今日も暑い昼夜です
梅雨が明けていないとはいえ、暑い日々が続いています。
毎日、買い物に出かけられる車椅子の方の新アイテムを試用中。
車椅子のパイプに取り付けられる日傘です。
介助者が押す時に前が少し見にくいのですが、なかなかいいですね。
ホームセンターのアウトドアコーナーにて1000円くらいで販売中~
本日、ちょうど3ヶ月ぶりにいきつけの床屋に行かれたI氏。
本日も31段の階段を必死に上り下りされました。
なんとか維持できているようです。
毎日、活動不足もあって夜間不眠気味のI氏。
床屋の後は買い物にも行かれ、今夜はゆっくり休めるかな・・・
と思いきや、先ほど夜勤者から悲鳴の連絡が。(もともとは違う相談ですが)
やたら元気なご様子で「委員会を立ち上げよう!」等々はりきっていらっしゃる様子。
昼間の活動の余韻ですかね。
がんばれ夜勤者! 笑
滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治
「心地よさ」を乗っける
昼食の食材の買い物に誰が行くか? がきっかけで大喧嘩が勃発しました。
そのまま決行すると、わだかまりが残る可能性大。
ということで、急遽買い物は中止しました。
認知症という状態にある方々にとって、今回の出来事はどのような影響が残るのか・・・
出来事(エピソード)の記憶を忘れがちなのが、認知症という状態にある方の特徴です。
記憶に残っている場合は、その人の置かれた状況に応じて変形する場合もあります。
自分にとって都合のいい?記憶にすり替わったりします。
(事実と異なる記憶に置き換わったりします)
忘れがちなエピソード記憶ではありますが、その時の感情は残りがちです。
今回の出来事も、明日になれば具体的なやり取りは忘れていることでしょう。
でも、今回の互いに「嫌だなぁ」という感情は結構根深く残っていくと考えると、手を打っていく必要があります。
狭い空間で共同で暮らしていく訳ですので、嫌な気持ちばかりでは酷というものです。
ということで、「皆でデパートへ行ってご飯食べて、買い物をしにこう!」と企画を打ち出しました。
「嫌な事」の後には「心地よさ」を乗っけて終わる。
これが私達の大切な仕事の一部であります。
45分かけて徒歩、車椅子でデパートへ。
皆で昼食を食べ・・
皆で「買いたい」といっていたものを購入し・・
感情の一番上に「心地よさ」を乗っけて終わる。。。
こんな関係作りも大切にしていきたいものですね。
夜には「七夕」ということで皆で月を見上げていました。
「願いごとは?」
「お金がたくさん入りますように・・」
ちゃっかりしてますなぁ~ と大笑い
滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治
「フライドチキンうまいわ~」
夜勤明けのスタッフ(和田)の協力で、今日もなんとか過ぎました。
ありがとうございます。
「?」 を大切に
「なんで(どうして) そんなことするの!」
時々お元気な方が、とんちんかんな方に対して厳しい指摘をされます。
「そんな」は、「!」として感情的にその方に向けられがちです。
「そんなこと」は目で見える現象です。
そこばかりが目につき、カッカしてしまいがちです。
でも本来は「なんで」「どうして」という目に見えない部分に「?」を付けて、起っている現象の原因を察することが大切なのだと思います。
そこが抜けてしまうと、目の前の現象に振り回されるのに終始してしまいます。
そんな「!」は認知症という状態でなくても、私達でもありがちです。
起っている現象、言動には必ずその行動をとる「心理」や「流れ」があります。
そこに目や、心を注ぐことが大切なのだと思います。
滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治
洗濯物を干し終わって一休み
あれ!? そこに椅子は2つしか置いていないのですが・・
おねだり
先日出勤すると、4人の入居者さんから声がかりました。
両手をすりすりしながら「先生~ お願いがあるんですけど~」
と甘い声。
笑顔で「嫌です」と即答。
一同大笑い。
「というのは冗談で、何でしょうか?」と伺いました。
「今日天気いいので、どこかに連れて行ってほしなぁ~」とのこと。
「いいですけど、どこに行きたいかは皆さんからご提案下さいね」とお伝えさせて頂きました。
「連れて行く」より「自分で行く」「行けるように」が大切ですが、新しい入居者さんとの関係作りに大切な時期ですので、そこは快く承諾。
ということで、午後から急遽お出かけ。
時間の関係もあり、イオンへ向かいました。
上手な人の活用の仕方ですね。
認知症があっても、人とうまくやっていくステキな能力です。
滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治
アイスを食べ、フライドチキンを買って帰る・・
私達と変わらないですね。
予測・備えは大切です
お久しぶりです。グループホーム一階 舟橋です。
とある日、社長・役員和田と出かける少し前に、約束していた時間まで多少の時間があったので、喫茶店に入りモーニングを食べていました。
まだコーヒーが半分程残っている途中…
社長から着信~♪
僕「もしもし、舟橋です。おはようございます」
社長「車がガス欠しちゃって~、今すぐこれる?」と。
※会話内容は曖昧な記憶で書いてます。
僕 \(゜ロ\)(/ロ゜)/
という事で、残っていたコーヒーを一気に飲み支払して
目的の場所まで、猛ダッシュ!!!!!!!!!!!!
