おでかけ

Published by i

本日出勤時「天気いいなぁ」

という事で、急遽、外出企画をたてることにしました。

外出するにはいい気候です☆

 

という事で、本日目的地はみなさんと相談のうえ「海へ」

昼食会場は仲間の法人がやっている、

福祉旅館「サポートイン南知多でランチ」

となりました。

 

海へGOGO!!

 

IMG_4761

 

IMG_4768

 

IMG_4787

 

IMG_4784

これはヤバい! おいしそう!!

 

IMG_4811

 

IMG_4815

 

帰りには、この地域定番の「えびせんべいの里」

で試食、買い物、コーヒーでいっぷく。

IMG_4829

 

IMG_4835

 

IMG_4823

みなさん、次はどこいきましょうかね☆

 

滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治

 

IMG_4804

「サポートイン南知多」さん。

すばらしい旅館です。料理も抜群。

フロア内は素足、くつした。

トイレの中だけ専用スリッパ。

認知症という状態にある方々みな

出てくるとスリッパはいたまま。

記憶、判断、理解力的、感覚的にそうなるでしょうね。笑

また行きます~☆

 

 

 

2018年10月20日 Category:スタッフ日誌

変化

Published by i

クラブ滝子の宿泊室は8部屋。

つまり宿泊者は最大8名。

現在、入院の方と、利用中止になった方がみえるので、

宿泊者は6名。

 

昨日の夕食を食べる方の人数は11名。

これは、夕食を食べて自宅に帰る方が5名みえるということです。

夕食後の18時すぎから、2時間くらいかけ、5名の方を送ったり、

買い物付き添いなどの訪問をしたりしています。

 

認知症という状態にあり独居の方ですと、時間とともに

生活のしづらさが増えてきて、どうしても私たちとの関わりが増えていきます。

結果、「365日毎日利用、昼食夕食を施設で済ませ自宅に戻る」

という利用者が増えています。

本来は施設入居している状態の方ですが、自宅を絡めてという事で、

最後のひとふんばりをしているところです。

 

今後も、変化していく利用者さんの状態、暮らしに合わせて、

私たちの仕事の内容や、出勤体制も対応できるようにしていきたいと思います~☆

 

滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治

 

IMG_4614

おっ! 利用者さんの自宅近所の神社で屋台が・・

おまつり一緒にいきたい~☆

 

 

 

 

 

2018年10月17日 Category:スタッフ日誌

「小規模多機能」の仕事

Published by i

IMG_1653

昨夜21時過ぎ、家族から小規模多機能クラブ滝子に電話が入りました。

「父が外で倒れていたらしく、救急車で運ばれています」と。

 

毎日昼間利用の方ですので、その当日も朝迎え、

昼食をはさみ夕方送りをさせて頂いております。

いつものことですが、外で倒れたという事ではなく、

道路に座り込んだのを、通行人がみてびっくりしたのだと想像します。

 

病院付添は家族が対応して頂けるとの事。

僕等にできる事は何があるのでしょうか?

 

「もし、病院から自宅に戻すのが不安であれば、

 クラブ滝子で臨時宿泊もできますよ」

その日のうちにできる事はそのくらいでしょうか。

 

結果、夜中0時40分に施設に到着され、臨時宿泊となりました。

 

こんなふうに24時間連絡体制や、現場対応できる臨機応変さが

小規模多機能の良さではありますが、

今回みたいに「起こったトラブルに対処」してるだけでは、

まだまだ仕事が足りないという事ではないかと反省反省。

たまたま休みだっただけで、対応した家族も平日だったら

大変だったことと想像できます。

 

こんなことが続けば、「自宅はもう無理」「施設に入れる」

となるのは当然の事です。

それは小規模多機能の目指す仕事ぶりとは反対の方向性。

 

「自宅から外へ出て迷子になる」

「警察や救急のお世話にある」

という生活の不具合さを取っ払う、先手のアプローチができてこその、

在宅生活の応援団といえるのではないでしょうか。

 

今後も皆.で小規模多機能の「仕事」ができるよう、

頑張っていきたいと思います。

 

滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治

 

すみません。UP仕方間違えていました。

今回は14日分の記事です。

次回は17日昼ごろUP予定です。

 

 

 

 

2018年10月14日 Category:スタッフ日誌

お巡りさんコラボ(後)

Published by i

(前回の続き)

 

