初めての献血
ご無沙汰しております、GH一階職員の舟橋です。
私ごとではございますが、先日ポートメッセ名古屋へ行ってきました。
知っている方多いと思いますが、「ウェルフェア2013」が開催されておりました。
介護・福祉関係の内容でした。
僕はこのフェアに初めて行きました。最新の情報がたくさんあり、とても勉強になり 充実した半日を過ごせました。
一通り見て回り堪能したあとに会場出口付近で【献血】が行っていました(ここから本題)
僕は今まで献血に貢献したことがなく、献血のバスなどを見かけると「あぁ、一回はしてみたいな」と思っていましたが、なかなか一人では行きづらく、過去に一回血液検査のため採血した際に、注射の針が刺さる瞬間、そして血が注射器に入る瞬間をみて、気分を悪くしていまいその場でぶっ倒れしまったことがあり 、その恐怖がよみがえり一人で行く「勇気」がありませんでした。
今回は一緒にウェルフェアに来ていた方と「献血一緒に行こう」と自分から「勇気」を出して誘ってみました。
その方は過去に一回した事があり、その時の痛みがひどく印象に残っており、 渋っていましたが、一緒に行ってくれることになり行ってきました。
始まるまでは心臓がずっと「ドキドキ」とものすごく緊張していました。
いざ!400mlの献血がスタート。
担当してくれた看護師さんがものすごく僕の恐怖を感じとってくれ、ずっと話かけてくれていました。
一つひとつ丁寧にしてくれて。
さすがプロ!と思いました。
どんな職に就いていようが、「プロ」として「専門職」として仕事をしていきたいと思いました。
O型の血液が不足していると言ってみえました。
まだ一回も行ったことのない方、是非とも、知人や友人と一緒に行ってみてはいかがですか。
少しでも多くの方が助かるかもしれません。
僕はこれからも献血に貢献していこうと思います。
読んで頂きありがとうございました。
滝子通一丁目福祉施設のこととは関係なくて、すみませんでした。
Published by グループホーム1F フロアリーダー 舟橋 琢磨
「ミラーニューロン」を意識することの大切さ
「ミラーニューロン」という神経細胞が脳内にあることはご存知でしょうか?
ウィキペディアによると、
「他の個体の行動を見て、まるで自身が同じ行動をとっているかのように”鏡”のような反応をすることから名付けられた。他人がしていることを見て、我がことのように感じる共感(エンパシー)能力を司っていると考えられている。」と解説されている。
簡単に言うと、
「相手がイライラしていると、こっちまでイライラしてくる」
「相手が焦っていると、こっちまで焦ってくる」
「相手が悲しんでいると、こっちまで悲しくなる」
「相手がおいしそうに食べていると、お腹が減ってくる」
「相手があくびをしていると、あくびがうつる」
「相手が楽しそうにしていると、こっちまで楽しくなってくる」
ということであり、だれもが経験したことのある感覚ではないでしょうか。
特に家庭内や親しい人、職場内などの関係性が密になればなるほど、互いにその影響を与え合うということにもなります。
このような相手の行動や感情を鏡(ミラー)のように写し取ってしまう動きをする脳内の神経が誰の脳の中にもあるのです。
ミラーニューロンのおかげで、他人の喜怒哀楽を自分のもののように感じることができます。逆に感じるのを妨ぐことができないということにもなっているのです。
これは認知症であっても作用しています。といいますか、そのような状態のほうが、この神経細胞の動きが活発であると感じる場面も結構あるのではないでしょうか。
スタッフが、イライラしていると相手もイライラしてきます。
スタッフが、慌てていると、相手も落ち着きがなくなります。
スタッフが、その方を嫌うと、相手も自分を嫌いになっていきます。
スタッフが、その方を大切に思うと、相手も自分を受入れてくれます。
スタッフが一生懸命関わろうと挑むと、相手もそれに反応してくれようとします。
言葉だけではなく、自分の思い表情や動作、雰囲気などが相手に伝わり、相手の言動に影響を与えてしまうということです。
「介護は写鏡」と言われることもあります。
この神経細胞の動きは、私達の仕事において、とても大切なことであります。