その先には…
こんな姿が…。
舟橋、我慢できずに、大爆笑してしまいました。
※僕もガソリンスタンドまで一緒に車を押しました。ザ・チームワーク(笑)
滝子通一丁目福祉施設 1階リーダー 舟橋 琢磨
「納得」が大切
夜間の廊下でなにやら声がしています・・・
風呂上りの方が別の方に愚痴をこぼしてみえました。
「私の下着やタオルを持ってかれた(スタッフに)」
入浴時にご自身で洗ったものを、自分の部屋の前に干そうとされていたそうです。
衛生面を考慮し、スタッフがご本人の同意をもらい預かったそうですが・・・
基本的にご自身で干したいという思いがあるのでしょう。
数分たち、記憶障害もあるので「持ってかれた」
ごもっともです。
スタッフに問いました。
「どうしたらいい?」
「???」
その場では納得しても、忘れてしまい被害感を感じられるのであれば、アプローチを変えなければなりません。
この場合、大切な下着が「ご自身の手にある」「ご自身で干す」ということが大切だと思うのです。
でも、衛生面を考慮し、洗剤や洗濯機で洗濯したいものです。
両立するには・・・
こそっと部屋から似た下着をお借りしておいて、濡らしておく。
それをタイミングをみて巻き替える。
洗濯したものはこそっと返却。
本人の手に下着。
大切にしたいものです。
滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治
人間関係調整
本日は大須へぶらつきに出ました。
リクエストに応えるためだけの外出ではありません。
新しく2階に加わった入居者さんと他の入居者さんとの関係作りが目的です。
人は、共に生活行為(買い物、食事作り・片付け、掃除、洗濯等)を行い、共に食を囲むことで共属感情が深まる生き物です。
時には外出を活用することも同様の効果があると思います。
そんな中で、色々な人間関係の組合せを模索中です。
あまり相性がいいとはいえない2人もくっつけてみます。
なかななかいい雰囲気ではありませんか。
ところが夜になると、ボス格の入居者さんが、新しい方にあたり始めました。
仲が良くなる2人に対する、ひがみねたみが発生した模様。
なかなか手ごわいものです。
でもそれを調整していくのが、共同生活を支援する上での仕事です。
言い争い時の後に、全体か個々のフォローをしなくてはなりません。
ほかっておくと、嫌な感情だけが残っていくことになりやすいからです。
丁寧にあきらめずに、人間関係の調整に励みたいものです。
滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治
ここ3日間のあれこれ
年寄りだってキャップはかぶります
買い物に行く時はピンクの服でも・・
出先で服を買い・・
店で着替え、帰りはオシャレさんに(一番後ろ)
近所の方も一緒に買い物へ(一番後ろ)
休憩中 コーヒーで乾杯!
「お金足りるかなぁ~」
暑いので、もう一汗かきかき
「おばあちゃん 細かくしてあげるね」
犬猿の仲も、3日ぶりに会えば素敵な関係☆
こちらは、3日ぶりで愚痴大会
釜飯の食事会? いえいえ会議中です
社長の取り計らいで釜飯の差し入れ☆
リーダーの話も聞かずに食べるスタッフ達
そのリーダーの車 虫だらけ・・ 気持ち悪い
和田が参加した奈良県のトークライブへ行った時の残骸
名古屋は薄ら雲なのに・・
自宅の小牧はゲリラ豪雨~
恐るべし・・・
滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治
私の釜飯は「すっぽん」入り
今日は寝れるのだろうか・・・
いろいろな形
新しく来られた入居者の歓迎会を兼ねて、夕食は寿司をとりました。
いつもは個々人で食べたいものをそれぞれ注文しています。
今回は新しい試みで、4人前のオケを内緒で注文しました。
(皆さんに伺うと必ず個別になりますので)
私達であれば皆でオケを囲み、食べたいものを都度取る事が多いと思います。
入居者の皆さんはどうなることやら。。。
「あら~豪華ね~」
「でもこんなのできちゃってるから、分けなくちゃいけないね」
やはりそうなりましたか・・・
オケは2つ注文してあるので、片方のテーブルの方々にはスタッフでアプローチ。
「食べたいものを取ってくださいね」
片方のテーブルは順番にそれぞれ取り分けていきます。
取り放題となると謙虚になるのか、皆少なめに取っていきます。
結果、結構余ってしまいました。
他者に配慮する能力って素敵ですね☆
という事で綺麗に取り分けられたテーブルと、そうでないテーブルでの夕食でした。
「ぐちゃぐちゃですね~(スタッフ)」
「食べれば同じだわ」
ごもっとも・・・
滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治
WinWinを目指して
以前より段取りを進めていた1階I様と2階U様の居室移動。
I様は自立度の高い方。
U様はとんちんかん度の高い方。
それぞれのフロアで、自立度の高さ、とんちんかん度の高さで他入居者との折り合いが良くない状態が続いていました。
本来は人間関係の調整も仕事の内です。
相性や関係性が悪いから引き離すという安易な方法をとらない方針です。
ですので結構長い期間、そこの調整に挑み続けてきました。
しかし、ご本人さん達以外への良くない波及効果も結構出てきていました。
職員のストレスも結構なものです。
という事でやるべき事をやり続けましたが、ご本人さん達にとってのストレス等の負荷も考え、今回の居室移動に至りました。
ご本人さん達のための居室移動であるのは事実です。
しかし職員側の調整力不足も事実です。
あとは互いにとって、職員にとってもWinWinになるように尽力あるのみです。
先ほど、早速朗報が入りました。
2階ではなかなか入浴がしにくかったU様。
1階に移動し、入浴支援をしたらすんなり入れたとのこと。
調整力不足はありましたが、それを糧に前に進んでいきたいと思います。
滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治