仕事の質向上
最近、小規模多機能の仕事のバランスを
見直そうと、提案があがりました。
写真は各勤務と各時間帯に行っている仕事の
内容を抽出するためのたたき台です。
いい仕事をするためには無駄を省き、
効率化を図り、時間を作り出すとともに、
ケアのスピードと質の両方の向上と、
チームの団結力が欠かせません。
この表を基に、振り返りと、検討を進め、
業務改善→意識改革→仕事の質向上
を進めていきたいと思います☆
滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治
この提案、準備を進めてくれたのはこの男。
「あのちゃらんぽらんな
鉄矢から提案があがる
って事はやばいな。(笑)」
と和田行男より。
確かにヤバいか(汗)
皆で頑張ります~
「おせっかいネット」発動
久しぶりに投稿します。
グループホームの岡田です。
写真は、福島県の「おせっかいネット(災害支援法人ネットワーク)」
メンバーの、介護施設の近くに流れる川の氾濫した痕跡の写真です。
台風19号により、家屋に震災を受けた方や、
避難を余儀なくされている方へ、お見舞いを申し上げるとともに、
お亡くなりになられた方々のご冥福をお祈り致します。
東日本大震災の時に、東京から物資を福島へ搬入しましたが、
今回は10月23日、24日と、台風19号による被害を受けた
福島のグループホームへ災害支援として波の女代表で駆けつけました。
23日、名古屋から始発の新幹線で福島入りしましたが、
既に、おせっかいネットワークの方々が、災害発生翌日から何人も入られており、
土砂の排出や清掃、物置の中など整理されている状況でした。
迅速な対応により、1週間も経たないうちに
施設内は住める状態になり、避難をされていた入居者の方々も、
グループホームで生活を再開されていました。
しかし、細かいところまでは手が届いていない所も残っており、
自分達は、壁の片隅や、汚物室内や、洗濯機の下、
食器棚や冷蔵庫の下など、まだ砂埃が堆積しているところを、
消毒等をしながら、綺麗に掃除をさせて頂きました。
床の木目の間にも堆積しており、手拭きを何度も行いました。
ついでに、大掃除もできる範囲で行ってきました。
職員さんの休息の確保のためにもにも、入居者のシーツ交換等
もさせて頂きました。
滞在できる2日弱という時間の中で、出来る範囲の応援をしてきました。
その限られた時間の中で、理事長や管理者の方々と話をさせて頂きましたが、
「入居者の避難を、いつにするか?」
という状況把握・予測と、
「避難のタイミングが難しかった」
との事です。
結果、早めの対応により避難は出来たが、入居者の方を
施設に移動したものの、ユニットの生活していた人など
バラバラになり、翌日、避難場所を再度変更したことで、
入居者の方が混乱されたそうです。
また、水を含めば土嚢になるアイテムを準備していたのですが、
いざとなると、浸水した時に浮かび上がり、直ぐには土嚢としての
効力が無く、翌日土嚢になっていたとも話を聞きました。
「備えあれば憂いなし」いといいますが、
実際に事が起きると、様々な問題が生じるとを学ばせて頂きました。
「短い時間ですが、良かったのでしょうか?」
とお聞きすると、
「全国から、災害支援に入ってもらい、片付けをして頂いたことや、
数日間にわたり、支援を受けたことで、施設職員も励みになりました。
また、落ち着いた時期に応援に入ってもらうことで、私たちも気持ちに
余裕を持つことができました」
と、お話頂け、逆にお力を頂いたところです。
自衛隊の待機していたセンターの駐車場。
水害被害にあった使えなくなったものが積み上げられていましたが、
こんなものではなく、2メートル以上の水害を受けた住宅などの道路には、
砂埃の舞い上がる中、道端いっぱいに使えなくなった物が積み上げられていました。
自宅に被害を受けた方は、仕事もできず、
自宅などの片付けに追われる日々でもあり、
早く、復旧されることをお祈り致します。
グループホーム責任者 岡田 拓也
風
誰かが動くと、皆動く。
「調理」は複雑なので、様子みながら・・
という事も多いですが、
「洗濯」はシンプルな行為なので、
ちょっとしたきっかけで、
主体的に皆さん動きだされます。
「さぁ、洗濯物干そうかね。たたもうかね。」
そこには、さぁっと 同じ目的に向かって
体と心が動くきっかけの「風」が吹いているのでしょう。
そんな風を吹かすきっかけや、その風に吹かれて、
「やれる」「やれた」「これでいいんだ」
と、体感してもらえている姿を見せて頂けると、
仕事できてるなって思えたりします。
皆で一緒に暮らしを組み立てていきましょうね♪
滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治
糸通し
これも女性であればだれでもできる行為だと思いますが、
視力によっては、難易度が高まりますね。
「若いつもりなんだけどね(笑)」
いやいやこれは僕もできません。
誕生日
昨日は利用者さんの誕生日☆
クラブでは毎回ケーキを用意して、
お祝いをさせて頂いております。
1年1年 積みあがっていく人生。
人が生きていくってすごい事ですよね。
次の誕生日も、可能な限り能力の維持を目指しつつ
笑顔で迎えれるように、支援していけたらと思います。
1年後の先の姿を描きつつ、