私達の心身のコンディションを整えることが、仕事をする上でとても大切で意味のあることだということに気づき、相手をどうこうしたいと思う前に、自分自身を見つめていくことを大切にしていきたいものです。
前回の車椅子にのっている方は・・・
お馴染み「野村さん」でした。
買い物で2km以上あるいているうちに、他の入居者のために運んでいる車椅子を見て「これに乗るわ」とご自身から言い出されたので、乗ってもらっただけです。
いつかはこのような姿になるのかも知れませんが、やはり歩けているということは素敵なことですね☆
Published by 滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治
美味しいものには勝てません
こんにちわ、最近急に暑くなりましたね。
皆様体調を崩されていないでしょうか。
先日入居者の方々と近くの喫茶店へあんみつを食べに行きました。
あんみつが来るまでは
「あんみつ食べたかったのよ~」
「私、甘いの大好き」と笑顔で話しがはずんでいましたが、
食べ始めると、夢中になってあんみつをほおばり、無言・・・・
私が話しかけても、食べるのに夢中で返事がそっけない・・・泣
なんか同じような光景を見たことあるなぁ・・・・
と考えていたら、
最近久しぶりにあった友人と美味しいパスタを食べに行ったとき、全く同じような光景でした^^
いくつになっても、いつの時代も
美味しいものには勝てませんね^^
食べ終わったあとは、
「美味しかったー!!」と満面の笑顔でした。
Published by グループホーム1F 小林
食事の大切さ
5月も下旬に差し掛かり、だんだん暑くなってきました。
お久しぶりです、GH1F勤務河村です。
今回は、1階の食事情についてお話したいと思います。
1階では、食事のメニューは入居者の方たちの意見を取り入れ、何人かで買い物に行き、皆で調理して食べる。
というスタイルをとっています。
食形態も、普通の・・・いわゆる「一般食」と呼ばれるものです。
しかし、先日から訳あって1名だけ、とろみをつけた食事に変更になった方がいます。
本人も、「とろみがあった方がおいしい。」と言っていたのですが・・・。
数日前に、夕食でお弁当を注文し食べている時、その方だけとろみをつけた食事を食べていて、さみしそうな顔をしていました。
やはり、自分が今まで食べていた普通の食事が食べれなくなっていくのは、さみしいことではないかと改めて感じました。
我々スタッフも、出来る限り普通の食事に近い食事が出来るように支援していきたいと思いました。
Published by グループホーム1F 河村
地域への配慮
本題の前に、この車椅子に乗っている入居者さんが誰だかわかる方はいるでしょうか?
この髪・・・
これが分かる方は「波の女」通ですね。 笑
ついにあの方が車椅子対応に!? 果たしてその真相は?
(次回に続く)
本日午前のグループホームの買い出し途中で、いつもとても綺麗な花を多く飾られ、道行く方々の目を和ませて頂ける素敵なお宅があるのですが、その家の前を通る時に、林さんがバラの花をちぎろうとされた。
もちろん、「勝手にちぎったらダメではないですか?」と、なんとか止めようとしたのですが、時既に遅し・・・
「前に持って行ってもいいと言われたから大丈夫」と言われ、あっという間にちぎり、手押し車に飾ってしまわれた。
*写真は帰り時のものです
ご本人の言われることは事実かどうかは定かではありません。
本当かもしれませんが、記憶や判断力に障害を持つ状態の利用者の言われる事をうのみにする訳にもいきませんので。
結果、ちぎってしまわれてしまったのは事実ですから、その後をどうすればいいのか・・・
「ピンポーン」お宅のインターホンを鳴らし謝罪をする。
「すみません。いつも前を通っている滝子通一丁目福祉施設のものですが、うちの入居者さんが、お宅のバラをちぎってしまったのです。申し訳ございません」と伝える。
「あら、気にしなくていいですよ。わざわざ伝えて頂きありがとうございます」
快く受入れて頂けてよかったのですが、このようにその都度きめ細かく対応する意識・行動をとれているだろうか?