「お!久しぶりだね~。 どうしたん? なんか困ってる?(自分)」

「この人たち(お巡りさん)がねほりはほり聞いてくるのよ。

 私をぼけ扱いしてからに。失礼しちゃう!」

「それは困ったもんですね(自分)」

 

「お巡りさん。失礼ながら誰かにものを尋ねる時は

 自分の方から名のるのが礼儀ってもんですよ。

 お名前を聞いてもいいですか?(自分)」

「あっ!失礼しました。○○署の○×と申します。(お巡りさん)」

「○×さんというそうですよ。おもしろい名前ですね。

 向こう側に名のってもらったので、こちらも伝えましょうか(自分)」

「あんた○×さんというのか。なんか聞いたことあるな~

 わたしゃ□□△△って言います」

「確か□□△△さんの住んでるところは○○だっだですよね(自分)」

「違う違う△△だわ」

「あっ そうそう そうだったね。(自分)」

 

そんな流れで、名前やおおよその住所を聞き出しお巡りさんに

橋渡ししました。

 

「上手なもんですね~ 勉強になりました(お巡りさん)」

 

結果、前歴(迷子)がある方で、無事に家に帰ることになったのですが、

認知症という状態でも、お巡りさんでも「人」には変わりなく、

「人」と「人」とのいい関係、いいコミュニケーションには、

なんら例外あるわけでなく、そこにを実践したところです。

 

まぁ 私たちはプロですからね。

お巡りさんには負けてはおれませんよね。

でも、市民の安全を守るお巡りさんだけに、

今回のような機会を、相手にストレスかけずに突破していく

スキルを身につけてもらえたら、より心強いものです。

 

聞いたところによると、まだ認知症の勉強やサポーター要請講座を

受けてないとの事。

 

結果、プロの僕等の力不足でした。

まずは施設所在地の警察署に、講座、勉強会等の案内にいかねばですね。

また、機会があったら、お巡りさんとコラボしてみたいと思います~☆

 

滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治

 

IMG_4242

一日のスタート

洗面所の身だしなみの風景好きだな☆

 

 

 

 

 

 

2018年10月11日 Category:スタッフ日誌

お巡りさんコラボ(前)

Published by i

先日のことです。

暗くなってきた頃ですが、自宅近くの道路角に座りこんでいるお婆さん発見。

なんかオーラが怪しい。。。

 

車の中から声をかけます。

「大丈夫ですか?(自分)」

「ちょっと休んでるだけだで大丈夫だよ」

「家まで送ってこか?(自分)」

「荷物が重いから、ちょっと休んでるだけ。

 すぐそこ家だで大丈夫」

「わかりましたぁ。気をつけて(自分)」

 

いったんその場を離れたものの、やはり気になります。

車をUターンさせ、今度は歩いてアプローチ

「(初めてのフリで)大丈夫かい?送ってこか?(自分)」

「ありがとね。ちょっと休んでるだけだで大丈夫だよ」

白髪交じりの長い髪の毛のおばあ様です。

靴、服、体臭、口臭、会話、表情、動作等、話ながらさりげなく

チェック入れさせてもらいます。

まぁ、そんなに気になる事はなかったし、気温もいい感じだったので、

「気を付けね」とその場を離れました。

 

30分ぐらい後に戻ってくる時に、まだ座ってたら、

本格的にアプローチする事にしました。

 

で、用事済まして再びその場を通ると、

パトカーが来て、おまわりさん2人で取り囲まれていました。

 

「大丈夫だって!おおげさだね!!」

なんか怒っているようです。

地面に座り込んでいるおばあさんと、上から見下ろすおまわりさん。

なんか困った感満載の雰囲気です。。

よけいなお世話とは思いながらも、先ほどの続きとばかりに介入

させて頂きました。

 

おまわりさんに「ちょっと失礼~」と声をかけ、

お婆さんの前に、同じ格好で座りこみ話しかけます。

 

さてどうなることやら・・

次回に続きます~

 

滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治

 

IMG_4198

この一日が始まる朝食の雰囲気、いつも好きだなぁ。。

2018年10月08日 Category:スタッフ日誌

えーーなんで!?

