秘めた能力
すり鉢にゴマを入れて、すりこぎ棒とテーブルに置いたら、
「ごますりね・・」
自らごまをすり始められました。
最近の普段の様子ですと、なかなか意思疎通が難しく
だいぶ関わって、なんとか今回の行為ができるかな?
という感じの利用者さんなので、
目の前に置いただけで、自ら把握し、手にとり、行為をされるとは・・
内心「おっ すごい!!」
と感心してしまいました。
まぁ、僕等の仕事は有する能力の見極めが大切な仕事ですので、
感心する事自体は、見極め不足となってしまいますね(汗)
でも人の可能性や能力なんて、ぼくらの理解の範疇で収まりにくい
のも事実です。
小さな事ですが、認知症に惑わされず、
いろいろな「有する能力」の発揮の機会を
積み重ねていけたらと思います。
滝子通り一丁目福祉施設 施設長 井 真治
ひと風吹かせてくれた、沖縄の学生さんです。
昼食作りに揃えた材料は・・
ゴーヤ、もずく、スパム等
沖縄料理のオンパレードになった昼食作りの機会です。
僕はにがいゴーヤ苦手なんですけどね。汗
おいしい昼食ができてまいした。
繋ぐ仕事
皆様、暑かったお盆はいかがお過ごしだったでしょうか?
自分や、自分の先祖や、嫁の先祖の迎え火や送り火、
その前後で3ケ所の墓参りをしたり、その後の親戚集まりなどで、
ドタバタとしたお盆を過ごしました。
まぁ、そんな私事は置いておいて、
24時間型の滝子の施設はローテーションで勤務を配置していますので、
自分が休みの時は、チームの誰かが必ず出勤しているという事です。
だいぶ前にも記事をUpしましたが、勤務表上の私の出勤時間は、
8月ですと、22日出勤の176時間労働となっています。
しかし、利用者さんは24時間×31日ありますので、
744時間生きていることになります。
744時間のうちたった176時間しか利用者さんと関わらないという事は、
生活の4分の1も関わっていないという事です。
残りの4分の3以上は、自分以外のスタッフの誰かが応援していてくれるという事で、
そう考えると、チームで繋いでいく仕事なんだと改めて思います。
さらに、今回のお盆の間、現場から緊急連絡もなく、
自分の家庭生活に集中させてもらえているのも、
チームのみなさんのおかげなんですよね。
自分がいない間を埋めてくれている職員さんには、
本当に感謝感謝です。
お盆が過ぎたとたん、空気が変わり、
過ごしやすくなってきている感はありますが、
職員みんなで、利用者さんの残り少ない夏を
しっかりサポートしていきたいと思います。
滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治
素敵な機会☆
沖縄から来てくれている学生さんにも、
期間中に休日があります。
せっかく遠くかあら来てくれているので、
「どっか遊びに行こう!」
と外出しました。
最初の目的地は・・
「御在所岳」
ロープーウェイで一気に山頂の1200メートル越えを目指します。
台数限定で床の一部がスケルトンになっていて
下がみえます。
沖縄には500メートルくらいの山しかないし、
歩いて登るしかないので、
こういう経験もいいのではと、相談して決めました☆
山頂の気温は21度
無風で日差しがあったので、
動くと少し暑い感じもありましたが、
ふもとの30度超えと比べると快適でした。
建物の中は空調なくても涼しく過ごしやすい~
景色を眺めながらのランチタイムです。
山頂付近を散策した後、次の目的地にしたのは・・
三井アウトレット ジャズドリームです。
遊園地、プール、温泉施設に併設されている、
広大なショッピングアーケードです♪
そこで2時間フリーターイムにした後、
施設近辺に戻り、夜の部は、「歓迎会」を実施しました。
自分たちでブラブラと目的の店によったりして、
そこが一番充実していた感がありましたね。
行動力あるなぁ~
おなじみジェネレーションの延長利用させていただき、
波の女職員との交流を楽しんで?頂きました。
次の日から、毎日8時間の現場で頑張ってくれている姿を見ていると、
親的な視点も少し混じりつつ、
たくましく名古屋で活動する高校生に
若い、素敵なエネルギーをもらいつつ、
職員と利用者との時間が過ぎている日々です☆
この国の将来を背負うとまでは大げさですが、
この国の宝となる素敵な学生さん達に出会えて、
とても素敵な機会となっています。
滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治
本日の御在所にアウトレット。
三重県にありまして、名古屋や愛知観光ではないんですけどね・・笑
次のブログUPはお盆の関係で17日を予定しています。
よろしくお願いいたします。
国の宝
現在、夏休みを利用して、沖縄の高校生が経験値Upを兼ねて、
アルバイトに来てくれています。
以前、渉外担当の久綱が「和田行男」の講演会を
沖縄の学生さん向けにセッティングしたのですが、
その和田の話に興味をもった学生さんが、
「波の女」や、和田が所属する東京の「大起エンゼルヘルプ」
の施設へ夏季アルバイトとしてきています。
アルバイトという形ですが、最前線の様子を学ぶ絶好の機会です☆
それにしても、 沖縄から名古屋や東京へ出て、
短期とはいえ介護現場で働くなんて、なんてすごい!