いつも見られていない事がほとんどですので、伝えなければそれはそれで分からないという事にもなるのかも知れませんが、そこは福祉施設で働く職員としてモラルを大切にしていかなければいけないと思うのです。
「見られているから」「見られていないから」という状況で判断・行動するのではなく、「いい事なのか」「いけない事なのか」「正しいことなのか」「間違ったことなのか」「自分がやられていい・いやだ」という判断基準が大切で、いけない事であれば「謝罪」するという当たり前のセンスと勇気が必要なのだろうと思うのです。
そして最後に一言。「いつも綺麗な花を見させて頂き、皆喜んでいます。ありがとうございます」 添える一言も大切ですよね。
ちなみに、離れて見ていた他スタッフによると、「2階から見ていましたよ~」と後で聞きました。
もしその場で謝罪していなければ家の方はどう思うのか? 入居者個人のことよりも、施設に対する印象が悪くなり、地域と共存する福祉施設としてはマイナスとなってしまいます。
このように、最前線で仕事をする一人一人の言動行動が結果、施設の質と直結していることになります。
「施設の質=スタッフの質」ですので、そのことを肝に行動をすることが求められるのが私達なのです。
それは行き帰りの通勤途中の立ち振る舞いも、休日の中の動きもそうです。
介護職という仕事は、専門性も問われますが、一般常識やモラルや人間性を問われる仕事でもあります。
肝に銘じて、行動せねばですね。
滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治
「波の女」の仲間増殖中!
先週1週間のこのHPへのアクセス数は438件ありました。ありがとうございます!
アクセス内訳は、
東京 136件
愛知 117件
大阪 29件
北海道 23件
岐阜 18件
千葉 14件
滋賀 12件
福岡 11件
京都 10件
神奈川 9件
愛媛 7件
奈良 6件
高知、秋田、長野、静岡、岡山 3件
栃木、埼玉、新潟、石川、福井、広島、宮崎 2件
岩手、宮城、福島、茨城、富山、佐賀、長崎、鹿児島、沖縄 1件
不明3件でした。
このうち75%はリピーターの方で、北海道から沖縄まで「波の女」の事を気にかけて頂ける方がみえて、本当にありがたい事だと思います。
リピーターの方々は「仲間」と言っても過言ではないでしょう。
もっともっと仲間を増やしていきたいと思っていますので、是非お知り合いの方々へも「波の女」HPへのアクセスを勧めてみて下さいませ。
時間をかけながら少しづつ増えてきている「仲間」と共に、この国の介護のあり方を変革していけたらと思いますので、今後とも共に挑んでいきましょう。
そのためにも、互いに情報交換できたらと思いますので、何かあればHP問い合わせよりメッセージを寄せて頂ければ幸いです。
よろしくお願い致します。
Published by 滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治
✄はとぽっぽ✄
お久ぶりです。小規模多機能・クラブ滝子の佐藤です。
秋田の実家から山菜タラの芽が送られてきて春を感じていたら名古屋はいっきに夏!湿度高い夏日32℃(驚)
髪がうっとうしく伸びて美容室へ駆け込んだばかりです((笑))
利用者Aさんも髪が伸びてうっとうしい?様子。
娘さんからもそろそろですかね~と先月お話があり、いきつけの美容室へ予約を入れ、いざ出陣!
好きなドーナッツを購入し到着。
降車したら、ガラっと不機嫌に。
美容室へ入ることはできず断念。
後々振り返って、強風だったからかな?空腹だったからかな?
