☆ありがとうございました☆
気が付けば12月30日
今年も明日で終わりです。
そして2020年の幕開けですね☆
今年最後のブログとなります。
個人的な事情と主観的な感想ですが、
結構多忙な年で、あっという間の1年でした。汗
時間が過ぎていく中で、経験や仕事の質が、
昨年に上乗せで積みあがったか?
と言われると、ちょっと苦しい返答になりそうな
年でしたが、その反省を来年に活かせるように
繋げれたらと思っています。
年々体調や体力も衰えを感じてはいますが、
利用者入居者の日々の暮らしは待ってはもらえません。
今年よりは進歩できる自分になるよう、
イメージや抱負を持ちながら、謹んで新年を迎え、
始めていけたらと思います。
出生は減り、死亡は増え、今年の人口は
51万人以上人口が減ったとの事。
毎年大きな地方都市が消滅していくくらいの
急激な人口減が進むこの国に、
不安感や不安定さはありますし、
この業界も年々厳しい状況が続きますが、
現場最前線で、「人」として生きていけるように
応援し続ける1年にしたいと思います。
関係者の皆様、今年も本当にお世話になりました。
来年も共に進んでいきましょう。
よろしくお願い致します。
滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治
☆大掃除☆
先週の日曜日の様子です。
日々進めている、年末大掃除の拡大版で、
この日は利用されているご家族も加わり、
皆で大掃除のツメを行いました。
息子が来たという事で、母親でもある
利用者さん達は、なんだかそわそわ。
息子さんと一緒に掃除をされていました。
見つめる目はやはり母親ですね。♪
高いところにあるものや、個室内を中心に
掃除して頂けました。
おかげ様で☆キレイ☆になりました。
ご協力感謝致します。
大掃除後は、ご家族に集まって頂き、
「懇談会」も実施。
事業所全体のことや個別の事も含め、
色々報告や意見交換を行いました。
今後も、共に運営にあたって頂けたら幸いです。
ありがとうございました。
滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治
能力の引き出し(後)
前回の記事の食器棚清掃の状況を
もう少し掘り下げての実況中継です。
食器棚の中身の整理や清掃は、結構頭と体を使うんですよね。
出すために食器を持つ、運ぶ、置く、上の方のものは
バランスをとりながら、伸びをしながら。
その後は大量の食器の分類。
収納時は、保管場所の選定、持つ、運ぶ入れるを
他者とコミュニケーションを図りながら行っていました。
日々使うものですので、奥の奥には、結構ホコリがついていたりと、
年末でなくても、時々行わないと・・・といった感じです。
でも、なによりも、利用者さんが、主体的に活き活きと
活動をされているのが、見ていて頼もしい限りですね。
一度スイッチが入り、自分達が今何をすべきかの理解が
伴うと、終わるまでは止まりません~~
たくましくも、頼りになる利用者さん達です。
さぁて、次はどこやりましょうかねぇ~♪
滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治
能力の引き出し(前)
部分的に年末大掃除を始めています。
写真は食器棚の清掃と整理です。
利用者全員認知症という状態にある方々ですが、
その状態が一見分からないような方もみえれば、
対応が難しい方もみえます。
そんな方々が同じ空間時間を共有し、
生きるため、暮らすための生活行為を共にしますが、
行為の内容によっては、できるできないが別れます。
「有する能力に応じる」
が僕らの仕事なので、色々と能力の
引き出し、活用のアプローチをしますが、
「食事のメニュー決め」
は結構苦労します。
それに対して、シンプルな行為の
「掃除」や「片付け」は、きっかけが必要ですが、
始まってしまえば、比較的認知症の状態に
よらず、皆さんその行為をしっかり行われます。
食事のメニュー決めみたいな、
「想起」「想像」「記憶」が必要とされる行為は、
「なんでもいい」「同じでいい」と
脳の状態に合わせた対応をされる事が多いように
思いますが、掃除や片付けは、
目が見え、手足が動き、手本や具体的な指示や段取りがあれば、
手続き記憶とその場の適応力、合わせる力で、
能力を発揮しやすいのだと思います。
これから年末に向け、みなさんの
能力を引き出し、活用しながら、
新年を迎える準備を進めたいと思います☆
滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治
ほっこり
朝方3度と、今シーズン一番の冷えの名古屋です。
雲一つない快晴で気持ちいいのですが、
空気は冷たいですね。
朝のお迎えが終わり、施設へ到着した利用者さん男女が、
クラブのフロアへ上がってきた時の事です。
手をつないでフロアに入ってこられました。
「冷たい手しとるね~」
「そっちはあったかいなぁ」
男性の方は少し照れながらも、まんざらでない様子。
毎日顔を合わし、同じ車に乗り合わせるもの同士。
記憶障害なんてなんのその。
互いの存在感、仲間感、連帯感は、
体感的に育まれていきますよね。
男女を越えた、互いに手を取り合う
「人」同士の暖かな光景に、心温められました。
ほっこり
皆で、寒い冬を乗り越えていきましょうね♪
滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治
「誰かいませんか」
「誰かいませんか」
「寂しい」
昼間、利用者やスタッフが目の前にいても
こう話される方がみえます。
そして、フロアの中をさまよっている事もあります。
ご本人には、他利用者やスタッフの
姿は見えています。
みなの動きも声も聞こえています。
それでもです。
この方にとっての「誰か」は、
物理的に存在する人は含まれていないのでしょう。
もちろん私もスタッフも
ご本人の事を理解し、傾聴をしていますが、
それでもという事でしょう。
もっと、深い所で、
本人の不安、混乱、苦しみ、寂しさ、苛立ち、辛さを含む、
その人本人の存在を受け止め、
親身に対応してくれる人を、
自分の存在を受け入れてくれる人を、
探しているのでしょう。
そして、一緒に寄り添い
一緒に悩み
一緒に苦しみ
そんな中にも、そこに存在する
意味や、できる事、役割のある暮らしが
少しでも引き出せたら、
今の混沌とした空間、時間の中から
少しは抜け出せるのかもしれません。
僕らに必要なのは、
この方にとっての、
物理的な対応者ではなく
その人の存在を認められる事
その人にとって存在感のある人である事が
求められるのかもしれません。
しっかり向かい合って、
「誰か」に
に加えてもらえるようにしたいと思います。
滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治
サポーター来設
先週の事になりますが、東京の大起エンゼルヘルプより
理学療法士田中さんが、現場の悩み解消、レクチャーの
ために滝子に来られました。
基本を教えてもらう機会はありますが、
現場の中では、個別に合わせた方法を
専門職より手本を見せてもらったり、
レクチャーして頂けると大助かりです。
今回も、移乗介助、姿勢保持、ポジショニング等々に
加え、職員の体格や体力に合わせた介助方法などを
レクチャー頂けました。
今回の内容も、利用者さんに還元できるよう、
職員間で確認伝達作業をすすめていきたいと思います。
やっぱり専門職の力は素晴らしい☆
アプローチしている最中にも体が柔らかくなったり、
姿勢が良くなったりと、効果ありでした。
ありがとうございます☆
滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治
ちょっとした悩み?不思議?