そこに向かっていきたいと思います。
滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治
あっ! 次は自分の誕生日です。
どーでもいいですけど。笑
仕事してる + 若くなくなると、
誕生日の過ごし方って難しくなります~
別れ
別れは突然に。。
という訳ではありませんが、
ぼくらの仕事も色々な別れが時々あります。
お亡くなりになったとき
入院してそのまま戻れなくなったとき
医療行為の必要性が増え、対応できるところへ
娘や息子の所へ引越しに合わせ
などなど
今回は特別養護老人ホームの方へ行く
との事で、サービス利用が終わる方がみえます。
いざ別れとなると、
もっといい方法はなかったか
ああすれば良かったのではないか
ここでよかったのか
色々な思いがよぎります。
後悔とかはありませんが、
専門職としての使命を実践できたのか
自問自答する機会でもあります。
移動の日の昼食は寿司をとり、
皆で「お疲れ様&ありがとう会」を行いました☆
また会う機会があるといいのですが、
どうか、向こうでも頑張ってくださいね。
本当に色々ありがとうございました。
滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治
1ケ月ごしの・・
9月上旬から利用開始となったOさん。
(9月22日の記事の方)
なかなか難易度が高く、毎日訪問を朝夕するだけでこちらも手一杯。
なかなか仕事をさせてもらえないので、結果的にご本人さんの体調、
生活レベルが下がりかけているように感じました。
それでもめげず、ご本人のためにと、怒られても追い返されても
毎日通い続けて約1ケ月。
「風呂行ってみようか」
と声をかけてもらえました。
もちろんすぐ段取り進め、
時間と手間をかけながら、なんとか外へ連れ出して、
小規模多機能へ通い、入浴、食事をする事ができました。
いやぁ~ なかなか関り甲斐のある方です。
一筋縄ではいかないので、エネルギーと時間を
結構費やしますが、今回の外出、風呂をきっかけに
、何か良い方向に変わればいいなと思っています。
どこも受け入れは難しいようなので、
「継続」できる事を大切に、無理せず、
行政や医療機関と連携を図りながら、
暮らしをサポートしていきたいと思いますが、
最近、「1ケ月ごしの」という難易度の高い
関わりの難しい利用者さんが、続いていますので、
「継続」を念頭にぼちぼちやっていきたいと思います。
対応の難しい方のケアがうまくいった時の
達成感は格別なものがあります☆
きっと2歩下がるけど、それでも1歩前進ですね。
滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治
えっ!? 海外に波及?
こんな記事をみつけました。↓↓
お年寄りのウエイターが料理を運んでくる。
お客と会話をする様子を映し出し、時にはいろいろなゲームにも挑戦する。
ただそれだけのバラエティー番組が中国で大きな話題になった。
中国メディア魯網がこのほど、「なぜ、これほど多くの人が涙するのか!」と番組を特集している。
実は、この番組の人気の秘密は、なんとウエイターが全員「アルツハイマー型認知症」の患者なのだ。
平均年齢70歳以上のウエイターは注文を忘れてしまうし、
時には自分で招待したお客さえ、来店時には忘れてしまう。
しかし、「忘れられないレストラン」というタイトルも示すように、
このバラエティー番組は視聴者に忘れられない印象を残している。
自分で招待した親しい友人の顔を一時は忘れてしまってはいても、
名前を聞き、しばらく会話をするうちに突然記憶がよみがえり、
互いに抱き合い涙を流す。
「アルツハイマー型認知症」患者でもあるウエイターと、
招待された客たちのリアルな会話に視聴者は笑い、涙を流す。
同時に視聴者は、こうしたお年寄りたちの姿を通し、
アルツハイマーとは何か、家族とは何かについて考えさせられているのだ。
まさに、日本でも話題なったイベント「注文をまちがえる料理店」の
バラエティー版とも言えるこの番組。
この「忘れられないレストラン」を通して多くの中国人は
アルツハイマーについて正しく理解し、
多くのお年寄りたちもいくつになってもできる限り社会生活に参加する勇気をもらい、
多くの人たちに忘れられない印象を残しているようだ。
「注文をまちがえる料理店」
が、ヒントのなったのかどうかはわかりませんが、
ドキュメンタリーの番組となり、話題となり、
結果、認知症の理解や啓蒙活動といったことに
一役買う事になっているようです。
日本でもそれぞれの地域で広がりがありますが、
認知症になってもできる事をしながら、
人と社会の中で生きる姿から勇気や元気をもらえています。
もっともっと、どんどん
広がっていきますように☆
滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治
秋突入
10月に入り、残暑の峠も越えつつある名古屋です。
気温的、体感的にはまだまだ蒸し暑い日々ですが、
本日、秋の便りが届きました☆
利用者さんの関係の方が、本人さんにと、
大量の栗を持ってこられました。
それはもう、大量大量。
独り暮らしのMさんでは食べきれる訳もなく、
施設の皆さんでと差し入れとして頂きました。
さぁて、このおいしそうな栗をどうしよう??
