1ケ月ごしの・・
9月上旬から利用開始となったOさん。
(9月22日の記事の方)
なかなか難易度が高く、毎日訪問を朝夕するだけでこちらも手一杯。
なかなか仕事をさせてもらえないので、結果的にご本人さんの体調、
生活レベルが下がりかけているように感じました。
それでもめげず、ご本人のためにと、怒られても追い返されても
毎日通い続けて約1ケ月。
「風呂行ってみようか」
と声をかけてもらえました。
もちろんすぐ段取り進め、
時間と手間をかけながら、なんとか外へ連れ出して、
小規模多機能へ通い、入浴、食事をする事ができました。
いやぁ~ なかなか関り甲斐のある方です。
一筋縄ではいかないので、エネルギーと時間を
結構費やしますが、今回の外出、風呂をきっかけに
、何か良い方向に変わればいいなと思っています。
どこも受け入れは難しいようなので、
「継続」できる事を大切に、無理せず、
行政や医療機関と連携を図りながら、
暮らしをサポートしていきたいと思いますが、
最近、「1ケ月ごしの」という難易度の高い
関わりの難しい利用者さんが、続いていますので、
「継続」を念頭にぼちぼちやっていきたいと思います。
対応の難しい方のケアがうまくいった時の
達成感は格別なものがあります☆
きっと2歩下がるけど、それでも1歩前進ですね。
滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治
えっ!? 海外に波及?
こんな記事をみつけました。↓↓
お年寄りのウエイターが料理を運んでくる。
お客と会話をする様子を映し出し、時にはいろいろなゲームにも挑戦する。
ただそれだけのバラエティー番組が中国で大きな話題になった。
中国メディア魯網がこのほど、「なぜ、これほど多くの人が涙するのか!」と番組を特集している。
実は、この番組の人気の秘密は、なんとウエイターが全員「アルツハイマー型認知症」の患者なのだ。
平均年齢70歳以上のウエイターは注文を忘れてしまうし、
時には自分で招待したお客さえ、来店時には忘れてしまう。
しかし、「忘れられないレストラン」というタイトルも示すように、
このバラエティー番組は視聴者に忘れられない印象を残している。
自分で招待した親しい友人の顔を一時は忘れてしまってはいても、
名前を聞き、しばらく会話をするうちに突然記憶がよみがえり、
互いに抱き合い涙を流す。
「アルツハイマー型認知症」患者でもあるウエイターと、
招待された客たちのリアルな会話に視聴者は笑い、涙を流す。
同時に視聴者は、こうしたお年寄りたちの姿を通し、
アルツハイマーとは何か、家族とは何かについて考えさせられているのだ。
まさに、日本でも話題なったイベント「注文をまちがえる料理店」の
バラエティー版とも言えるこの番組。
この「忘れられないレストラン」を通して多くの中国人は
アルツハイマーについて正しく理解し、
多くのお年寄りたちもいくつになってもできる限り社会生活に参加する勇気をもらい、
多くの人たちに忘れられない印象を残しているようだ。
「注文をまちがえる料理店」
が、ヒントのなったのかどうかはわかりませんが、
ドキュメンタリーの番組となり、話題となり、
結果、認知症の理解や啓蒙活動といったことに
一役買う事になっているようです。
日本でもそれぞれの地域で広がりがありますが、
認知症になってもできる事をしながら、
人と社会の中で生きる姿から勇気や元気をもらえています。
もっともっと、どんどん
広がっていきますように☆
滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治
秋突入
10月に入り、残暑の峠も越えつつある名古屋です。
気温的、体感的にはまだまだ蒸し暑い日々ですが、
本日、秋の便りが届きました☆
利用者さんの関係の方が、本人さんにと、
大量の栗を持ってこられました。
それはもう、大量大量。
独り暮らしのMさんでは食べきれる訳もなく、
施設の皆さんでと差し入れとして頂きました。
さぁて、このおいしそうな栗をどうしよう??
早速利用者のみんなで作戦会議。
結果、定番の栗ご飯にしようとなり、
明日の昼食に向け、下準備に入りました。
皆で 切る・むく を繰り返し、
栗ご飯の下準備が進みます。
口に入るまでのこの工程が楽しいですよね。
皆で寄り合い、わいわいと、目的に向かい
もくもくと繰り返す有意義な時間・風景。
好きだなぁ♪
次の秋は何がくるか楽しみです☆
滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治
共に
波の女のスタイルとして、
「家族とともに支援にあたる」
という方向性があります。
もちろん、「皆」という訳でもありませんし、
「どうしても」という訳でもありません。
それぞれの家族にもいろいろな背景や
思いや事情等々があると思いますので。
でも、そこを踏まえた上で、可能な範囲や、
そのような方向性を示してみる中で、
ともに支援にあたってくれている家族もあります。
(「ともに」でないといけないという訳ではありません)
先日、家族との話をする中で、口腔機能の低下か、
脳の萎縮の関係からか、涎(よだれ)で服が汚れるという
話が出たので、首回りにタオルをまくのもなんなので、
「バンダナをオシャレに巻きますか」
という話になりました。
その二日後
何枚もバンダナを購入して、お持ち頂けていました。
速さにビックリ!!
