勉強会~☆
施設では、計画的に研修を実施しています。
今回のテーマは「虐待防止」
これは、年に2回実施する、重要なテーマであります。
進行内容は
〇虐待とは?
〇自分が虐待をするとしたらどんな事ができる?
〇虐待の種類
〇なんで虐待はおきる?
どのような状況でおきる?
〇虐待を防ぐアプローチ
こんな内容でディスカッションしながら、
学ぶというよりかは、考える機会として実施させて頂きました。
虐待防止のアプローチとして出ていた意見は、
〇勉強会の定期的実施
〇職員を孤立させないように、コミュニケーションをしっかり図る
〇たまったものを吐き出せる環境作り
〇たまったら一息いれる その間、他のスタッフがフォロー
〇毎月の職員会議にて、負荷がかかっている事を話し合う
〇業務やケアの見直しで、負荷の軽減を図る
〇互いにねぎらい合える関係作り
等々あれこれ意見がでました。
虐待は、
〇個人的な因子(ストレス耐性や発散方法の有無、
性格傾向、学ぶ機会、体調管理)
〇職場環境(職員関係、職場風土、方向性)
〇対象となる方の状態
などの掛け合わせの中で発生する事が多いと思われます。
誰にでも起こりえる虐待行為。
自分との闘いでもありますし、
他職員との信頼関係や職場環境を整えながら、
繰り返し繰り返しリセットしながら、
予防・防止に向けて活動していきたいと思います。
滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治
「施設内で出来る事!」
グループホーム職員の古賀俊樹です。
現在コロナウイルスの関係で外出自粛、
密を避けなければいけない現状です。
それに気を付けて何が出来るのか考えて
二人の入居者様に絞って今回書かせて頂きました。
まず、先月入居されたI様。
入居されて1ケ月立ちました。
日常的に調理支援、掃除、洗濯干しなどお力を発揮して頂いています。
蜜な生活を今は出来る範囲で避けなければいけない状態なので、
居室の掃除、廊下をホウキで掃いて下さったり等、
個別での生活支援を今は行っています。
掃除を隅々まで行って下さり、
汗もかいていたので入浴の声掛けを行いました。
入浴後「ありがとうございました」とさっぱりした
表情で出て来られました。
又、先月100歳のお誕生日を迎えられたk様。
元々美容師さんでそのお力を発揮して頂き、
入居者様同士の距離を保ちながら、
ドライヤーで髪の毛を乾かして頂きました。
最初「私できないわ~あんたやって」と渋る表情がありました。
職員がドライヤーで乾かしていると途中から
「私がやるわ~」と変わり、それからは
にこやかな表情されていました。
いい仕事ができたのではないかと嬉しかったです。
そして夕食後、この日は「母の日」。
食後、スイーツを皆様で頂きました。
久しぶりの甘いもので「おいしかった!」
との声も聞こえてきました。
「今日は母の日ですよ!」とお伝えると、
リビングの花瓶のお花をみて
「わ~綺麗だね、ありがとう」と喜ばれていました。
写真を向けると、少しはにかんだ表情される方もいましたが、
皆様素敵な表情されてよかったです。
現在、外出や蜜を避けなければいけない状態ですが、
出来る事を考えながら今後も支援していきたいと思っています。
皆様も体調に気を付けてお過ごしくださいませ。
グループホーム職員 古賀 俊樹
失敗!
先日休憩が終わり、フロアへ戻ったところ・・
Nさんの誕生会という事で、皆さんお集まりで、
ケーキを出す準備が進んでいるところでした。
「Nさん おめでとうございます~♪」
と、通常であればこれでいいと思うのですが、
今は非常時!、「密」はコロナの標的となります!!