素敵な!!高校生達なんでしょう!!!
尊敬します。
こんな学生さん達がどんどん増え、
これからのこの国を背負っていく若者になって頂くのが楽しみです。
若い力はこの国の宝でね☆
滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治
僕等の仕事
写真のMさん。
食事後の食器なかなか下げて頂けません。
下げれない方に下げて・・というつもりは全くありませんが、
有する能力に応じる私たちの仕事ですから、
ごらんのとおり下げれる能力を引き出したいところです。
それも自発的に。。。
ところが実際はなかなか。
食事が終わると、食器を
「スーーーっと、横にずらして置いたままに」
職員に下げといてねというサインです。
私は”まかい”や”家政婦”さんではありませんので、
(区別差別的な意味ではありません。仕事の目的内容が違うという意味です)
その無言のサインに応えたくないし、応えてはいけないと思い。
スーーっと食器をもとに戻しては
「流し空きましたので、よかったらそちらの方までお下げくださいね」
と関わります。
少しするとまた、スーーっと食器を横に出されるので、
こちらも少ししてから、スー-っと食器をもとの位置へ戻し
再び促しの声かけをさせて頂きます。
このやりとりを3回5回繰り返すときもあります。
これは職員全体で普段から、毎食後のアプローチを続けないと
習慣的にならないのだと思います。
ちょっとした事ですが、なかなか手ごわい感覚です。
私たちの仕事は個人ができればいいという仕事ではなく、
チーム全体で、普段から繰り返しアプローチできる事が大切だったりします。
このMさんへのケースを活かし、
チームアプローチを進めていきたいと思います☆
滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治
名古屋で40度超え!!!!
どこまでいくのやら。
皆様も体調にお気を付けて。
職場環境②
前々回の記事で、コミュニケーション環境を整えることがいう大切ですよね。
という内容でしたが、
コミュニケーションというのは、具体的に技術として、
意識・実行できるとより質があがることが期待できるので、
「こんなことを意識してみましょう」という項目をいくつか
会議で確認しました。
この
・うなずく
・繰り返す
・その土台の感情として「共感性」をもちながら
ほかにもたくさんのコミュニケーション技術がありますが、
この3つをおさえておくだけで、結構いいコミュニケーションになると思います。
これは職員関係だけでなく、すべての人間関係において
土台になるテクニックですので、皆で実践していきましょう!
と確認し合いました。
滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治
やった♪
「今日、午後に喫茶店にいきますね」
グループホームでペアになったスタッフの古賀君から話がありました。
「誰が行きますか?」
と聞くときに、なんやらそわそわしている
「Mさんもどう?」と聞いてみました。
「ちょっと自信ないんですけど・・」
いつも窓枠やベランダや、ありとあらゆる所から外に出られて
なかなかホームに戻りにくい方です。
現在この方の外出支援や、開錠対応をチームで進めている最中ですが
フライングでふってみました。笑
まぁ、経験値もないし、ごもっともな返答ではありましたが、
少ししてこう言ってきました。
「Mさんと喫茶店行ってみます!」
挑みですね♪
素晴らしい☆
「あとは、何かあったらしっかりバックアップするから、
恐れることなく、行っておいで」と送り出しました。
結果、1時間ほどで何事もなく戻ってきました。
帰ってきた時のMさんの満面の笑みといったら。
豊かな時間、機会だったんでしょうね☆
それにもまして、外出支援をやりきった古賀君の笑みと、
「大丈夫でした!」
の成功体験のうれしさを表す表情も素敵でした☆
ぼくらにできることは、
「何があっても、しっかりバックアップするよ」
という土台を用意することと、
その先に、職員が成功体験を重ね、自信をつけることを
応援し続ける姿勢、風土作りが大切だと思います☆
このフロアは兼ねてから、この土台作りを進めていたから
成功したのでしょうね。
入居者さんよりも、嬉しそうな古賀君の姿が印象的でした☆
食後の歯磨きの場面。
兄弟ではありませんよ。
滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治
28日から29日にかけ、台風が来ますね。
厳重警戒でのりきりましょう。
外出(喫茶店
職場環境 ①
人と人が繋がり、協力し合う私たちの職場
いい仕事を・・と思うと、
人と人との間にあるものを整えないと、
ということで、皆でちょっと確認しました。
異なる価値観を持っているぼくらは、
仕事の方向性を簡単には共有しにくいものです。
ですので、職員間、利用者との間のコミュニケーション環境を
整え続けることが大切だと思うのです。