別の話で、脱ぎ着しやすい服の方が本人には・・
とも話をさせて頂いたのですが、その服も届いていました。
「その家族はなんでも言ってください」
と言われていましたが、
こんな姿勢を見せられると、「頑張らないとな」と、
改めて思えました。
(家族の有無に関係なく、全ての利用者に対して)
家族側も共に支援にあたってもらえるって
勇気づけられますね☆
滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治
想いだけで・・
小規模多機能で受けた、新規の利用者の対応で、
悪戦苦闘の最近です。。。
あれこれ工夫や対策しても、
なかなか仕事をさせてもらえなかったり、
関係性を構築できなかったり・・
もともと、他の事業所での対応が難しとの事で、
波の女に話が来て(よくある話ですが)、
「それならば」「がんばってみます」
と受けたものの、あまり進展なしのこの頃です。
こちらが仕事をしようとすればするほど、
仕事をさせないようにと、利用者側も工夫してくしてくるので、
空振り、空回りになる事もあります。
もちろん、できている時もありますが。
「なんとかしなくちゃ」
と、チームでも考えながら、アプローチしていますが、
そんな時に、和田からメールが。
「想いだけで走らないようにね」と。
ふと、立ち返ってみる一言でした。
利用者さんの状態の把握と、
自分達の仕事やできる事できない事。
対応が難しく、空回りする中で、
冷静さや客観的視点がだんだん失われていたのかも
しれません。
自分達だけでなんとかしなくちゃ・・と
チームのスタッフににも、
負荷をかけてしまっていると思います。
まだできる事、対応でる事はありそうですが、
自分達にも限界や、やれない事や、医療との連携や、
線引きするとこや、工夫するところや、引くところや
自分達を護る事や、介護の仕事とは・・
と、頭をクールに、やるべきことをできる範囲で
やりながら、先や次のステップに向けて、
つないでいかなくてはと思っています。
「なんとかしなくちゃ!」
という思い・想いだけでは、
間違った所に行ってしまうかもしれないので、
クールな思考も同時に持ちつつ、
じっくりとやってみたいと思います☆
滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治
また台風ですね。
雨の影響が千葉にでないといいのですが。
心配しています。
まさか、こんなことが・・
台風の影響による、千葉県の停電、断水の状況を
とても心配しております。
こんなニュースも目いしました。
私達、介護関係者にとっても、
切実な問題です。
自分で自分の身を護りにくい、要介護の方々。
環境の影響をもろに受けてしまいます。
気温、水分や食事、トイレ環境、明かり・・
まさか台風でこんなことになるとは・・
あまり考えたこともなかったです。
建物の損壊は少なくても、地域全体の中で、電気がとまると、水道、空調、照明、燃料
、情報等、様々な不具合に連動してしまうのですね。
まさか台風でこんな・・・
地震や火事の備えにプラスして、
台風への備えも想定しておかなければなりませんね。
この状況下の中で、屋根補修や義援金に絡めた
詐欺まがいのとんでもない事も増えているとか。
まだまだ続く見込みの停電。
くれぐれも気を付けて。
そして、僕らに何ができるか、考えねばですね。
滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治
*すみません、13日にこの記事をアップしたつもりで
いましたが、下書きで終わってましたので、
今回分として掲載させて頂きます。
砦
小規模多機能に、新規利用希望の話がきました。
まだご本人とお会いしていないのですが、
対応が難しいとの事で、どこの事業所も
「これ以上は関わるのは難しい」
という状況に追い込まれているそうです。
その行きつく先の一つが、「波の女」でありました。
近隣の介護関係者には、困った時の「波の女」という、
期待を感じる時がありますが、最近続いていますね。
事業所としては、なんとかその期待、使命に応える
ことができるよう、尽力していきたいと思います。
相当に対策とエネルギーを使いますが、
いつか自分達、事業所に還ってくるものだと思いますし、
困難に立ち向かう中、先に、僕らのスキルアップと、
信頼感と社会的役割を担える訳ですので、
どんと構えて、受け入れていきたいと思います。
また、報告させて頂きますね。
頑張ります~☆
滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治
和田から関係者の皆様へご案内があります。
親愛なる皆様へ
NHKプロフェッショナルという番組で、
認知症関連で放送された三名
(福岡県の大谷さん、神奈川県の加藤さん、ぼく)