やらかしてしまいました。。。
流れ的に、そこからバラバラにという訳にもいかず・・
平常時対応で「おめでとうございます!!」と進行。
「やってしまった感」と「めでたい感」とが
織り交ざる中での会の進行となってしまいましたが、
慣れといいますか、意識足らずは大失敗です。
とほほ。
「支援の基本の真逆を大事に」
*詳しくは和田行男のけあサポのブログ参照
と号令が出ている中で、距離や関わり方への
意識の転換は大切な時期です。
思考や仕事の仕方を今までの逆から考え、
折り合う関わり方を実践するのは、
なかなか難しいですが、
職員全体でしっかり考え取り組んで
いきたいと思います。
滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治
ご厚意に好意を寄せます。
たくさんの手作りマスク☆
先日、代表や和田行男、役職者で夜に会議を行っていた時の事。
「ピンポーン」
「こんな夜に誰だろう?」
「よかったら使ってくださいとの事でした」対応して戻ったスタッフの手にたくさんの素敵なマスクが。
近所の方だろうという事ですが、
どこのどなたか分かりませんでした。
しかし、ありがたいですし、嬉しいですよね。
1個1個丁寧にに作られ、包装され、使い方まで書いてあります。
私どもの施設のために、
心を込めて作られているのだと想像します。
社会、地域全体、大変な時期ではありますが、
このようなご厚意を頂き、
「ああ 支えられているんだなぁ」
と心が暖かくなります。
私どもも、今回の方や地域の皆様に、
何が還せれるか考え、行動していかねばですね。
ありがとうございます。
滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治
今やれる事を考える
小規模多機能クラブ滝子の久綱です。
夜勤入りの時に考えている事がありました。
「コロナウイルスの関係で買い物などを利用者さんと
行くことが出来ない中でも出来ることは何か」
を考えて出勤しました。
室内でやれることを考えるのも良いと思いましたが、
泊りが連続している方たちにとっては、
どこかに出かけることが精神的にも
身体的にも良いのではないかと思っていました。
朝に利用者さんに聞いてみると
外に出たいという声がありましたので、
近所の公園へ行こうということになりました。
「社会的に制限がある中でも利用者さんの
やりたいことを出来る限り応援する」
この姿勢は持ち続けていきたいです。
また、朝の組み立てを一緒にやってくれた職員が
同じ思いをもっているからこそ外出などが出来ています。
とても良い仲間と働けていることにも感謝しながら、
今後も利用者さんの気持ちを大切にしていきたいです。
も少し待っててね☆
コロナ対策で、入居者との買い物関係の外出を中止して
しばらくたちます。
どうしてもの受診や、理美容、予定的な散歩くらいしか
外出できていないのが現状です。(洗濯干しで玄関先へは出ますが)
散歩といっても、職員側でコースや時間、誰が行くかの予定を立てての、
職員主導の散歩がほとんどです。
これはまだなんとか実行できているのですが、
いつでも外に出たい。
もしかしたらここにいたくない。
ここでは家でない。
自宅に、あそこに、あの人に会いにいきたい。
等々、色々な思いがあっての外出行動をとられる方においては、
いったん外に出ていくと、入居者さん主導の外出になり、
コースや目的地、所要時間の予想がつけにくくなりがちです。
今はコロナ対策も考えながらですので、より難易度が上がっています。
そうなると、応援できるタイミングが少なくなるのですが、
こんなご時世でも、できる時になんとか。
できるようになんとか段取りをしてと思っています。
だって外に出られた時の素敵な顔といったら・・
コロナが収束し、職員のスキルと段取りをUpし、
施設内にいる意味づくりとともに、
出ていきたい時に出ていける、
普通の暮らしの取戻しを目指していきたいと思います。
も少し待っててね☆
滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治
笑顔
日中の一場面
手前の入居者さんがあまりにも楽しそうに
話をしているのに影響を受け、(独り言に近い内容ですが)
笑顔や笑い出す他の入居者さんたち。
職員とのやりとりよりも、いい笑顔?
入居者さんのいい仕事に負けないようにしないとですね。
楽しい雰囲気は周りに伝染していくものです。
「笑顔には笑顔」
「無口には無口」
僕たちも雰囲気(非言語)を大切にしていきたいものです。
滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治
耐え忍び
干しものの館☆
室内でパタパタするとウィルスがしばらく空中で舞って
数時間浮遊するとの事ですので、外でがいいですね。
コロナウィルスの感染拡大が続いていますね。
社会全体が不安を抱えている中、
介護現場も必死です。
地域によっても状況は異なりますが、
治療や感染拡大対策最前線の医療現場も必死だったり、
疲弊していたり、崩壊しかけていたりと、
非常に厳しい状況が日々伝えられますが、
介護現場も緊張感と不安の中、日々格闘しています。
介護施設利用者における感染や、
クラスター発生の情報はまだ少なめの
名古屋地域ですが、いつ滝子の施設に入ってきても
おかしくない状況です。
最近は高齢者以外への感染や重篤化の情報も
出てきていますが、高齢者であり、更に要介護者
である介護施設の利用者が、コロナウィルスに感染すると、
とても危険な状況になる可能性があるのは、