日を改めて予約を入れると、美容師さんが『大丈夫ですよ~。』と快く受けてくださった。
当日、お誘いするが車へは行かない様子。本人のペースに合わせて少々散歩。
歩き方や表情をみて、私を受け入れて頂けるタイミングをうかがう。
クラブ滝子玄関周りの鉢花に関心が(喜)
如雨露を持ち「きれいに咲くんだよ~。」と声をかけてくださる。
気分が上々なってきたところで、車へのお誘い。
自宅近所の食堂でお腹を満たして
美容室へ向かう。
スタッフ「はとぽっぽへ行きましょうか。」
Aさん「髪さっぱりしたいもんな。」
「いらっしゃ~い。」とAさんのペースに合わせてシャンプー台に案内。
ひとつひとつ、丁寧に声をかけて頂き、気持ちよさそうにシャンプーを。
途中、寝言まで((笑)
カット中
Aさん「チョキチョキ、いい音ですね。」
順調にリズム良くチョキチョキ・・・。
『ガタッ!』
杖が本人の足に当たってしまった。
「もういいです。もういいですから。」と表情が一気にかたくなる。
「もう終わりますから・・・。」と美容師さんが描いていた完成度の6割で仕上げにかかる。
「できましたよ~」と声をかけ確認をしてもらう。
「あ~気持ちよかった~。」と鏡をみて「さっぱりしようかね~。」(カット希望)
すかさず、美容師さんも「そうですね。」とカットに入ってくださった。
本当に、丁寧に一つ一つを話しかけて同意を得ている。
素晴らしい。
認知症があるからこそ、一つ一つ理解して同意を得るまでに時間を要する。
そ~っと、タイミングをはかりながら『今でしょ!』を逃さない。
Aさんは美容室『はとぽっぽ』へ平成8年からの常連さん。
『はとぽっぽ』と聞いて美容室を連想するのも約20年通っているからこそ。
あたたかく、親切な『はとぽっぽ』の美容師さんに心から感謝です。
今後とも宜しくお願いします!
Published by 滝子通一丁目福祉施設 副施設長 佐藤 恵美子
「小規模多機能型居宅介護」の醍醐味
先日、様子伺いと、散歩か喫茶店へ誘うために、クラブ滝子(小規模多機能型居宅介護)の訪問でAさんのお宅へ伺いました。
希望を伺うと、喫茶店に行くことになったのですが、定休日にて違う所を探すことになりました。
そこで見つけたのが、自宅より200mくらいの、散歩に程よい距離の和風の喫茶店です。
「たまに前を通るけど、新しく開拓するのは勇気がいって」とご本人。
じゃあということで突入してみました。
訪問の仕事内容は、安否確認、薬の服薬支援、食事の買い出しや用意、掃除に整理整頓、その他お困りごとの対応等がありますが、そのような予定されている内容をこなすだけのものではなく、訪問の度に変化する部屋の中の環境に気づいたり、火事や怪我、転倒などの危険が潜んでいないか、自宅で過ごしている時のご本人の姿はどうかなど、その場で感じ考え臨機応変に行動できるかという視点を持って関わることも大切だと思うのです。
ご自宅の中はその方の情報で溢れているのですから、五感を総動員して情報を集めたり、感じたりする中から、今とこれからの支援に繋げていけるように情報収集する必要があります。
目的は「自宅で住み続けれるように」
人は社会と繋がって生きています。
この繋がりが多ければ多い程、地域の中の見守りや理解者が増え、何かあった時に活用したり頼ったり、情報を頂けたりします。
そのためにも、地域の中での生活を継続していくための大切な社会資源を増やすことも大切だと思っています。
喫茶店の中に入り、利用者さんと話をするだけが訪問の仕事ではないということで、積極的に喫茶店のママと話をする中で、いかにご本人とママとの関係性を構築できるかということを意識してみました。
結果、ご本人とママとの共通項の話題(今回は和紙の織物)を見いだし、会話を広げ、次回に繋がるきっかけ作りをすることができました。
小規模多機能型居宅介護は、「通い」「泊まり」「訪問」のサービスを組み合わせることができるのですが、単に「デイサービス」「ショートステイ」「ホームヘルパー」の組み合わせということではなく、一体的、包括的に組み込むことができるのです。
提供させて頂く主体が1事業所なので、この3サービスの情報を統合して利用者さんの暮らしに活かしていきやすくなります。
「訪問」の情報は「通い」「泊まり」時に活きますし、「通い」「泊まり」の情報を「訪問」に活かせるということです。
互の情報をそれぞれの支援の場面にフィードバックし合うことで、ご本人の支援の質向上を目指していきたいものです。