を一本に編集したものが制作され、
放送されることになりました。
番組名
プロフェッショナル仕事の流儀
『その人らしさを見つめて. 認知症ケアのプロS P 』
再放送予定 (3日に放送されたものです)
09月10日(火)0時20分~1時10分 (夜中です)
NHK総合、全国
※事件や事故で変わることもあるようです。
との事です。
ぜひご覧ください。
広がり
本日、自分の携帯のニュースをチェックしたら、
知った顔が映し出されました。笑
全国に広がりをみせるこの企画、取り組み。
とても大切な事だと思います。
賛否色々な意見が出たりもしますが、
意見を出すだけ、批判をするだけで、
実際にアクションしない方々よりかは、
実際に認知症の方々が社会の中で
輝き、その姿から何かを感じ、
次の展開ににつながっている
この取組は際立っていると思います。
認知症になってしまった方々も
社会全体も、みんな輝けたり、
助け合えたり、理解し合えたり
していけたらいいですね☆
*携帯画面をコピー、貼り付けしましたので、
みにくかったらすみません。
滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治
和田から関係者の皆様へご案内があります。
親愛なる皆様へ
NHKプロフェッショナルという番組で、
認知症関連で放送された三名
(福岡県の大谷さん、神奈川県の加藤さん、ぼく)
を一本に編集したものが制作され、
放送されることになりました。
番組名
プロフェッショナル仕事の流儀
『その人らしさを見つめて. 認知症ケアのプロS P 』
放送予定
09月03日(火)22時30分~23時20分
NHK総合、全国
※事件や事故で変わることもあるようです。
との事です。
ぜひご覧ください。
☆名古屋☆
前々回の投稿で紹介させて頂いた
沖縄から来た、インターンシップのお二人。
デイサービス、グループホーム、小規模多機能で
体験をして頂きました。
その後の感想等から、有意義な機会になったのでは
ないでしょうか。
予定していたプログラム以外は、フリータイムと、
観光も少しして頂き、沖縄へ戻って行かれました。
名古屋と言えば・・・
いくつか代表的なものがありますが、
まずは、味噌カツ「矢場とん」
暖かい沖縄は、薄味が多いイメージなのですが、
名古屋の味噌料理の一つはどうだったでしょう☆
最終日、沖縄に帰る前に少し時間があったのですが、
「どこ行こう?」
となり、なんとなくこちら側としては、
「名古屋っぽいものを」を中心に組み立てようと
相談しました。
「名古屋城に、味噌煮込みうどん」
でどうかと思いましたが、若者視点で別の
選択肢も設けました。
「オアシス21に、スイーツパラダイス
(ケーキを中心とするデザートバイキング)」
結果、「お願いします!!」と
即決で後者のコースに。
ちょうど、「日本ど真ん中祭り」
もやっていました。
短時間ではありましたが、
楽しんで頂けるコースになったと思います♪
明るい南の風を持ってきてくれた
お二人に感謝☆
よかったら、卒業後は名古屋に
来てくださいね☆
滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治
オジサン視点で、
名古屋城に味噌煮込みうどん・・
古いかっ!! 笑
引継ぎ
小規模多機能で新規利用者の登録がありました。
今回は法人内のデイサービスからの移動です。
最近体調が思わしくなく、小規模の泊りサービスを活用して
受診や食事水分等の基本的な所から整えようかと思っています。
時々顔見知りのスタッフがいるくらいで、
初めて尽くしの環境や泊りの機会。
どうなるのかと思っていたのですが・・・
1日もたたないうちに、
自ら気づいて、食器の片づけ(下げる、洗う、拭く、収納)
台ふき、洗濯たたみや干し、なんでも行われるではないですか!
しまいには、他の利用者の下膳から、お茶配りまでフルコース☆
自ら気づいて、考えて、行動されるあたり
すばらしい生活能力、認知能力です。
元々の生活習慣や気質、他者との関係性等々
色々な要素をお持ちだと思うのですが、
こんな一言から、さすが雁道デイサービス!と思えました。
「先生たちはこんなこと(家事等)、せんでもいいよ
私達の仕事だでね」と。
これは、滝子で身についたものではなく、
雁道デイサービスでの日頃からの動きからくるものだと
すぐにわかりました。
さすが。いい仕事をしてくれてますね☆
利用者の能力を活かし、引き出し続けると、
サービスが変わっても、その能力、習慣は
引き継がれていくものですね。
これからも連携を図っていきましょう☆
滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治
「友達になった〇〇さんのお迎えにいきませんか?」
「いくいく!」
なんでもありですね☆
素晴らしい。