誰もが知るところだと思います。
今までの滝子の施設は、「生活支援」を軸に
していましたので、日常的に買物や外出をしておりましたが、
現在は(少なくとも緊急事態宣言発令中は)、
利用者入居者が、店舗を訪れる活動は自粛させてもらってます。
散歩やドライブ、必要最低限の受診や理美容などは注意しながら、
実施しています。
あとは、外部から持ち込まれないよう、
来客や業者さんの施設立ち入りの制限や
感染対策も徹底をしていますが、
職員が「感染しない」「持ち込まない」ように
留意する事も最も大切な事です。
介護施設は、利用者が密集しますし、
密接場面があるどころか、
身体介護(食事、排泄、入浴、食事作り等)
による「濃厚接触」が必要不可欠な仕事であります。
もし、ウィルスが施設の中に入ったら、
少なくともそのフロア内の職員、利用者が
皆感染する事を避けるのは、かなり難しいと予想します。
そして感染が広がったら・・・
職員やその家族が感染して自宅待機や入院になり、
勤務のローテーションに入れなくなったら・・
ぞっとしますね。。。
全国の介護現場は必至に日々闘っています。
テレワークや自宅待機なんて、とてもできません。
医療崩壊とともに、いともたやすく介護崩壊
しかねない中で、感染リスクにもさらされながら、
最前線で働く介護職員への労いや配慮や、支援の
仕組みが、社会の中でより広がる事を切に願っています。
まだまだ出口が見えない状況ですが、
全国の介護職員とともに、頑張っていきたいと
思いますので、応援よろしくお願いしますね。
滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治
名古屋の繁華街がガラガラとか、
交通機関の込み具合も減っているとか
報じられていますが、その分車での
個別移動や出勤の関係で、朝の通勤時間帯の
混み具合は、通常の7、8割くらいと、
まだまだ結構混んでいます。
スーパーも結構混んでいる時ありますよね。
「密」が大切な「人」にとっては、
閉じこもって、人と接点をもたないのは
難しい現状。 どうなりますかね。
この関係の記事は、和田行男の「けあサポ」の
最新投稿記事も合わせてごらん下さい。
よろしくお願い致します。
「お花見!」
グループホーム職員古賀俊樹です。
先月ドライブで瑞穂区の山崎川周辺の桜を見に行きました。
その時は車越しでしたが桜がほとんど咲いてなく、
そのまま施設に戻ってきました。
今のこのご時世、不要不急外出は難しい環境ですが、
最近天気がとても良く、先日職員さんにある提案をしました。
「天気が良いので近くを散歩しながら桜でも見に行きましょう!」と。
春らしい気候で気持ちいい日でした。
久しぶりの外出でもあり、
道中「今日は暖かいね、もう春だね~」
と春の雰囲気を感じとらている場面もありました。
施設の周りを散歩され、近くの公園に到着。
大きな木に桜が満開に咲いていました。
「わ~綺麗だね~満開にが咲いているね~」
とにこやかな表情されていました。
「記念に桜をバックに写真撮りましょうか?」
と伝えると、満面の笑みを浮かべる方もいれば、
少しはにかむ表情される方も様々いましたが、
道中は施設にいる時の表情とは違い、
久しぶりの外出でもあり、皆様笑顔もあり喜ばれていました。
また、今月より新規でグループホームの入居のⅠ様。
「久しぶりに桜を見て良かったです、ありがとうございました」
とホームに戻った後、お話されていました。
日常的に、調理や掃除などいろいろ行われていますが、
外出の機会が少なかったのでいい機会になったのではと思います。
今年に入り、世界中でコロナウイルスの関係で外出自粛、
外での飲食があまり出来ない環境ではありますが、
短時間でも外の空気を吸って、
外の匂いを感じてもらったりと、
お散歩を通して気分転換も大事なのだと思いました。
今後も可能な限り行っていきたいと思っています。
グループホーム職員 古賀 俊樹
勝手な思い込み
クラブ滝子の久綱です。
「有する能力に応じ自立した日常生活を営むことができるようにする」
と言葉にするのは簡単ですが、
実際にやろうとすると、とても難しいと思います。
コミュニケーション(共有)が図りづらくなってきている、
利用者のAさんの入浴支援時は毎回「やった!」と
「間違えたな」があり、勉強になります。
入浴中は夏でも「寒い寒い」と連呼されるAさん。
もちろん冬場は浴暖をつけても「寒い寒い」とおっしゃられます。
なので、浴槽から出られるとすぐに服を着てもらった方が
良いと思っているのと、ご自分ではバスタオルで身体を
きちんと拭くことができないだろうという
勝手な思い込みをしていたため、
私が身体を拭くことを代行していました。
しかし、先日は椅子にかけてあるバスタオルを
ご自分から取られ、とても丁寧に身体を拭かれました。
そして、いつも「寒い寒い」とおっしゃられるはずが、
その日はおっしゃられませんでした。
なぜ、ご自分からバスタオルを取られたのか、
「寒い寒い」とおっしゃられなかったのか、
とても考えさせられました。
それと同時にバスタオルを認識する能力、
身体を拭く能力があるのに、その能力を
奪おうとしていた自分の専門職としての反省点に気づきました。
もともと出来ていたことが認知症の影響によって
出来ないこともあれば、声かけや視覚への働きかけなど
いろいろ工夫をすることによって、出来ることもあります。
勝手に出来ないと思い込んでいないか?
と反省し、専門職としての仕事ができるように
していきたいと改めて感じた入浴支援でした。
小規模多機能クラブ滝子 久綱