Published by i

「一人で家にいるとさみしい・・」

 

よくそんなことを話される独居の利用者さんがみえます。

クラブ滝子には、毎日通われている方です。

利用時にはフロアの中でTVを集中してみていることもあり、

「家にTVを購入設置しようか」

と職員間で確認し、実行しました。

 

アプローチ実行スタッフはひさしぶりのこの男。

IMG_3826

購入、セッティング打ち合わせして、段取り進めました。

「まかしといてください。 ちゃんとやってきました!」

と翌朝、どや顔で報告がありました。

さぁ TVの効果やいかに・・

IMG_3958

 

結果は、翌朝の送迎のスタッフによると、

コードもきれいに巻いて収納されており、まったく利用の形跡なし。

設置スタッフに告げると、ずっこける勢いで「な・・なんで!?」

 

そうです。

初期アプローチは失敗のようです。

予測ですが、短期記憶障害、理解力が低下している関係で、

一緒に設置調整したところまではよかったのかもしれませんが、

その後一人になったある瞬間から、

「なんでこんなところにTVがあるんだ?」

「誰のものか?」「誰が置いていったんだ?」

「なんで??」

となって、記憶にない、理解できない環境の変化の結末としては、

「片づける」になったのかもしれません。

 

そこまで予測しておく必要がありましたが、

予測足らずで、現在は活用できずにいます。

 

さあて、次の手はどうしますかね。

とりあえず必要なのは、「転落防止」

地震があったら頭の上に落ちてきてしまいます。

本日さっそく固定します。

 

あと、TVがどうしてここにあり、どうしていいのかの

理解を進めてもらうために、

IMG_3955

「役所からの贈呈品です」

等の書類的なものを作成し、納得を得られないか試行中です~

 

せっかくのTV

TVばかりに頼るつもりもありませんが、

これはこれで活用進めるために、知恵、アプローチをしぼりたいと思います。

 

滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治

2018年10月05日 Category:スタッフ日誌

これも生活支援~☆

Published by i

女性の方の化粧・・

男性目線(見るのではなく、する側)では結構難しいですね。汗

 

朝起床時に顔を拭いてもらった後、化粧をさせて頂くのですが、

(全介助の方で自分ではできないので)

道具を眺めていても、名前、使い方、順番、技術等々どれをとっても、

なかなか未知の世界・・

IMG_2983

「みようみまね」

という状態にも遠く、なんとかやらせて頂いているところです。

 

なんせ女性が化粧をする機会を、

意識して「見る」

実際に「まねてやってみる」

そんな機会などなく、施設内でぶっつけ本番でやっている状態(自分は)

なので、「これでいいのか?」感がいつもあります。

 

一度化粧の仕方勉強会を女性スタッフか、化粧品販売員の方にやって頂かないと・・

「ごめんなさいね~ もっと上手になるからね~」

IMG_2985

 

滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治

 

「まゆげ」のラインのなんと難しいことか・・

「口紅」をはみ出さずにどうやったら・・

悩みは続きます。。。

 

2018年10月01日 Category:スタッフ日誌

災害支援法人ネットワーク in 町田

Published by i

IMG_3452

25日に、東京 町田にてネットワークが開催されましたので、

出張、参加させて頂きました。

(災害発生時に、依頼されなくても勝手に必要なものを持って

 駆け付けあう仲間。通称「おせっかいネット」)

 

災害が多い昨今、メンバーの中にも台風や地震の影響を受けていた

仲間の法人もありましたので、結構リアルタイムの大切な機会で、

学び、準備、結びつきの意識向上の大切な機会となりました。

「物資や人の派遣うんぬんよりも、心配の連絡がたくさんきたことに、

 とても励まされました」とのメッセージに心打たれました!

 

今回より沖縄の法人さんも、このネットワークに新規合流され、

北海道から沖縄までの20法人によるネットワークが完成です☆

 IMG_3455

 

学びの時間は、スターバックスコーヒーから、

林ストアマネージャーをお呼びして、

「Dカフェの取組」(オレンジカフェ)についてと、

弁護士の延命先生による、

「災害時における介護施設と法律」

というテーマで学ぶ機会を頂きました。

 

その後は、学びと同じくらい大切な、仲間の顔と顔、心と心を繋ぐ

懇親会が開催されました。

IMG_3475

とても有意義な時間でした☆

 

そして二次会へ・・・

ぜひ雰囲気を見て頂きたかったのですが、

写真がどっかにいってしまいましたぁ。

 

歌って踊って、沖縄カラーも全開で、楽しい交流でしたよ。

こんな仲間が全国各地にいるなんて、なんと心強い事でしょう。

 

年に2回ですが、この仲間とのネットワークをより強固なものにしていきたいと思います。

 

滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治

 

IMG_3476

ちなみに自分は、景品ゲット!!