早速利用者のみんなで作戦会議。
結果、定番の栗ご飯にしようとなり、
明日の昼食に向け、下準備に入りました。
皆で 切る・むく を繰り返し、
栗ご飯の下準備が進みます。
口に入るまでのこの工程が楽しいですよね。
皆で寄り合い、わいわいと、目的に向かい
もくもくと繰り返す有意義な時間・風景。
好きだなぁ♪
次の秋は何がくるか楽しみです☆
滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治
共に
波の女のスタイルとして、
「家族とともに支援にあたる」
という方向性があります。
もちろん、「皆」という訳でもありませんし、
「どうしても」という訳でもありません。
それぞれの家族にもいろいろな背景や
思いや事情等々があると思いますので。
でも、そこを踏まえた上で、可能な範囲や、
そのような方向性を示してみる中で、
ともに支援にあたってくれている家族もあります。
(「ともに」でないといけないという訳ではありません)
先日、家族との話をする中で、口腔機能の低下か、
脳の萎縮の関係からか、涎(よだれ)で服が汚れるという
話が出たので、首回りにタオルをまくのもなんなので、
「バンダナをオシャレに巻きますか」
という話になりました。
その二日後
何枚もバンダナを購入して、お持ち頂けていました。
速さにビックリ!!
別の話で、脱ぎ着しやすい服の方が本人には・・
とも話をさせて頂いたのですが、その服も届いていました。
「その家族はなんでも言ってください」
と言われていましたが、
こんな姿勢を見せられると、「頑張らないとな」と、
改めて思えました。
(家族の有無に関係なく、全ての利用者に対して)
家族側も共に支援にあたってもらえるって
勇気づけられますね☆
滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治
想いだけで・・
小規模多機能で受けた、新規の利用者の対応で、
悪戦苦闘の最近です。。。
あれこれ工夫や対策しても、
なかなか仕事をさせてもらえなかったり、
関係性を構築できなかったり・・
もともと、他の事業所での対応が難しとの事で、
波の女に話が来て(よくある話ですが)、
「それならば」「がんばってみます」
と受けたものの、あまり進展なしのこの頃です。
こちらが仕事をしようとすればするほど、
仕事をさせないようにと、利用者側も工夫してくしてくるので、
空振り、空回りになる事もあります。
もちろん、できている時もありますが。
「なんとかしなくちゃ」
と、チームでも考えながら、アプローチしていますが、
そんな時に、和田からメールが。
「想いだけで走らないようにね」と。
ふと、立ち返ってみる一言でした。
利用者さんの状態の把握と、
自分達の仕事やできる事できない事。
対応が難しく、空回りする中で、
冷静さや客観的視点がだんだん失われていたのかも
しれません。
自分達だけでなんとかしなくちゃ・・と
チームのスタッフににも、
負荷をかけてしまっていると思います。
まだできる事、対応でる事はありそうですが、
自分達にも限界や、やれない事や、医療との連携や、
線引きするとこや、工夫するところや、引くところや
自分達を護る事や、介護の仕事とは・・
と、頭をクールに、やるべきことをできる範囲で
やりながら、先や次のステップに向けて、
つないでいかなくてはと思っています。
「なんとかしなくちゃ!」
という思い・想いだけでは、
間違った所に行ってしまうかもしれないので、
クールな思考も同時に持ちつつ、
じっくりとやってみたいと思います☆
滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治
また台風ですね。
雨の影響が千葉にでないといいのですが。
心配しています。