コミュニケーションの質が良いと、人間関係は良くなる
コミュニケーションの質が悪いと、人間関係は・・
コミュニケーションとは「共有」すること
「共有」するために大切になる土台それは・・
「熱意」
これこそ職員間や、利用者との関係を作る土台に
なるのではないでしょうか。
そんな確認、助言を行った後、
出勤時や仕事はじめ、退勤時などに、
利用者さんと向かい合った
「あいさつ」
の対応力といいますか、向かい合ったときの
姿勢、時間が少しUPしたなぁと感じています。
今後もしっかり土台を整えていきたいと思います~ ☆
滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治
朝から暑いですね~
よく食べ、よく飲み、よく休み、よく遊び
体調気をつけていきましょう~☆
「響き合い」
毎日暑い日が続いています。
デイサービスのご利用者さんは、必然的にデイよりもご自宅で過ごす時間が長くなります。
ご自宅での環境は色々です。
お1人でお過ごしの方、エアコン、扇風機などで温度調節が出来ている方、
閉めきったままの方、水分不足の方、暑さの為、食事の量が減っている方、全く食べれない方。
この季節、到着時の皆さんのご様子はいつもより、変化があります。
いつもと違うかお顔の表情、歩く様子、声、車の乗り降りなどから読み取ります。
クラブ雁道では、日常生活動作を通して「自分のことが自分でできるように」と
職員向かっていますが、皆さんの体調を見て、その日の活動を変更する事もあります。
この日、到着から、「家に帰りたい。」と中に入られないAさんがみえました。
職員、声を掛けながら見守りはしていましたが、Bさんが声を掛けてくれました。
「どうしたの?大丈夫。」と。
Aさん「足が痛くて。家に帰りたいの。」と言われました。
今まで、玄関から外を見て、職員が話かけても目も合わされることがなかったのですが、
Bさんが話しかけると、顔をあげ、目を合わせてお話しされています。
Bさん「そっか、痛いのね。ちょっとここに座ってみせて。」と椅子へ誘ってくれました。
座って頂くと「痛かったのね。」と肩をもんでくれました。
この直後、今日の様子を聞いたAさんのケアマネさんが様子を見に来て下さり(いつもありがとうございます)
「あら、Aさん、どうされたの?」と玄関で声を掛けてくれました。
Aさんが答える前にBさんが「肩が痛いんだって。」と答えてくれます。
するとAさん「そうそう。」
職員がどんなに頑張っても、「響き合い」が職員ではない瞬間があり、
そんな時あえて少し距離を置いたり、むやみに声を掛けなかったりします。
色々考えながら声を掛けるのですが、それが、上手くいく時もあれば、失敗する事も。
この日は「響き合い」の相手が職員ではなく、利用者さんでした。
この後お二人そろってリビングの椅子へ。
お茶を飲み、昼食のメニューを決めたりして過ごされました。
その1時間後、突然立ち上がり「じゃあ、私、タクシー呼んで帰りますね。」と
靴を履きバックを抱え今度はBさんが外へ。
Aさんすかさず、「ずるいよ~。私が先にかえりたかったのに~。」と大爆笑でしたが
帰ることはなく。
Bさんはそのまま、「雁道デイ タクシー」でドライブへ。
暑いのはツライですが、デイの庭の木に蝉があそびに来てくれました。
4匹。見つかりましたか?
クラブ雁道 デイサービス
日置 紀子
異常気象
全国の皆様、大丈夫でしょうか?
豪雨による災害
そして猛暑
被害にあわれた方々
この熱波の影響を受けている方々に
心より御見舞い申し上げます。
さて、名古屋のほどよく近くで
昨日は38.8度
本日は39.3度
本当に危険です。
何が危険、だれが危険って・・
私たちの仕事にあてはめると、
認知症という状態や介護状態にある方の独居ですかね。
熱中症になってしまうかもしれないという事です。
小規模多機能は、自宅暮らしを支える事業所でありますので、
こんな環境ですと、予定を急きょ変更することが多くなります。
自宅のエアコンのセッティングを行う
エアコン不調の場合、購入手続きを代行する
自宅で過ごすのが危険と判断すれば通いサービスの追加
体調や脱水のチェック
等々の仕事を追加していきます。
ここ最近では、週2回通いの方や、
夕方から利用の方を・・・
毎日日中利用へ変更~☆
ついでに、夕食も食べて頂き、
日が落ちる頃自宅に送らせて頂くようにしています。
予報からすると、まだ1週間くらいは、
こんな臨時対応をせねばならないようです。
必要に応じて、使えるサービスの内容
応援の仕方を臨機応変に変化させることができるのが、
小規模多機能の醍醐味ですね☆
でも、早く落ちついてほしいですね。
滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治
夜勤中、どこからか、「ドンドン」音がしました。
誰か部屋の中で壁をたたくか、何かしてるのだと思いましたが・・
花火が港の方であがっていました。
そんな時期がはじまりましたね☆