やった☆

 

IMG_3621

IMG_3622

台風来ますね。備えましょう・・

2018年09月28日 Category:スタッフ日誌

自宅へ・・

Published by i

グループホームと、小規模多機能にご夫婦がいらっしゃるのですが、

時々、車で45分くらい離れた自宅へ戻る取組をしています。

 

取組というより、「娘さん家族が自宅で一緒に過ごす時間を作りたい」

という事で、その時だけ遠方から名古屋へ帰ってきて、

一緒に実家で過ごす事を応援させてもらってます。

 

お二人の送り迎え、自宅内への移動介助、自宅内でのトイレ介助、

家族とのコミュニケーションの円滑化支援等のサポートをさせて頂いています。

IMG_3312

IMG_3319

自宅で過ごす状態をみてると、

「あ~ このご夫婦の暮らしがあったんだなぁ」

と改めて思います。

 

今後も自宅と繋ぐ応援を続けていきたいと思います~☆

 

 

滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治

 

「こんなとこ私の家じゃない!」

「こんな人主人じゃない!」

何か月か前の奥様の混乱は今回なく、

終始穏やかで、思いでに浸る場面が多かったです。

IMG_3339

2018年09月25日 Category:スタッフ日誌

頭を突き合わせて(後)

Published by i

(前回の続き)

 

ご利用当初から気になっていたのは

「自分は死んだ方が良い。」

「何にも役に立たない。」

「私なんて、邪魔者。」など。

ご自分を否定する言葉を多く発信してみえたことでした。

 gg

ご利用になって1年ほどたったある朝、

「デイサービスに行きたくない。」

と全く布団から出られなくなりました。

 

「足が痛いから動けない。」

 

デイでも2週間程前から強い痛みを訴えられていて、ご家族様に連絡をすると、

すぐに一緒に受診して下さったのですが、医師から「どこも悪くない。」と言われ、

薬も全く処方されず、湿布も頂けず、「今後の受診も必要ない。」と言われたそうです。

 

実は、3日前から、お嫁様に用があり外泊されていて、息子様と2人の生活。

デイサービスもお休みの3日間でした。

3日間、いつもの喫茶店にも行かれず、ずっと布団の上。

トイレも行かれず、布団も汚れてしまっていました。

食事もお部屋で食べていたようです。

 

明けて4日目。

お迎えに伺う前にお嫁様から今の状況を電話で連絡を受けていました。

 

さて、車で出発するまでに時間がない!

ここで職員3人、「頭を突き合わせ」ます。

 

何にも聞いていない顔をして、元気にお迎えに行こうか?

「おんぶでも抱っこでもしますよ。」と声かけてみては?

車椅子も持って行ってみてもらっては?とにかく来てもらおう。

「心配している。いつものご利用者さんになってほしい。」それを伝えたい。

立つことが出来ない。と伺っていたので、安全の為に

職員2人でお迎えに伺う事にしました。

 

お嫁様、なんとか起こし、体を拭き、着替えを誘い、トイレまで誘ってくれました。

この間も「今日は行かないよ。」と言い続けてみえたようです。

「うんうん。わかってますよ。」と聞きながら、トイレに誘う。

これがベストタイミングでした。

 

トイレから出られて廊下に出て見えた時に「おはようございまーす。」とデイの職員が到着。

「行かない。」「足が痛い。」と言われました。

「私、抱っこでもおんぶでもしますよ。大丈夫。」

「車椅子持ってきましたよ。」

なんだか勢いに乗せられ

「おんぶと抱っこはいいわ。」と、なんと歩いて車へ。

 

連絡を受けたケアマネさん、「話すより、見に行くわ。」とすぐにデイに様子を見に来てくれました。

その日のうちに、お嫁様とも時間を合わせて、ケアマネさん、お嫁さん、自分と3人で

「頭を突き合わせる」。

今後どうしていったら?何があったんだろう?

 

皆で一つ一つ振り返りました。

 

デイではずっと気になっていました。

ご利用当初から、いつも自信がなく、ご自身を否定されていた事。

足の痛みもご利用当初からあったことを再度確認しました。

 

ご家族様からも色々と伺いました。

若い頃から小さな傷でも、「自分はもう死ぬ」と悩んだり、

体調が悪くなると、すぐに「救急車をよんで。」と言われたり。

掛りつけ医からも、大げさだ。としっかり叱られた程。

「かまって欲しいから、またいつものだと思う。

このまま、大事大事にしてしまっては、おばあちゃんが

わがままになってしまわないだろうか。

突き放してみたほうがいいのでは。」といわれました。

 

