分からないと思いますし、
本人でさえ分からない事かもしれませんが、
いい事をしていても認められた感がたりなければ、
逆の事をしてでも気を引きたいという心理が働いても
おかしくないのではないかと思っています。
これは私たちでも認知症という状態にある方にとっても同じだと思います。
そんな悪循環に陥らないように、
人間関係の土台であるコミュニケーションや労い、感謝の気持ち
を積極的図っていかなければと反省した11月の出来事でした。
滝子通一町目福祉施設 施設長 井 真治
ありがたや☆
皆さんが部屋に寝に行かれた後の夜の時間帯で、結構やる事があります。
床掃除もその一つなのですが、毎日皆さんが活動された後の床は、
結構汚れています。
夜は騒がしくできないので、ほうきで掃き、モップで拭くのですが、
夜すぐに寝付けない方が一緒に掃除をして頂けたので助かりました。
有する能力の引き出し
自立した日常生活を
自分たちの事は自分たちで
互いに助け合って
名目になる表現に置き換える事もできますが、
単純に「ありがたい☆」「助かります!」
という本音がポロリ。笑
これからも、よろしくお願い致しますよ~♪
滝子通一町目福祉施設 施設長 井 真治
日常生活の取戻し
コロナ禍ではありますが、
最近の名古屋市の感染状況は結構落ち着いてきています。
ワクチン接種、近隣の感染者数の推移、対策等進んでいますので、
このタイミングで生活の取戻しの活動を再開しようと思っています。
とはいっても、いろいろと確認や段取りをしないといけないので、
現在皆であれやらこれやら段取りを進めているところです。
細心の注意を図りながら。
でも、人として普通に生きる姿を取り戻すべく、
12月以降挑んでいきたいと思います。
きっと、みなさんもそうであるように。
認知症や障害があっても、人として生き、暮らしていく
ために。
再び感染拡大が起こるかどうかわかりませんが、
その時までできる事をやっていきたいと思います。
また次の機会で活動報告させて頂きたいと思います☆
滝子通一町目福祉施設 施設長 井 真治
希望の光
今年度、波の女にも外国人介護士が入社されました。
最初はデイサービス勤務を入り口とし、
現在はグループホーム勤務で頑張ってもらっています。
つい先日、一人夜勤(夜間帯)もこなして頂けました。
母国を離れ、文化も言葉も異なるこの国で、
本当に頑張られていると思います。
今後生産人口が減り続ける日本にとって、
外国人介護士が担う役割は非常に大きいものですよね。
まだまだ介護に就く方は全体の中では少数派のようですが、
採用させて頂いた体感、実感としては、
しっかり仕事をして頂けていますので、
このような方がどんどん介護分野に入って頂けたら
ありがたいと思っています。
勤勉
熱心
姿勢
安定感
外国人労働者は日本の希望の光ですね☆
一緒にこの国を支えていきましょう。
滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治
暮らしの中の必然
波の女では、体操の時間やリハビリなどのプログラムで、
体を動かす機会を確保するよりも、
暮らしの中の必然的な動作を行う習慣により、
体を動かす事を大切にしています。
(*体操などをしない訳ではありません)
席を立ったり座ったり、
部屋へ行ったり来たり、
ご飯を作ったり片づけたり、
配膳したり下膳したり、
食器を洗ったり棚へ出し入れしたり、
掃除や洗濯をしたり、
コロナも落ち着いてきたので、
そろそろ買い物にも出かけなきゃ。
階段を上がったり下りたりして洗濯を干す。
バランスを保ちながら体を曲げ、ゴミを拾ったり。
自分の事や他者の事を含め、
人が生きる、暮らすという事は
たくさん動かなくてはなりませんし、
のんびりはしていられません。
自分の事は自分できるよう、
できない事は補いながら、
暮らしの中で体をたくさん使いながら、
生きて頂けるように応援していきたいものです。
滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治
権利の執行
この前の日曜日は選挙でしたね。
皆さまも投票へ行かれましたか?
ごく一部の方ですが、
グループホームでも希望される方は投票へ行っています。
選挙での投票は、日本国民の権利ですからね。
説明すればしっかり記入できる方もあります。
具体的な国民としての権利を示せる場ですし、
選挙に参加できている自分をどう感じてみえるのか、
改めて聞いてみたいものです。
介護を受けている方にとっても
より暮らしが良くなりますように☆
滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治
「忘れる」の活用
認知症の方に多かれ少なかれある記憶障害。
記憶障害といっても、全ての記憶を忘れてしまう訳ではありません、
覚えられる事はありますし、忘れられない事もあったりします。
まぁ日常の何気ない事は、残りにくいと思います。
現場ではそんな記憶障害の事を理解しておかないと、
専門性を疑わる事になってしまうかもしれません。
「さっきも言ったでしょ?」
「何回も聞かないでよ」
こんな声かけをしてしまう場合、
記憶障害の理解が足りていないのかもしれません。
風呂に入られたとしても、他の方が入っているのを見て、
「私は風呂に入れないの?」
なんて事はよくある話です。
そんな時に、「さっき入りましたよ」ではなく、
「後で準備しますからお待ちください」とお伝えするとともに、
何か別の行動をしてもらうのもいいのではないでしょうか。
こんな対応をしているうちに、「風呂に入っていない」
という事も忘れて頂ける事もあります。
「忘れる」の特性を理解した対応。
プラスに捉え、うまく活用していけたらいいですね☆
滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治
とは言っても、同じ事を20回30回聞かれると、
なかなかメンタルにくるものはありますよね。
メンタルヘルス大切です☆チームプレイも☆