その目的は「利用者がその有する能力に応じその居宅において自立した日常生活を営むことができるようにする」ということです。
今回の喫茶店の開拓が、このご本人の今とこれからの暮らしに広がりと豊かさをもたらすきっかけになっていく事を望んでいます。
Published by 滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治
はじめまして。
はじめまして。1階スタッフの喜舎場です。
去年の9月からここ波の女のスタッフとして勤務しております。
私は沖縄出身で、高校のときに介護を学び名古屋に出てきました。
4年ほど療養型で勤めていたのですが、知人の紹介でこの波の女を知り、
ここの方針に惹かれ私もここで介護をしたいと思いきました。
はじめの時は、入居者の事を考えて仕事をしていたつもりがスタッフを中心に行動しており、真っ昼間から入浴してもらったり,夕食前に入浴した方の用意した着替えがパジャマだったり…
あの時は、夜勤の方の仕事が楽になれば…なんて考えており,入居者の立場を考えずただ、仕事の材料としてしか見てなかったんだなぁと人としてとても恥ずかしくなります。
最近では、入社して3,4ヶ月目ぐらいにやっとNさんに入浴してもらうことに成功し自分の中で舞い上がっていたのですが、ある日土砂降りの中、Nさんの行方を見失い八事の方で見つかったことがありました。
わたしは、その事がきっかけで専門職としてはだめですが、とてもNさんに対し苦手意識を持ち,それが相手にも伝わり、隣にいるのも拒否られてしまうほどでした。
まぁ私以外にもスタッフはいるし…とその人との関わりを諦めそうでしたが、そんな事なら波の女で介護を学んでいる意味がないと思い、積極的に関わりたい,Nさんに受け入れてもらいたいと、入浴に誘ったら何か月ぶりでしょう,今日、笑顔絶やさず入ってもらえました。泣
そのとき昔、人は自分の鏡だよ!と言われたことを思い出しました。
自分の対応や言動の一つで変わるんだなぁと!
これからも入居者やスタッフ達に、自分の未熟さに気付かせてもらい成長しながら頑張っていきたいので、今後ともよろしくお願いします。
最後にこの写真は「早く片付けなさい!」との写真です。(笑)
Published by 喜舎場
宮松です
初めまして、今年の2月から3階小規模多機能・クラブ滝子に加えていただきました、施設“最年長”の宮松です。
職員ブログのデビューはまずはご挨拶(決意表明)から始めさせて頂きます。
還暦とは、暦は60年が1サイクルでその暦がひと回りして新たな暦が始まるから還暦というそうです。
私も還暦を迎え、新たな人生をどのように生きたらよいか考え、社会に貢献できる仕事が出来ればいいなと思っていました。
(実は大学卒業後、名古屋市消防局に4年弱勤めたことがあります)
ハローワークで4度目の職場を探しているとき、ヘルパー2級の講習を受けてみたらとアドバイスされました。
そして昨年の4月5日、まさに私の誕生日にその講習が始まりました。
個性豊かなクラスメイトと共に、大変有意義で楽しい3ヶ月の講習でした。
そして介護の勉強は、あらためて生きているということの意味を教えてくれました。
例え認知症になろうが障がいがでようが、その方々が生きてきた人生はすべて尊く価値のある人生でその人生を学びながら、最後の最後までサポートさせていただくことが我々介護に携わる職員の使命であり、誇りある仕事だと学びました。
しかし現場に入ってみると頭では分かっているつもりでも、自分の思うようにはならない現実があり、まごついたり苛立ってしまうことが多々あります。
でも考えてみれば、自分の思うようにしようとするから苛立ってしまうのであり、大事なのは私自身の思いではなく、利用者の方の思い(魂)であり、常に利用者の方に寄り添うことが出来れば良いのではと感じています。
そこが一番難しいところなのかもしれませんが・・・。
特に『波の女』は“してあげる介護”ではなく、その方の尊厳を尊重し、能力を最大限に引き出す支援を目指していますから、スタッフには高度な能力(応用力)が求められています。
どんな状況でも、的確な判断と最善の応用力を発揮できる“婆さんズ”のプロの支援者になれるよう学び続けたいと思います。
頑張りますのですべての皆様、よろしくお願いいたします。
Published by 宮松誠