本当は調子悪い時の様子を見てほしいのですが、
なぜか、このような機会の時には、
対象の利用者さんは、いつも以上の
コンディションの良さを発揮され、
「普段はそんな簡単にはいかないんだけどな~(笑)」
といった事が多々あります。
やっぱりプロ中のプロは、その存在感のみで、
能力の引き出しや修正を行っているのかもしれませんね☆
出張~☆ (後)
おせっかいネットの会合は、
毎回、開催場所を変えているのですが、
ネットワークメンバーの施設を見学したり、
地理感覚を把握するのも目的です。
また、研修終了後は交流会を開催しています。
互いに相手の顔が浮かぶようにお付き合いを密にさせて頂いています☆
どこかで災害が起こった時に、
「あそこの」「あの施設の」「あの人達が」大変な思いをしている!!
と具体的に想像できる、想像し合える関係作りが大切なのだと思います。
そんな交流会の様子を少しご紹介(笑)
こうして夜は更けていくのでした☆
素敵な会、集まりです。
滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治
あっ! 忘れてました!!
学びの場面
出張~☆ (前)
14日、15は、おせっかいネット(災害支援法人ネットワーク)
の勉強会と総会があり、Gh責任者の岡田と東京入りしました。
東京まで会社の車で行ったのですが、今回のミッションの一つは
「下道で行く」です。
東京まで約380キロメートル。
高速で約4時間。
いったい下道で何時間かかるのでしょう。汗
その時間を予測し、出発時間を導き出すと・・
3時半に自宅を出て、名古屋で岡田と合流し、
一路東京へ。
さて、下道で行く意味とは?
災害支援のネットワークのなので、そこに絡めています。
例えば、関東圏で大きな災害が発生したとしましょう。
仲間の法人へ物資や人を送り込もうと思っても、
そのようなタイミングだと、高速が使えない事が予測できます。
そもそも流入を禁止というケースもあるでしょうが。
そのような時に「この道であそこに行ける」という
シュミレーションを今のうちにしておこうという意図です。
とはいえ、各地の朝の通勤ラッシュを含む、
10時間以上のドライブはなかなかのものでした。
でも途中で富士山もきれに見えましたし、
貴重な経験ができました。
関東圏に入ってからは流れが悪くなり、
会合開催時間に間に合うか!?
と少しヒヤヒヤしてましたが、
30分遅れくらいで無事到着しました。
良かった良かった☆
長くなってきたので、次回へ続きます。
滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治
写真撮り忘れたのですが、使用した車は、
社用車のマツダ「デミオ」です。
災害発生時にガソリンの入手が難しくなる時
があるので、その時の事を考え、
軽油対応のディーゼル車を用意しています。
これが良く走る快適な車です。
燃費だって抜群、東京往復でリッター20㎞超え!!
その上、軽油単価はガソリンより安い!
この車だから今回のロングランも良きものに
なったのだと思います。
会社の車にディーゼル車が混じっているといいですね。
なれ
シャワーチェアに裸で座っている
女性の利用者さんの入浴介助中に
ふと思いました。
あれ?
いつから首から胸にタオルをたらす。
おしもにタオルをかける。
等の、羞恥心や尊厳に配慮した対応を自分はしなくなっているのだろう。。
体を洗わせて頂く際、
湯船に浸かっている際には
かけてあるタオルは邪魔になるので、
常にとはいきませんが、可能な範囲で
羞恥心や尊厳に配慮させて頂くという
こちら側の思い、姿勢、相手に立場に配慮するという
基本的な事を最近していない自分に気づきました。
「忙しさや慣れ」
これはかなりの強敵ですね。
自分自身を振り返り
皆とも共有できるようにせねばですね。
敵は自分の中に潜んでいて、待機しているので
皆で、チェックや情報交換や勉強し続けないとですね。
滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治
今週は東京で「おせっかいネット」の集まりがあるので、
次の投稿は19日前後になりそうです。
いつもありがとうございます☆
いつも皆と共にありますよ♪