ご家族にも色々な思いもあるでしょうが、

「1度、乗っかってみてはどうでしょうか。」

とクラブ雁道側からお話しさせていただきました。

 

ご家族様は、デイでお話しされている事や、様子を聞いて、

「元気がないなら。」と大好物を夕食に用意してみたり、

一緒に食事や喫茶店に出掛けてみたり。

何度も整形を受診されて、ご本人様が痛みから、

「マッサージを受けたい。」と言うのを聞いて、

医師と相談し、週に1回、電気治療に繋げてみえました。

 

家族だから普段わざわざ言わない様な事も言葉に出して下さいました。

「足の痛みが心配だからシルバーカーを買いに行こう。」

 

シルバーカーも購入されました。

 

デイからの提案としてもう一つ。

「夜間のトイレに行くことが出来ず、布団も何枚かダメにしてしまって、

家の中の臭いも気になる。」と以前から気にされてみえたので、

ベッドとラバーシーツを提案させて頂きました。

 

ご本人さんが「部屋が狭くなるから。」と今までなかなかベッドには繋がらなかったのですが、

立ち上がりも考えて床からだと、足の痛みもあり、面倒もあり。

トイレに行く回数が減る事に繋がるのでは。と思いました。

 

「本人が受け入れてないのに勝手に置くのは難しいのでは。」

とご家族様は悩んで見えましたが、

デイでもベットをご利用中の他の利用者の方の力も借りて、

「こんなにいいよ。」

と体験談を聞かせて頂いたり、ご家族様からもお話しして頂きました。

 

確かに聞くたびに「痛い」箇所は変わります。

右足を引きずっていたと思うと、左足だったり。

私は医師ではないので、診察は出来ませんし、原因はわかりません。

「気の持ちよう」なのかもしれません。

例えば、大きな病名があるものではなく、姿勢が悪いとか、

足を組む事、以前より動く事が少なく、

座る時間や、寝ている時間が長い事からくる痛みだったり。

 

もしかしたら、心や気持ち、かまって欲しい。からくるものなのかもしれませんが、

「痛い」という思いに嘘をついているとは思えませんでした。

 

1週間後。

お迎えに伺うと「今日は、新車。」

とシルバーカーを玄関に用意されて、恥ずかしそうに笑ってみえました。

 

「息子がさあ、心配だで、買うって。」「心配だでって。」

「医者も行ったよ。嫁さんもついてってくれたわ。その後、ご飯食べに行ったよ。」

「ベッドも買うだって言ってるけど。狭なるわなあ。幾らぐらいするんだろう?あんた知っとる(笑)?」など

何度も話してくれました。

「痛い」「帰りたい。」とは一言も言われませんでした。

 

大きな笑い声も聞こえるようになりました。

 

お嫁さん曰く。

「びっくりするぐらい簡単な事でこんなに治っちゃうんですね。

正直、色々な物を隠したり、ふらふらと出掛けたりされると心配で、

寝たきりになったら楽なのかも。と思った事もあったけど、なーにが何が。

あんな、死体のようなおばあちゃん、絶対にイヤ。

今回、経験したからわかったのかも。

よーし、がんばるぞ!って思えたのかもしれない。

やっぱり、元気でいて欲しい。」

と言って下さいました。

ggg

この後ベッドもやってきましたが、いつもなら、

お布団まで汚れてしまっていましたが、お布団はきれいなまま。

朝、起きてみえ「ベッド良かったよ。ありがとう。」と言われたそうです。

 

クラブ雁道 デイサービスをご利用頂く方と私たちが関われるのは、接点が少ない方だと

1週間にたった4時間しか私たちと関わる事ができない方もみえます。

ご自宅でのお顔、他のサービスをご利用の際のお顔は全くわからないので、

 

関わられる方々と情報を共有し、その方向性がずれていないか何度も「頭を突き合わせ」

確認して行き、一つ一つ紐をといて行く事がこんなにも大切な仕事だと

今回、改めて学ばせて頂きました。

 

写真は文章とは関係なく、デイでの皆さんのご様子です。

最近は暑いので、室内での風船バレーや、トランプが盛り上がります。

gggg

で、このトランプがおもしろい。

ジャック(11)、とジョーカー(ばば)ですけど、

同じJのマークなので、途中で何かが起こります。

なぜか、最後はジャック(11)が残り、

じじ抜きに変わるばば抜き?が流行っています。

 

クラブ 雁道デイサービス

日置 紀子

2018年09月22日 Category:スタッフ日誌